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本・あさのあつこ 「スーサ」

2011-04-30 05:54:45 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

          スーサ

 内容(「BOOK」データベースより)
歩美は14歳。夢見がちで、「フシギちゃん」と呼ばれている。運動は苦手。親友の智香は陸上部のキャプテンで人気者だ。智香の祖母・文子が語ってくれた、時空を超えてあらゆるものを売り買いするという幻の商人“スーサ”の話に歩美の心はふるえた。ところが、智香は事故で急逝。もう一度、智香に会いたいと願う歩美。深夜、“スーサ”が現れ、歩美の漆黒の長い髪と交換に取引が成立。歩美の冒険が始まった。

 スーサはなぜか途中からデーモン閣下として現れました???
もっとちゃんと智香と会えるのかな?と思っていたけれど、やっぱりあのサヨナラは智香でしたね。そしてあの赤ちゃんの泣き声は・・・

帰るのは自分の部屋かと思ったら、コンビニでしたね。

 約2時間の冒険旅行でした。

三日分の命をスーサと取引した文子おばあちゃんは・・・ ステキ 
いまどき読み聞かせはできても、なかなかこういうお話をしてくれるおばあちゃんはいなくなりました。

むか~し昔 夏になると通りに出した縁台でスイカを食べながら、本当は落語家になりたかったんでょ?と突っ込みたくなる近所のじいさんの話は怖いけれど面白かった。
おめえも座って食ってけ!振り向いても誰もいないじゃない・・・こんなホントだか冗談だか嘘なのかの話を子ども相手にまじめに話していたのです。ま!大人は、又始まった。と相手にしませんでしたから。
そんな日は決まってお風呂に行くのに、一緒に行って待ってて!と・・・何言ってんの面白がって聞いてたくせに!・・・

昔、我が家にお風呂はなく、祖父のいる母屋にだけお風呂があったのです。庭にはお稲荷さんがありました。その小さな赤い鳥居をくぐって行くのが  怖くて大騒ぎしていました。
お稲荷さんの反対側から行こうにも、そちらには池があり、カッパが住んでいたからもっと怖かったのです。

カッパよりキツネのほうが怖くはなかったのでしょう。

東京の下町には、こんなじいさんやばあさんがいて、子どもの成長に大きく影響したのです。たぶん・・・

ある日の事・・・空は暗くなり今にも泣き出しそう、スーパーで二人のチビッコが行く手を塞いでいます。親はどこだっ!?と今にも爆発しそうな後ろにいたおばちゃんの「通れないからどきな!」 には耳をかさず・・・そこで、昔の下町子どもはその子どもの目の高さまでかがんで 「ねぇ、外見て、真っ暗、もうすぐ雨降るよ。おばちゃんね、お水に濡れると溶けちゃうの。だから早くお家に帰らないと大変なの。どいてくれる?」 と、お願いしてみました。見事に道が出来ました。。。 

な~んて事・・・思い出しました。  

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栃木市 横山郷土館

2011-04-29 05:51:23 | 建造物 栃木・群馬・茨城・山形・福島




 

      

横山郷土館店舗及び住居・・・木造2階建ての明治期の建物  国の登録有形文化財(建造物) 

「横山家は巴波川の舟運を利用して苧麻問屋を営み栄えた家で,川沿いの道路に面して広い屋敷地を構える。東面して接道する主屋は,前面を店舗,後方を住宅とし,正面をつし2階の町家風にした特徴あるつくりになる。店舗内部は北半を問屋,南半を銀行とする。」

                 枝垂れ桃 が満開の庭園にある洋館 



         

 

横山郷土館離れ・・・木造平屋建ての大正期の建物  国の登録有形文化財(建造物) 

「店舗及び住宅の後方,屋敷地の西方に建つ。外観はハーフティンバー形式を用いて洋風でまとめる。内部は和風を基調とするが天井を洋風につくるなど和洋折衷の意匠になる。小規模ながら完成度の高い洋風建築である。」

「大正7年に建てられたこの洋館は、二代目横山定助の妻シズが建てたものです。
洋行経験のあるシズはこの洋館を特に気に入り、病に臥せっていたある夜、洋館に向かう廊下まで這って行き最期を迎えた、との逸話もあります。
平成15年春、栃木市の補助をいただき、美しくお化粧直しをいたしました。」

前はこいのぼりが泳いでいた巴波川・・・のどかです。

そこで、何か食べたら入場料が要らない~のお言葉に誘われて、差額を+して・・・ちょいとお茶なんかしてきました。

小さな洋館と満開の枝垂れ桃を見ながら、着いて早々に・・・

枝垂れ桃 って初めて見ました。以前住んでいたところでは、梅、杏、桜、桃 が見事に咲くところでしたが、どれがどれ?
聞かれた近所の友人も えっと~!ちょっと待って、お義母さんに聞いてくるから~・・・
 桜だけはわかりましたよ。

借りていた家の木は彼女が杏と言ったのでずっと杏だと思って、杏の花なんて見たことないでしょ?と、押し花にして自慢げに葉書に貼り付けあちこちに送っていたら、実は梅だった。何てこともありました。めんどくさいから訂正はしていません。


コーヒーでも・・・と言っていたのに、 「あんみつくださ~い!」   こんなこともあるんです。

 



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栃木市役所別館(旧栃木町役場庁舎)

2011-04-28 06:01:25 | 建造物 栃木・群馬・茨城・山形・福島




 

         

 

   国の登録有形文化財(建造物)  です。


栃木は、明治17年(1884)年までは、県庁所在地でした。
大正10年(1921)に宇都宮に移転した栃木県庁の跡地に栃木町役場庁舎として、塔屋のある木造2階建ての洋風の建物が建設されたのがこちらです。
元は1階に事務室、食堂など、2階には議場、貴賓室などあったそうで、車寄せのある正面玄関、1階はブルーの下見板張り。遠くからでも美しい建物は目立ちます。

現在は、栃木市役所の別館として商工観光課や文化課などが入っています。

鯉の泳いでいたお堀は県庁時代からのもので 県庁堀 と呼ばれ残っています。お水がとてもきれいでした。

         

駐車車は休日でしたので開放されていました。こちらに止めさせていただいて散策しました。

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本・池井戸潤 「下町ロケット」

2011-04-27 05:39:58 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

       下町ロケット

 作品の紹介
取引先大企業「来月末までで取引終了にしてくれ」メインバンク「そもそも会社の存続が無理」ライバル大手企業「特許侵害で訴えたら、...どれだけ耐えられる?」帝国重工「子会社にしてしまえば技術も特許も自由に使える」―佃製作所、まさに崖っプチ。「Google ブック検索」より

 池井戸作品にまたもや飲み込まれました。
え~~~!ちょっとちょっとそれは・・・えー!それでどうなるの?まっ、大変!
読み始めたらこんな感じで、気になってしまい、 夕食いらないよ~!に、 

「自分の都合のいいときだけすり寄ってくるような商売はよしとくれ。いいときも悪いときも、信じ合っていくのが本当のビジネスなんじゃないのか」銀行に言った佃のことば
ま!銀行なんてこんなもんだし、この際ぜ~んぜん関係ないんだわ。なめんなよー下町の町工場を!
だいたいが高ビーのイヤシンボウ銀行!逆高ビーはスカッときます。

財前がいい!が部下の富山はダメだな、ありゃー!
真野はどうなった?と思っていたらちゃんと社長が・・・

種子島は最高でした。感動しました。夢を追うってなかなかできないけれど、やってしまった社長はすごい!別れた奥さん・・・いい。

いろんな事があるんだけれど、そうでしたか~・・・そういうことでしたか~・・・がたくさんっ!

           おもしろいっ!最高っ! 

              実はこういうのが好きだったのね・・・?

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本・黒野伸一 「ア・ハッピーファミリー」

2011-04-25 05:47:02 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

         ア・ハッピーファミリー

 作品の紹介
坂本家はサザエさんちと同じ七人家族。ニートの父親、サプリ漬けのばあさん、いじめに悩む長男、かさぶたができるまで頭を掻きむしる二女etc...七人家族があゆむ、へたくそで、ばらばらで、泣きたくなるほどあったかい日々。第一回きらら文学賞受賞作。「Google ブック検索」より

 家族がいたらその人数分だけ色々なことがあるわけで、坂本家も7人分

息子を溺愛して変なお父さんに仕上げちゃったのかもしれないおばあちゃんが、肝心な時に威力を発揮して面白かった。
それに、子どもたちは私の知らない所できっと、いろいろなことたくさんがあって、全部乗り越えてきたのだろうなぁ~と、遅ればせながら、たのもしく思った。
と言っても、私との間にもいろいろあって、彼らも大変だったんだ!と、この本を読んで少しは反省したのでした。

最後はちょっと笑っちゃう・・・ア・ハッピーファミリー でした。

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本・群ようこ 「それなりに生きている」

2011-04-23 05:40:08 | 図書館本 読書備忘録 
                        図書館本 

        それなりに生きている

 作品の紹介
日当たりの良い場所を目指して仲間を蹴落とそうと必死な四天王寺のカメ。迷子札を首につけてのんびり歩いているご近所のネコ、自己管理をしているイヌ。小さいことで悩むのがアホらしいと思えてくるエッセイ。「Google ブック検索」より

 猫の話がすごく面白くて、猫といっしょもいいかな~なんて思ったのです。

猫が会議をするとか、その結果団体行動するとかの話を読んだことがありますが、群さんはお話できるんですね。
飼い猫の しいちゃん だけではなく・・・近所のおしゃべり猫のはなしも興味深く読みました。

それと 骨盤体操はずい分前からずっとやり続けているけれど、いっこうに体重は減りません。ま、あれだけ食べているのだから、骨盤体操のおかげでびっくりするほど太らないっ!て思ったほうがいいかな~と結論付けました。

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本・小川洋子 「猫を抱いて象と泳ぐ」

2011-04-20 05:45:21 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

          猫を抱いて象と泳ぐ

 作品の紹介
伝説のチェスプレーヤー、リトル・アリョーヒンの密やかな奇跡。触れ合うことも、語り合うことさえできないのに...大切な人にそっと囁きかけたくなる物語です。「Google ブック検索」より

 「冒頭、デパートの屋上で大きくなり過ぎた象が降りられなくなった挿話が振られ、元運転手も太り過ぎてバスの中で病死する。大きくなることを恐れた少年は、11歳で身体の成長を止めてしまう。」それが リトル・アリョーヒン そして実在していたのですよね。

静かな作品・・・おわりはとても切なく、まるで上質の映画を観ているようでした。

子どもがいつまでもそれを手放さないように、おばあちゃんの布巾は洗濯もされずに体の一部となって亡くなるまで、小さくなるまで持っていた。それは娘が亡くなったから。。。

大きくなりすぎてデパートの屋上から降りられなくなってしまった象のインディラ。
高島屋の象の高子は屋上から階段を下りて動物園に行ったのです。という話を思い出しました。

いい劇場でいい映画をみた帰り道・・・何となく幸せになる。そんな感じの本でした。

チェスの事はまったくわかりません。。。

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本・朱川湊人 「白い部屋で月の歌を」

2011-04-19 05:40:35 | 図書館本 読書備忘録 


 作品の紹介
ジュンは霊能力者シシィのもとで除霊のアシスタントをしている。仕事は霊魂を体内に受け入れること。彼にとっては霊たちが自分の内側の白い部屋に入ってくるように見えているのだ。ある日、殺傷沙汰のショックで生きながら霊魂が抜けてしまった少女・エリカを救うことに成功する。だが、白い部屋でエリカと語ったジュンはその面影に恋をしてしまったのだった...。斬新な設定を意外なラストまで導き、ヴィジョン豊かな美しい文体で読ませる新感覚ホラーの登場。第十回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作。「Google ブック検索」より

 ホラーだっ! 今更ですがホラーです。

「白い部屋で月の歌を」
ジュンは・・・えーーーっ!なんとそうだったの?歩く練習していたのに???
やっぱり不思議の世界に・・・連れて行ってもらいました。
見える人にはみえるのね~、ここでも普通に歩いている人が居ました。こぎれいな格好で・・・
最後はちょっと残酷だけど ホラーですから 

「鉄柱(クロガネノミハシラ)」
ホラーはホラーだけど・・・切なホラー
こんな町 どこかに本当にひっそりとあったりするかも・・・?
途中から予測がついて、やっぱりそうなると思った~って、思わせるように書いているのでしょ?
いいですね~!朱川作品

「かたみ歌」ではまって読み始めた朱川作品 読んでしまいました。 
次ぎ行ってみよぅ!ったって、中には途中でヤメたり立ち読みでヤメたのもありますが・・・作品はもうないのです。 
つまな~い!  新作はいつかな~? アンソロジーでも探してみよっか!

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本・奥田英朗 「イン・ザ・プール」

2011-04-17 05:53:25 | 図書館本 読書備忘録 
                       図書館本 

         イン・ザ・プール (文春文庫)

 作品の紹介
「いらっしゃーい」。伊良部総合病院地下にある神経科を訪ねた患者たちは、甲高い声に迎えられる。色白で太ったその精神科医の名は伊良部一郎。そしてそこで待ち受ける前代未聞の体験。プール依存症、陰茎強直症、妄想癖...訪れる人々も変だが、治療する医者のほうがもっと変。こいつは利口か、馬鹿か?名医か、ヤブ医者か。「Google ブック検索」より

 「空中ブランコ」より先に出ていたのが こちらだったんですね。
そして、ドラマになってたよ~と聞かされたけれど見ていなくて良かった。俳優が徳重聡と聞き、ゲッ!全然イメージが違うではありませんか。ま!そんなことはいいとして。。。

ストレス性体調不良、 自意識過剰、 ケータイ中毒、 自分で診断を下して病院に来た強迫神経症・・・もうひとつは関係ないからいいや。

可笑しいよね~、ふきだしてばっかり!とは言ったものの
手帳が予定で埋まっていないと不安になるって人がむか~しいました。何日あいているんだけれど、どっか行かない? とか、あいているから予定入れなくちゃ落ち着かない・・・これも度がすぎると、強迫神経症と自分で診断を下し伊良部総合病院の地下にある神経科に行くことになったのでしょうかしらん?なにごともほどほどに・・・ってことなのでしょう。 

がしかし、グリムス育成し地球温暖化防止に役にたつのだ!と証して、こうしてブログを毎日のように更新し、お留守の時は予約投稿までしている私って・・・最近ちょっとアヤシイカモシレナイと危惧することもないわけではないのです・・・
とりあえず楽しいからいっかな?ってことでおいといて・・・

ってな訳で、名医なんだか迷医なんだか、たぶん名医な 医学博士・伊良部一郎 楽しませていただきました。笑えたっ! そしてもう一冊「町長選挙」がありますね。笑えるっ!まだ読んでいないのに・・・

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本・宮部みゆき 「今夜は眠れない」

2011-04-15 05:57:54 | 図書館本 読書備忘録 
         今夜は眠れない (角川文庫)

 作品の紹介
母さんと父さんは今年で結婚十五年目、僕は中学一年生でサッカー部員。そんなごく普通の平和な我が家に、ある日突然、暗雲がたちこめた。“放浪の相場師”とよばれた人物が母さんに五億円もの財産を遺贈したのだ。お隣さんや同級生は態度がかわり、見ず知らずのおかしな人たちからは脅迫電話があり、おまけに母さんの過去を疑う父さんは家出をし...。相場師はなぜ母さんに大金を遺したのか?こわれかけた家族の絆を取り戻すため、僕は親友で将棋部のエースの島崎と真相究明の調査にのりだした。「Google ブック検索」より

 島崎君という友達が良い!
新田さんは初めから怪しかったよ。
最後は なんだぁ、お母さんもう~・・・あの人が・・・あの弾が・・・
黒真珠のアクセサリーみても、あーあの時の?なんてことは、きっと思わないです。忘れていますから。

とても読みやすくて 一気読み! 

 
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本・あさのあつこ 「夢うつつ」

2011-04-14 05:41:29 | 図書館本 読書備忘録 
                        図書館本 

            夢うつつ 

 作品の紹介
著者が初めて試みたエッセイと小説による短編集。平凡な日常の出来事がつむぎだすファンタジックで不思議な6つの物語。「Google ブック検索」より

 エッセイと書いてあったので楽しみに読み始めました。

やっぱり日常で怖かったり、不思議だったりがあったのですね。お友達との会話はずけずけ言うし、結構きついことも言って、案外おしゃべりなんですね。ってエッセイは普通の人でした。そして・・・場面が変わり現実から夢うつつ?空想の物語が始まります。お話の始まる瞬間!こうしてできるのですか?面白いです。 

そこから始まる物語

いきなり「ぬばたま」・・・犬のお散歩の竹林でしたか。そして「くじら坂で」の不思議なおはなし。

「どっちだ?」は妙に怖いですね。どっちだろう?え~~~っ!どっちどっち?

「生姜湯のお味は?」あれ!読み始めてあやしぃ!と思ったらやっぱりでした。家政婦はみた!私の推理も大したもんになってきたってこと・・・

突然ですが、我が家はあちこち引っ越したおかげで結構色々とあったんです。

初めての場所は大家さんのお庭に建っていた小さな一戸建て。台所からの景色はおとなりのお庭。そこにはなぜか手入れのされていないお墓が・・・そして洗濯物干しは川っ縁!夏場仕事から帰って鍵を開けようとドアに近付くと何やらザワァ~と動く物!大きな蜘蛛だったんですけれど・・・大家さんの奥様のご実家はお寺さんでした。

2度目は・・・特にお墓関係はなかったですが、お隣の先生の奥様のご実家はこれまたお寺さんでした。

3度目は・・・つり宿!紹介者の手前、我慢して住んでいましたが、なにやら変だなぁ~?と気がついたのです。だから3ヶ月で引っ越しました。

4度目は・・・真夜中に誰もいないのに団地内の公園の2つあるブランコのひとつが、動いているわ、ギョッ!この写真っ!・・・
ここでは、書く才能があったらいいの書けるんじゃない?って、井戸端会議で話している人がいました。その奥さん、クリスマスイブに突然洗濯機の前で倒れて、にぎやかにやっていた家族になかなか気づいてもらえず、あれ?おかさんどした?で、やっと気がついたらしい。と、退院後大笑いして話していました。
寒い寒いうわごとを言いながら担架に乗せられ救急車で病院へ行ったので大丈夫かしらと思っていたら・・・何の病気かよくわからないらしいと、次の日退院して来ました。
引越しするまでお元気でしたから、きっとなんでもなかったのでしょう!んなわけないとは思いますが、毎年元気な年賀状が来ていましたから、きっとやっぱりなんでもなかったのでしょう。霊感が強いと評判の奥さんでした。

5度目・・・山の中腹に、温泉みたいな大きなお風呂のある家を借りたのですが、初めて行ったのはお荷物が届く日。
さっ!窓を開けましょ!と2階の窓を開けたら お墓!お風呂の窓を開けると卒塔婆が。風の強い日は何の音?卒塔婆がカタカタと・・・いわくつきのお墓もあるんだよ~と聞かなくてもいいことを教えてくれたご親切すぎる近所のおばさんには感謝しましたっ!  
蛇が2匹住みついていて一匹はアオダイショウだからいいけれど、もう一匹はヤマカガシだから気をつけろ!と言うのもそのおばさんが教えてくれましたが、私にはどっちがどっちだか結局大嫌いな蛇なんです。
近所のお友達の畑で収穫の手伝いをしたときに、視線を感じたので顔を上げるとすぐそこの石垣の上でとぐろを巻いた蛇と目が合いました。と、思いました。
目をそらすとシュッ!と来そうだったので目を離さず、すいませ~ん、へびがいるんですけれどぉ~~~と、震える声で叫んだら、彼女のお姑さんが、こんにゃろっ!と言って追っ払ってくれました。蛇も人間が怖いんだから、行くぞ行くぞの姿勢が大切と学びました。熊といっしょね。

6度目・・・通りを挟んでお寺さん

その後に行ったところでは子どもたちに手がかかり、そんなことはどうでもいいのだ。気になるのは学校のせんせ!だから仕事に関係なくお引越し、それから長かった賃貸生活から抜け出したのです。
が、最近の地震で、買わなくても良かったかな?とか、買い換えなくてもよかったかな?などと、弱気になっています。
でも弱気は禁物!キモチをひっぱたいて、これでいいのだっ!と、思うことにしています。

お墓には縁がありました。2度目を除いてどこに行っても、ほらっそこ!って所にありました。ここはないですね~って今頃何を言っているのでしょう。

備忘録というより、またしても、思い出話になってしまいました。こんなこともあります。

 
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ときどき信州

2011-04-12 05:48:11 | ときどき森へ・・・
     

小雨の週末! たま~に信州  水墨画のような景色を眺めながらのドライブ 

地震でどうなっているのか・・・多少本が落ちていたくらいでしたのと、何でここに懐中電灯が・・・? 
もしや不審者が何て思いもしましたが、そんなことを思ってもしょうがないのと、きっと前回来た時に使ったであろうとことをすっかり忘れていた。と、いう事にしました。

行ったからには、とりあえずタイヤを取り替えようではありませんか! なんて事を言っておりますが、どうやら最大の目的だったようです。が、朝のひとっ風呂を浴びているうちに事は終了していました。もっとも何も期待されておりませんけれど・・・

敷地には誰の仕業か、勝手に落ちたのか、松葉がたっぷり敷き詰められていて、おまけに苔まで生えていました。

久しぶりの庭仕事! かき集めて日当たりの良いところに放置しておきます。次に来た時には少々減っているかと思われますので、そうしたらご丁寧に市のゴミ袋にたっぷり詰め込んで、熊に注意! と、今年は張り紙はまだありませんでしたが、そちらのゴミ小屋に持って行きます。

そうこうしているうちに、ハチが巣を作ってやしないか・・・は、まだ先の話ですのでとっておきましょう。

  

しばらくご無沙汰しておりましたら、いつの間にか高速道路が・・・我が家はとりあえず必要はないような気がする。との事でしたが、せっかく出来ているのに車がほとんど通っていなかったので、ちょいと使わせていただきました。やっぱり乗っても乗らなくても大差はなかったようです。

そして週末なのに高速道路はガッラガラ! ガソリンは151円ガッラガラ! 軽井沢はスーイスイ! だがしかし・・・プリンスアウトレットはほぼ満車!で、いつも思うことは ○ー○のお店はなぜに行くたびに50%offやら何やらで大安売り?本当はいくらのお品なのか甚だ?なのでございます。

我が家がちょっとお買い物をしたからって経済がどうのこうのではありませんが、いつものように生活しようと庶民なりに心がけて暮らしております。 

                         浅間山 



やっぱり信州はいいです♪ 自然がいっぱい、空気も美味しく、星もきれい  といっても今回は曇り! 当たり前ではありますが、晴れていればのお話です。  

ガソリンはちょっと高いですが、もう大丈夫なのかしら? 

休日には駐車するのに苦労するサービスエリア・・・ガッラガラ。売店も食堂も・・・

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本・ 帚木 蓬生  「閉鎖病棟」

2011-04-11 05:40:02 | 図書館本 読書備忘録 
           閉鎖病棟 (新潮文庫)

 作品の紹介
とある精神科病棟。重い過去を引きずり、家族や世間から疎まれ遠ざけられながらも、明るく生きようとする患者たち。その日常を破ったのは、ある殺人事件だった...。彼を犯行へと駆り立てたものは何か?その理由を知る者たちは―。現役精神科医の作者が、病院の内部を患者の視点から描く。淡々としつつ優しさに溢れる語り口、感涙を誘う結末が絶賛を浴びた。山本周五郎賞受賞作。「Google ブック検索」より

 本を忘れ駅の書店で物色中目に留まった作品

以前の仕事で精神科のある病院に何度か行ったことがあり、待合室で半日過ごしたことを思い出しました。あの扉の向こうの日常は・・・

作品は初め、登場人物を覚えるまで、えっと~この人は・・・幾度となく読み返しました。そして淡々とすすんでいきました。いつもの読書より時間がかかっていたのは確かです。

新川先生に代わってからが、それはそれはあたたかく進みます。
精神科の先生に限らず、患者にとっては患者をいちばんに考えてくれる医者がいいのです。鼻先を上げてどこかに留学していく先生よりも・・・

法廷シーンは 感動 のひとこと! 心あたたまるすばらしい作品に出会えて本当に良かった。

 
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本・群ようこ 「れんげ荘」

2011-04-07 05:43:29 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

         れんげ荘

 内容(「BOOK」データベースより)
キョウコはおべんちゃらとお愛想と夜更かしの日々から解放されるため、有名広告代理店を早期退職!都内のふるい安アパート「れんげ荘」に引っ越しし、月10万円で暮らす貯金生活者となったが…。ささやかな幸せを求める女性を描く、待望の書き下ろし小説。

 キョウコがれんげ荘で 「ぼーっとしていると自分と畳が一体化して別の生物になりそうだ。」 のくだりは、何かって言うと私の中に登場する、大昔すぎる頃に読んだ 「カフカの変身」 

ここのところ役に立たないなぁ~!と思いながら家族の帰りを待っている夜。節電するか!と、テレビを消して寝っ転がって本ばかり読んでいるので、時々ページをめくる瞬間に、このまま畳に沈んでいったりしないだろうか? 
誰もいないから た~すけてぇ~! と叫んでも誰も引っ張りあげてはくれないし、誰かが帰ってくるまでどこかにつかまっていなくてはと思って見渡すけれど、畳の部屋には何もないからせいぜい襖につかまることくらい!
でもそのうち襖もばりばりと音をたてて私と一緒に沈んでいく。どのみち沈むんだったらこの格好はまずい。やっぱりすぐに歩ける体勢でないとどこかに出たときに困る。寝っ転がったまま現れるわけだから。。。
な~んていうのと・・・虫になるのはどっちがいいかな?
なんて、話をして、変?って聞いてみると、別に~!もともと変だし!と言われてしまった。

そしてやっぱり群さんのお話だから・・・ すいません。同じようなことを考えているんだ!と笑えた。

就職試験を受ける際、提出書類に愛読書の欄があり、愛読書などなかったから、カフカの変身 って書いちゃおうか?なんて話していたら就職相談室だったか忘れたけれど、そこの掲示板に張り紙をしていた学生課のおじさんに、それはやめておけ、蜘蛛の糸って書いたほうがいい。とドサクサまぐれのナイスなアドバイスにしたがって 愛読書欄には 芥川龍之介 蜘蛛の糸 と書いた。
お蔭様で翌年の春には、めでたくハナのOLになっていたという。。。カフカの変身の備忘録ではないはずなのに、まさかの展開になってきたので話を戻して・・・

中に出てくる、図書館じいさんのナンパの話・・・実際に見たことがあるので、これまた笑えた!
コミセンの入り口で、お茶でもご一緒にと言われたばあさんは乙女のようになっていた。でも、丁寧にお断りしていました。
話に出てくるじいさんと同じようなじいさんだったなぁ~って、やっぱりイケメンじいさんはナンパはしないようなのです。
そして図書館はじいさんの溜まり場になっているのだと確信した。
新刊の雑誌を、読んで行っちゃおう~♪と思ったって座るところがないの。いつまで居るの~

この本 なんとなく読んでいて最後はどうなるのかな~?と思ったけれど・・・

キョウコがれんげ荘に引っ越す時、気持いいくらい整理していましたね~。
そういえば私は生活スリム派だったのだ! 思い出した。

色々な生き方を小説で体験しておくのもいいかもです。いずれ一人になりますから~(たぶん私が残るでしょう。)それに息子たちはどっかに行ってしまうでしょう。(結婚してどっか!っていうのは息子だけが敬語を使うどっかなんです。)
だから期待せずに、はなからそう思っているほうが気が楽だそうですから、そうします。

人様におやおや!と思われるところに住んでいても、住んでいる本人がごきげんな毎日を過ごせるならいいのです。と、思います。

 
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本・おーなり由子 「天使のみつけかた」

2011-04-06 05:40:31 | 図書館本 読書備忘録 
          天使のみつけかた (新潮文庫)

 作品の紹介
たとえば、とても会いたかった人にばったり出会った時。たいした事が起きたわけでもないのに、おかしくて笑いが止まらない時。それは天使のしわざです。目に見えなくても、いろんな天使がそこらじゅうにいます。この本の天使図鑑や、見つけるためのコツを読んで、天使たちと仲良くなってください。文庫化にあたって絵をすべて描下ろしました。いちばん大切な人にあげてください。「Google ブック検索」より

 
「天使のかたち」・・・見えないことが多い天使だけれど、運良く見かけることがあります。
天使の姿は、見る人によっていろいろに見えるのだそうです。
一本の桜の木でも見る人によって、大きく美しいものに見えたり、さびしくてこわいものに見えたり、小さくてつまらないものに見えたりするのと同じで、天使もその人の感じ方によって、いろいろに見えるようです。

「音楽天使を呼ぶコツ」・・・うまいもヘタもなく、グチャグチャでもいいから我を忘れて演奏してみる。

「天使をみつけるためのコツ4ヶ条」
 ”会いたい”と思うキモチ。
 目で見ようとしない。
 天使のことをうわさする。
 心のまわりに”見えないカベ”をつくらない。

こんなことがかわいい絵といっしょに書かれています。

そっか~・・・天使がいたからなのね~・・・な~るほど、やっぱり天使はいるのね~いろんなところに!って、思えた本。

 
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