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本・角田光代 「世界は終わりそうにない」

2015-07-31 20:24:52 | 図書館本 読書備忘録 
 読書備忘録 

世界は終わりそうにない

 内容(「BOOK」データベースより)
愛すべき、私たちのしょっぱい日常。恋愛の苦み、読書の深み、暮らしの滋味…膝を打ちたい気分で人生の凸凹をあじわうエッセイ集。


               

エッセイに、対談に、書評に・・・盛りだくさんのお得な一冊

エッセイ

床屋さんのこと
数ヶ月に一度床屋さんで顔そりをしてもらいに行くんだって言うのを読んで・・・
結婚式の前に一度行ったっきり、普段は自分でやっている。たまにはスミからスミまできれいにしてもらいたいけれど、大昔、近所はだぁれも知らなかったのにウィークエンダーでやったから知れ渡ったってことがあった、実家のお隣のお隣の床屋さん。
おじさんもおばさんももう居ないから・・・

酔っぱらい電車
そう!終電に近いとホントに酔っぱらい電車!
リバースする時はさっさと降りてください。

対談

よしもとばなな と 三浦しをん が面白かった。

坪内祐三との対談で病気の時に本を読むって書いてあるのを読んで・・・
電車での暇つぶしで読んでいた本、怪我して動けなくなってからはやたらはまって今に至る。そんなわけで、何かの事情で入院しても意識があればたくさん本を読めるからそれもまたいいかな?って思えるようになった。

書評

佐野洋子「問題があります」
角田さんもそのように思っていたのですね。
佐野洋子さん中毒でも、もう書いてもらえませんものね、残念です。


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本・寺地はるな 「ビオレタ」

2015-07-30 21:56:34 | 図書館本 読書備忘録 
 読書備忘録 

ビオレタ (一般書)

 内容(「BOOK」データベースより)
婚約者から突然別れを告げられた田中妙は、道端で大泣きしていたところを拾ってくれた菫さんが営む雑貨屋「ビオレタ」で働くことになる。そこは「棺桶」なる美しい箱を売る、少々風変わりな店。何事にも自信を持てなかった妙だが、ビオレタでの出会いを通し、少しずつ変わりはじめる。人生を自分の足で歩くことの豊かさをユーモラスに描き出す、心のすきまにしみこむ温かな物語。第四回ポプラ社小説新人賞受賞作。


               

ビオレタ ・・・って、スペイン語で菫(すみれ)なんですって。

菫さんのお父さんが鮮魚の仲買をしていた会社につけた名前。

妙は婚約者に突然別れを告げられて23から27歳の、いい時間の4年間を・・・
これ、いわゆる適齢期でしょーがぁー・・・27才からまたはじめましょ~って、前がある分、結構大変よね~・・・私もここに何度か書いているけれど、おんなじ、おんなじっ!

妙は理由がわからないし、婚約までしていた。ひどいね・・・でも、ある日わかっちゃったのね。

それでよかったの。
素敵な人たちに出会えて、これから幸せになります。たぶん・・・

何もなかったよりは、何かあったほうが面白い。千歳さんもいろいろありました。
いろいろとあったのよー・・・な、人のほうが話しを聞いていても面白い。
私も、きれいな「棺桶」にしまって、菫のお庭に埋めてもらいたいもの・・・ありますよ。

「みんなに好かれる話じゃなくても、誰かにちゃんと届くような話を書いていきたい」
インタビューでおっしゃっていました。

私にはちゃんと届きました。


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本・吉本ばなな 「マリカのソファー/バリ夢日記」

2015-07-29 23:03:20 | 図書館本 読書備忘録 
 読書備忘録 

マリカのソファー/バリ夢日記 (幻冬舎文庫―世界の旅)

 作品内容
ジュンコ先生は、大切なマリカを見つめて機中にいた。マリカの願いはバリ島に行くこと……。多重人格の深い悲しみと歓喜の光景を描いた本作は、「マリカの永い夜」として発表されたが、著者の決心により改題し大幅に書き改められた。さらなる祈りと魂の輝きにみちた小説に一九九三年四月、初めて訪れたバリで発見した神秘をつづる傑作紀行を併録。


               

マリカのソファー
マリカは多重人格
オレンジが消えていく・・・そうして治っていくのね・・・

バリ夢日記
黒魔術の村があった場所に町のマーケット・・・

ものすごっく若い頃 バリに行こう  って話が持ち上がったけれど、結局何度目かのハワイに行った。
それ以降バリの話は一度もない。もうきっと行かない。だから、ふんふんと読んでいた。

原マスミさんのイラストが素敵っ! 


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知床五湖を歩く・・・

2015-07-29 07:13:17 | まとめて 北海道の旅


知床五湖 

五湖から歩き始め一湖まで・・・約3時間00分 1周約3kmをガイドさんと一緒に・・・



すぐにクマの爪あとをみた。















 



























高架木道







初めにお話を聞いて、双眼鏡をお借りします。

歩きながら、あそこ見てください。と教えてくれます。



ちょこっと顔出し・・・



親子で・・・



あ!いた・・・



 はまなすこけももソフトクリーム 

団体さんがバスから降りて高架木道へ・・・その方達が戻ってバスに乗るまでの間に美味しそうに食べていたから、歩き終わったら食べよう 

だが、時間が・・・
ソフトクリームもうおしまいだって買えなかったわ~って出てきた方達がいたけれど、ちょっと聞いてみようと行ったら・・・すいませんもうおしまいなんです。
やっぱり・・・あら残念  と出ようとしたら・・・
おひとつでいいんですか?って聞いてくれてなぜか、売ってくれた。
はいっ!ひとつでいいんです。食べましたっ!・・・

ソフトクリームを持って出てきた私に・・・さっきの人たち、もう終わりって言ってなかった?
言ってた。でも行ってみた。
・・・。

とぉ~~~ても美味しかった。


知床五湖 2つの楽しみ方 ~ 高架木道と地上遊歩道 ~


2日前に熊に出くわした。ってことだったから、出くわしてみたいけれど、そんな事を思ってはいけない!と複雑な思いで歩いていた。

ガイドさんの話がわかりやすくとても楽しい。だからあっという間に終わっちゃった。
ご一緒になった方達と特に親しくお話しするわけではないけれど、お仲間です。
こういうときのお仲間は、ガイドさんだけではなく、恵まれるととても楽しい旅になります。

どうやら私がいちばんのお年寄りだったようで・・・これからは・・・そういうことっ! 
歩けるうちに歩くのだ・・・

ただ・・・高架木道だけを行く団体バスの皆様の中に入ったら、たぶん・・・真ん中くらいだったかも 

ホテルで朝ごはんのあと、さて、今日は・・・と、急遽電話で申し込み。
参加できて良かった。




6/17~6/20

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本・佐野洋子 「役にたたない日々」

2015-07-28 18:47:24 | 図書館本 読書備忘録 
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役にたたない日々 (朝日文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
料理をし、麻雀をし、韓流ドラマに身を焦がす。病に慄き、自分のバアさんっぷりに愕然とし、それでも身近なものから天下国家までをとことん憂えて怒り狂う。淡々と豪快に生きる老境の日々を綴る超痛快エッセイ。人生を巡る名言、ゴロゴロ転がってます。


               

二00三年秋
「史上初めての長寿社会での私たちは、生き方のモデルを持たずに暗闇を手さぐりしながら、どのように朝めしを食うか開発せねばならない・・・」

二00三年秋 2
「この間、振込みをしようとしてモタモタしていたら、後ろの若い男がチッと舌うちをして、他の機械の前にうつって行った。あーあと何年自分で金を下ろせるのだろう。」

「私の家族はテレビなのね、きっと。」

二00四年春
日本人の老後という本を読んだら、どこを読んでも立派な人ばかりで、全ての人が前向きでくよくよしないと言っていた。
これを読んで、日本には不幸で役立たずの老人は居ないみたいだ。本当に立派だから、お天気がいいのに落ち込んだ。って・・・

佐野さんは素直に落ち込んでいたけれど・・・その本には老人のごく一部のそういう人で、そういう事を言いたくてしょうがない人達が登場しているのだ。本当の所はどうだかわからない。素直じゃない私は思ったのでした。

100才生きた人に長生きの秘訣は?って聞くけれど、そして自信満々に応えている方がおいでだけれど・・・私はたまたま100才まで生きたのだと思う。たまたま・・・
母の家系の女達はみんな長生きした。自分が機嫌よく過ごしていれば周りの人も機嫌よく暮せるからって言っていた大好きだった母方の祖母は最後の10年くらいは頭の中に蝶々が飛んでいた。
そんなになってまで機嫌よく過ごそうとしていたのかな?なんて亡くなった時に思ったのだ。

すごくたくさん強い薬を飲んでいる身障者1級のノノ子さんは、なんで病気になった時助けた。あの時何で死なせなかったと泣く。

ここで助けると、これこれこういう状態で結構大変な思いをしますが生きます。
今すぐ救急車で病院に行けば元通りになります。
放っておけばあとちょっとで死にます。
こういう声がどこかから聞こえたらいいのになぁ~と思う。

二00五年冬 
「歯医者にン百万も使っている。長生きって、無駄だね。生活の向上って無駄ばっかである。」

二00六年秋
「呪い殺したいと思っていたらその女ガンになった。うろたえたら、私もガンになった。人を呪わば穴二つだねェ。」

私の弟も家系にガンは一人も居ないのに、余命半年と言われ半年わずかに待たずに逝った。呪ったって呪われたって今や二人に一人はガンになる時代。普通の事・・・だから佐野さんが呪ったからじゃなくて・・・

二00八年冬
初めての診察の時、
「あと何年もちますか」
「ホスピスを入れて二年位かな」
「いくらかかかりますか死ぬまで」
「一千万」
「わかりました。抗がん剤は止めてください。延命もやめて下さい。なるべく普通の生活が出来るようにして下さい」
「わかりました」
その帰りにイングリッシュグリーンの車を指して「それ下さい」とジャガーを買っちゃった。

「人はいい気なものだ。思い出すと恥ずかしくて生きていられない失敗の固まりの様な私でも 私の一生はいい一生だった と思える。本当に自分の都合のいいようにまとめるのは私だけだろうか。」

解説に 後ろ向きなエッセイ とあった。
ご長寿さんのあの本を読んで老人が皆前向きだったから落ち込んだくだりで、いいじゃん後向きだって、大方はそうなのよ。と思っていたから、私も心底共感した。

解説もとてもよかった。


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オシンコシンの滝へ・・・

2015-07-28 06:49:06 | まとめて 北海道の旅


あ!オシンコシンの滝だって・・・

行ってみよっか?

行ってみよう 



うわぁーすっごぉーい!・・・と、階段を上って行った。







なんかね~びしゃびしゃになっちゃうんじゃない?ってくらい近くまで行っていた人がいたんだけれど・・・

まさか、一緒に行った人だとは思わなかった。

 濡れちゃったよー・・・

ここだって濡れるのになんでそんな近くまで行くかなぁ~~~


6/17~6/20

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本・道尾秀介 「透明カメレオン」

2015-07-27 20:11:46 | 図書館本 読書備忘録 
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透明カメレオン

 内容(「BOOK」データベースより)
ラジオのパーソナリティの恭太郎は、冴えない容姿と“特殊”な声の持ち主。今夜も、いきつけのバー「if」で仲間たちと過ごすだけの毎日を、楽しくて面白おかしい話につくり変えてリスナーに届ける。恭太郎が「if」で不審な音を耳にしたある雨の日、びしょ濡れの美女が店に迷い込んできた。ひょんなことから彼女の企てた殺害計画に参加することになる彼らだが―。陽気な物語に隠された、優しい嘘。驚きと感動のラストが心ふるわす―。


               

そっか、カメレオンはいたんだね。
ラジオの電波だってみえないんだから、カメレオンが透明だって・・・

偶然入った バー「if」徐々に常連になり仲間たちのひとりとなり・・・
そんな時、なんだこりゃ?な女が現れる。ちょっとズルしただけなのに殺人?断ればいいのにって断ったらこのお話はないわけで。

不法投棄の仕組み・・・穴屋・・・社名だけ変えて続ける・・・

「1UPライフ」聞いていたけれど、ではなく読んでいたけれど、じつは嘘・・・あ、そうなんだ・・・

本当の事を話し始めて、え!そんなぁ・・・・

ちょっとどたばたしていたけれど、最後の最後にすごいこと話しました。

誰のところにも来るはずの明日、来なくなることもあるんです・・・


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原生花園へ・・・

2015-07-27 07:27:19 | まとめて 北海道の旅
 

















「国道244号線に沿い、オホーツク海と濤沸湖(とうふつこ)に挟まれた約8km(275ha)の細長い砂丘が小清水原生花園です。クロユリの神秘的な花がオホーツクの短い夏の到来を告げると、濤沸湖の湖畔にセンダイハギ、ヒオウギアヤメの群生が広がります。
 7月になると、町花であるエゾスカシユリやエゾキスゲ、ハマナスなどの代表的な花が咲きそろい、黄色やピンク、紫といった色とりどりの天然の花畑がみられます。
 6月から8月にかけて、約40種類の花がその時々で楽しむことができ、6月中旬から7月下旬がもっとも美しい時期となり、色鮮やかな花々で原生花園が賑わいます。」
小清水町ホームページより

原生花園は稚内から旭川に向かうときに行ったサロベツ原生花園以来・・・

クロユリを見られなかったのが、残念だったけれど、素敵なお散歩が出来た。


6/17~6/20

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本・鴻池朋子 「焚書World of Wonder」

2015-07-26 21:12:21 | 図書館本 読書備忘録 
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焚書 World of Wonder

 内容(「BOOK」データベースより)
鴻池朋子が本と遊びぬく本の絵本。生命のうねりを描くドローイングの鼓動。


               

「想像力は 速度を増して進んでいる」
そこを読んで右のページの絵に おっ!と、ひきこまれた

さぁ、すすみましょう。

「開いてはならないものを
開いてしまう
World of Wonder
すばらしいせかい」

「世界の初めに 信じるなんて なかった
美しいも汚いも ひとつだったから
ぜんぶ ひどくて ぜんぶ すばらしかった」

ページをめくる度に、まだ終わらないでよ、まだ・・・
って読んでいた。
終わっちゃった・・・


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屈斜路湖のホテル と 朝食バイキング

2015-07-26 07:22:47 | まとめて 北海道の旅




屈斜路プリンスホテル





 

 

お風呂が・・・

ここは温泉があるのでした。なのでお部屋にはシャワールームだけ!って他のお部屋の事は知らないけれど・・・



荷物を置いて、湖に出てみた。



クッシーね・・・そういえばいたっけね?クッシー・・・は?いたのか?・・・居たんじゃない?



リゾート感たっぷり。朝起きたら以前泊まった大沼にいるのかと混乱した。

日の出がみられるね。というので4時ちょっとに起きてみたら・・・あれ?あんなところに・・・

ちゃんと調べて目覚ましセットしなかったからね。

気を取り直して朝食会場へ・・・



 

 

大きな会場でたくさんの団体さんが開場前のレストランの入り口にわんさか。
開いたら我先に・・・すごい景色。圧倒された。
出発時間が決まっているから忙しいらしい。

右から来る人と左から来る人がかち合ってどちらも譲らない。面白い景色。
ホテルの人になんとかしろっ!って、くってかかっていた人が居た。

前日は予定があったから控えたけれど、この日は特になし!と存分にいただいた。

が・・・お部屋に戻って作戦立てて電話で予約・・・前日より長い時間トイレに行けないかもしれぬっ!
牛乳とジュースとコーヒーとオカワリしちゃたわ・・・

普段朝ごはんは、それほど真面目に食べないけれど、こういうところに来ると欲出してがっつりいただく人・・・何かの本に外国人はこういうところでも普段どおりにしか食べないって書いてあった。
私・・・外国人じゃないから・・・ 

お部屋に帰るときのエレベーターでご一緒になった奥様が、どこも関西の人が多いのね?って、全く同じことを思っていたら・・・旦那さんが、声が大きいから目立つんじゃないかぁ~。って言っていた。
なるほど、そういうことだったのね。・・・と、無言でうなずきあった関東人夫婦たち 



ホテル地下の売店で買った、牛のおっぱいミルク

寝る前に牛乳を飲む人ですから、だいたいコンビニで買って来るのだけれど、うっかりした。おかげで、美味しい牛乳飲めました。


6/17~6/20

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本・吉本ばなな 「虹」

2015-07-23 19:25:56 | 図書館本 読書備忘録 
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虹―世界の旅〈4〉 (幻冬舎文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
レストラン「虹」。海辺の故郷そっくりの素朴で丈夫な心で瑛子はフロア係に専心していた。だが、母の急死で彼女の心は不調をきたし、思わぬ不幸を招く。踏みつけにされる動植物への愛、身に迫る禁断の想い…。瑛子は複雑な気持を抱え、念願のタヒチに旅立つ。今、美しい島で瑛子に深く豊かな愛が蘇る。確かな希望の訪れを描いた傑作長編。


               

いろんなこと考えちゃうのね。と、あまり考えない私は思った。

タヒチかぁ~~~・・・かつて、行き損ねた島・・・いいなぁ~行けるうちに行こっかなぁ~・・・・言ってみただけ。

金山夫人と出会えてよかった。ふむふむと読んでいたら

いろんな事言ったあとで 「一回だけ、やらせてくれ。」
なんだそりゃ?こういうときにそういう事を言う?言うんだ・・・この作品の流れの中で・・・ギョッとした。

いろんな夫婦のいる。
虹が出たからまぁまぁそういうことで幸せになってね。

文庫版あとがきで秘書の方のお話が・・・なくすとみちゃう。わかります。


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本・佐野洋子 「私の息子はサルだった」

2015-07-22 20:53:46 | 図書館本 読書備忘録 
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私の息子はサルだった

 内容紹介
サルのようにおたけびを上げている息子は、どんな大人になるのだろうか。私は疑いもなく子供を愛しているが、その愛が充分で、適切であるかどうか、うろたえる。誰が見てもいい子ではない。学校で一日五回も立たされる。ただ、大人になった時、愛する者を見守り、心に寄りそってやって欲しいと思う――。『100万回生きたねこ』『シズコさん』の著者が自らの子供を見つめて描く、心暖まる物語。


               

男の子3人の親友同盟、基地作って遊ぶのね。なんで男の子って基地を作るんだろう?わが子も内緒だからね、って教えてくれたことがあった。そして基地仲間とうんと遠くまで自転車で行って私にこっぴどく叱られたのは覚えているのだろうか?なんて、息子達のことを思い出しながら、読んでいた。

このお話は息子の広瀬弦さんが自分のことは書かないでくれと怒ったからか・・・誰かに読ませたかったのか書き留めておいたのかもしれないものが、結構な枚数の原稿用紙で佐野さんの字が埋まっていたそう。

そんなことが書かれていた あとがきのかわり も、とてもよかった。


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本・原田ひ香 「三人屋」

2015-07-21 18:53:44 | 図書館本 読書備忘録 
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三人屋

 内容(「BOOK」データベースより)
朝は三女の喫茶店、昼は次女の讃岐うどん屋、夜は長女のスナック―時間帯によって出すものが変わるその店は、街の人に「三人屋」と呼ばれていた。三女にひと目ぼれするサラリーマン、出戻りの幼なじみに恋する鶏肉店の店主、女にもてると自負するスーパーの店長など、ひとくせある常連客たちが、今日も飽かずにやって来る…。さくさくのトースト、すだちの香るぶっかけうどん、炊きたての白飯!心も胃袋もつかむ、おいしい人情エンターテインメント!


               

お店は ラプンツェル商店街のル・ジュール 

三女の大学院生 朝日がやっているのは喫茶店
そこでモーニングを食べて気に入ったから、お昼も行ってみたら、うどん屋さんで店主も違う。
そりゃぁ知らなかったらびっくりです。
常連さんに教えられて、三人姉妹が時間ごとに朝、昼、晩とやっている三人屋ってことがわかった。

朝は三女 朝日の喫茶店
昼は次女 まひるの讃岐うどん店
夜は長女 夜月のスナック

三姉妹の両親が始めたお店だったのだけれど、亡くなっちゃったから話し合ってこういう事になったのです。

で、ずっと流れているのはベートーベン・・・オーケストラにいるのを諦めたフルート奏者だった三姉妹のパパの演奏しているレコードを探して・・・

商店街のワケアリな人々が登場して、なんかドラマかなんかになりそうな、美味しそうなお話でした。


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ときどき森へ・・・

2015-07-21 07:58:21 | ときどき森へ・・・


浅間山

連休は森へ・・・

5月の連休に行ったっきり・・・夜着くのはまっぴらごめんっ!
というわけで朝の出発 
今回は森の家はいったいどうなっているのだろうね~~~ 
ってことで行ってきた。



曇り空の高速



雨が降り始め・・・軽井沢辺りはやはり・・・霧



案外空いていてスーイスイと・・・



佐久平駅で情報を集め、秋のコンサート情報と美術館で永田萠展をやっていることがわかった・・・



やはり、くるみ蕎麦 は、外せない・・・



森の家に向う道すがら、車の音にびっくりしちゃったのか?ちっこいのがあちこちから飛び出してきた。
キジのお母さんが・・・こらこら、こっちへいらっしゃいっ!と必死になっていた。ちっこいのはどこどことあっちこっち散らばりながらなんとか草むらに入っていった。
ずいぶんたくさん生んだのね~~~って、避難するのを見ていた。
キジの赤ちゃんの 右往左往 



森の家はほぼ変わらず・・・
カマドウマ・・・いわゆる便所コオロギが洗面所で激しいバトルを繰り広げたあとが残っていたのをのぞいては・・・
滞在中も は?食べてるの? を目撃。
双方譲らず、最後はいったいどうなるのだろう?足だけが残る瞬間っ!と思ったが付き合いきれないから、掃除機でスポッ!



お気に入りビールを買って森に入ったから・・・ゆっくりと今回のツタヤさんで楽しむ



帰り道・・・SAが結構混雑していたから、寄居の星の王子様PAで休憩して帰って来た。
こちらのトイレはPAのわりに、広くてとぉ~ってもきれい。


新しい道が途中まで出来ているから、それを使って、往路、復路とも2時間ちょいだった。

開通したら2時間切るかも・・・


7/18~7/20
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本・伊坂幸太郎 「アイネクライネナハトムジーク」

2015-07-20 06:00:00 | 図書館本 読書備忘録 
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アイネクライネナハトムジーク

 内容(「BOOK」データベースより)
ここにヒーローはいない。さあ、君の出番だ。奥さんに愛想を尽かされたサラリーマン、他力本願で恋をしようとする青年、元いじめっこへの復讐を企てるOL…。情けないけど、愛おしい。そんな登場人物たちが作り出す、数々のサプライズ。


               

あ・・・繋がってるー!

織田美緒ちゃんの話が・・・
あれ?その台詞どこかで聞いたような?
深堀先生は・・・あら~あのファミレスのあの台詞をいただいたのだ。
へぇーそんな偶然があるのね。

時間が飛んじゃって あれ?と思ったりしたけれど、アンケートに答えてくれた人、免許センターで更新の旅に出会う人、大人になっていじめっ子に出会う人、斎藤さんの100円、ヘビー級ボクサーの話、などなど・・・

どれもこれも、あらっ!と気づき、ページをめくっていると、時間の修正で、そっか・・・

楽しかった~・・・


 グリムス育成の為の予約投稿 

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