本・益田ミリ 「今日も怒ってしまいました」 と 「ふつうな私のゆるゆる作家生活」

　　　　　　　　　　　　　　　　読書備忘録　

　　　　　　　　　

　内容（「BOOK」データベースより）
女の怒りもいろいろある。大阪から上京して文化の違いに驚いた「戸惑い怒り」。家族のボケをあかるく嘆く「つっこみ怒り」。愛するペットに対するひどい仕打ちに涙する「本気怒り」まで…。それでも怒りはためこまず、笑い飛ばしましょう!怒って笑って、最後はスッキリ。ストレス解消型エッセイ&4コママンガ。

　 4コママンガが楽しい　

スゴーイ
スゴーイが口癖で埼玉出身にスゴーイと言って怒られた話。
私も埼玉から会社に来ていた人に、すごい、日帰りですか？とまじめに聞いたことがある。アホです。が、今はそこにっ！都心まですぐでございます。

覚えていない？
ルポで行った病院が感じよかったから、個人的に行ったら同じ人が感じ悪かった。・・・言ってやればよかったのにぃー。この前取材できたんですけどっ！

花泥棒
習慣の違い！大阪では店先のお祝いの花は「勝手にもらって良し」東京でやっちゃって怒られた話。え？そうなの？と、笑えた。が、本当の所はどうだか？

いろいろと面白いことが書いてあるから・・・電車でニヤついちゃった。


　　　　　　　　

　内容（「BOOK」データベースより）
ひょっとすると「作家」は、明日なれちゃう職業かも知れない。益田ミリの新作“自分マンガ”。

　「小説やエッセイやマンガなど　本屋さんに行くとたくさんの本が並んでいます　本の作者を作家と呼びます」

なにこの編集者は偉そうに肘なんかついちゃってさぁー・・・って私も思いました。そんなもん？

作家も大変ね・・・
楽しませてくれるからありがたいです。

気になったら行ってみる。そうします。

あまり荷物を増やすのはちょっとで、本は買わないのです・・・それに図書館まではほどほどお散歩距離なもので・・・

本・畠中恵 「こいしり」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　読書備忘録　

　　　　　　　　　　

　内容（「BOOK」データベースより）
町名主名代ぶりが板についてきた麻之助は、ついに祝言をあげることに。けれど花嫁を迎えに出ようとしたその時、悪友・清十郎の父が卒中で倒れてしまう。堅物の父・源兵衛から「かつて訳ありだった二人のおなごの境遇を確かめて欲しい」と頼まれた清十郎は仰天し―大人気「まんまこと」シリーズ第二弾。

　文庫が出るのを待っていた・・・はずなのにすっかり忘れていて・・・

こいしり　/　みけとらふに　/　百物語の後　/　清十郎の問い　/　今日の先　/　せなかあわせ

みけとらふには三匹の子猫の名前、麻之助が名前で迷っていたら　ふにぃ　と鳴いたから　ふに　となった。

百物語の後
百物語とは夜数人以上で集まり、怪談を順に百話、語ること。
なんか、林間学校や修学旅行の夜みたいと思いきや・・・話が終わるたびに行灯部屋に行って灯りを一筋ずつ消していく。悪さをしようと思えば簡単にできちゃう。
このお話がいちばん面白かった。

せなかあわせとは・・・二人が後ろ向きになることから、仲の悪いこと。拗ねたさま。（江戸語辞典より）ほーなぁるほど！

両国橋河畔は江戸一の盛り場だった。どんづまりだったからってこと？船で吉原ね。

本・川上弘美 「晴れたり曇ったり」

　　　　　　　　　　　　　　　　読書備忘録　

　　　　　　　

　内容（「BOOK」データベースより）
日々の暮らしの発見、忘れられない人との出会い、大好きな本、そして、「あの日」からのこと。いろんな想いが満載!最新エッセイ集。

　久しぶりに川上弘美さんのエッセイ

内田百聞「鶴」
よその匂い・・・これ、わかる。お家のにおいってある。子供の頃は感じていた。今はきっとファブリーズなんかあるからわからないのかもしれない。ってそういうことじゃないのよね。
鼻はよくないけれど、朝ベランダに出て、ハワイの匂いがするとか、海なし県なのに、おー海の香り～、お日様の匂いだとかほざく。

東京は、不思議
おばあさんの家は湯島だったんだ～和菓子のつる瀬ね。
うちの祖母も、お勘定して、とか、おあいそお願いと言っていた。そういえば母はなんと言っていたのだろう？記憶にないけれど、私がお会計お願いします。と言うからそれはきっと母を見習ったのだと思う。ってことにしておく。

こぶまき
私も年末の町は好きだった。大晦日のわさわさが、たった一晩でシーンとしたお正月を迎える。
今はお正月からお店が開いているから、そんなことはなくなってしまったけれど、そういうお正月を過ごせた世代でよかった。二度と戻らないだろうから・・・

ただひとつ
毎日少しずつのお話がとても良かった。そうそうと読んだ。そろそろ靴捨てよ～かかとの高い靴！
ただひとつ、少しずつ・・・

素敵なエッセイ・・・たくさんの事を思い出し、たくさんの事を思い、ちょっとだけ決意した。

信州飯綱 サンクゼールの丘へ行ってみた。

　　　　　　　　　　　　　　サンクゼールの丘　

せっかく信州にいるのだし、白馬五竜高山植物園の帰りにちょっと寄り道すれば行けるからと、行ってみたら素敵なところだった。





お品は佐野のプレミアムアウトレットや軽井沢ショッピングプラザ、東京駅のグランスタで買えるけれど・・・ちょっと行ってみたかった。



　　　信州はどこもかしこも　　りんごだらけ　　楽しみっ！　

本・木皿泉 「木皿食堂」

　　　　　　　　　　　　　　　　読書備忘録　

　　　　　　　

　内容（「BOOK」データベースより）
「すいか」「野ブタ。をプロデュース」「セクシーボイスアンドロボ」「Q10」夫婦脚本家が語る、日常の「奇跡」。この一冊に“絶品の言葉”がぎっしり詰まっています。名代「木皿食堂」へようこそ。

　うっわぁ・・・そうだったのですか？　「凍頂烏龍茶」やっだーこれ飲んじゃった。どうりでこの烏龍茶にこだわると思っていたら！

「チョコの箱」「口から食べる」・・・そうよねーっ！

「自己責任の時代に」・・・そうそう、そうでした。これはこうですが。こちらはこうです。で、こちらは・・・さぁ、どうしますか？患者様！
信頼してお任せが出来ない。結局どうするかはご自身とご家族で相談して決めてください。えーじゃぁお医者さんは何するの？こちらで決めたことだから、責任はこちらってか？なんてことが最近あったね。
だからと言って、もういいから殺してくれと言ってもしないのよね。するわけないか・・・え？
何もしなくていいとなる追い出される。自己責任・・・ふむ。 　I袋からひと駅行ったところの病院に一生許さない医者がひとりいる。どさくさにまぎれてこんな所に書いちゃったよ。ネット上に自分に不利な情報が出ていると即消すんだって、その話を聞いたときになんだ？こ〇つ？とは思いましたよ。でも患者様は弱っておりますから・・・どうやって消すんだろ～？暇ネ！

たくさん勉強して満足のいく治療方法を探し担当医にどうしたら良いか？と聞いたら、あなたが医者になることです。って言われたという冗談のような嘘のような話を、最近又聞いた。医者も色々だからね。いい先生はたっくさんいるのに・・・運！

あらあら横道に入りすぎました・・・　　戻って・・・

　「すいか」は大好きでよほどの事がない限り見ていた。
で・・・ツタヤさんでみつけた。今度借りて来よっと　

「野ブタ。をプロデュース」は山Pで！「Q10」も惹かれてみていた。木皿泉作品と知ったのはごく最近、おー　　「すいか」の人でしたか～・・・

間にインタビュー、対談が入っている。

きっぱり！！！している・・・

旧長野県知事公舎とランチ

　　　　　　　　　　　　旧長野県知事公舎　

長野県道31号長野大町線を長野市から走っているときに初めて見たのは2011年の5月、今回は2度目・・・そういえばこの道に洋館あったよね？

またしても外から眺めただけ・・・まだ行くところがありましたのでね。


　



白馬五竜高山植物園から飯綱に向う途中で駐車場から出てくる車に道を譲ったら、お！蕎麦屋っ！で、急遽今出て来た車の代わりに駐車場に入りお昼をいただいたお店。

お品が出てきてびっくり　　すっごいボリューム　天丼は普通の盛り!更にお蕎麦がついている。お蕎麦屋さんなのに丼物？と、ちと迷ったけれど、和食・蕎麦　と書いてあったから・・・
少し盛り？と言うのがあったけれど、お品が届いて気がついた。女の人こんなに食べられる？と・・・私は普通の女の人ではないから、てんで平気にいただきました。

飯綱は、長野時代　　幼稚園バスを待つ間眺めていたスキー場
眺めていた場所では冬場、近所の高校生がツララでちゃんばらごっこと言うかスターウォーズごっこと言うか・・・そんなことをして遊んでいた。

あれやりたい、とシャンシャイの息子は言ったが大きくなったらね。大きくなる前の小さいまんま、転勤族ゆえスタコラサッサ　

本・大島真寿美 「ビターシュガー 虹色天気雨 2」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　読書備忘録　

　　　　　　　　　　

　内容説明
アラフォー女性の友情を描いた傑作小説！
前作の『虹色天気雨』から数年後の設定。市子とまりと奈津の三人は、二十年来の交流を続けてきた女友達だったが、ある日、市子の家に、まりの恋人だった年下のカメラマン・旭が転がり込むことになった。市子は旭の居候をしぶしぶ了承したものの、中学生になったばかりの奈津のひとり娘・美月にそのことを嗅ぎつけられ、弱みを握られてしまう。まりに秘密を抱えたうえに、美月からも信州に住む別居中の父親・憲吾に会いに行こうと懇願され、奈津にも市子は内緒事ができてしまう。一方、まりは仕事場で再会した年上の男性・内藤との新しい恋に悩んでいた。内藤には離婚した妻がおり、今でも元妻とはお互いの家を行き来するような仲だという。恋愛、結婚、離婚――。三人の女性たちに芽生えた「幸せの誤差」を描いた、大人の女子恋愛＆友情小説シリーズ第2弾。

　ドラマ見ていないから・・・

オカマの三宅ちゃんとカメラマンの旭が目立つ。
みんなで信州に行ったりと、やっぱりみんなんで何かしている。市子がポヤーンとしているからね。

今度は旭か・・・？って読んでいたら、解説で「前作は市子が少女をあずかる話、今作は男性をあずかる話になっていますね」に作者は気づかなかったって・・・

やっぱり、テレビドラマ・・・

本・平安寿子 「幸せになっちゃ、おしまい」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　読書備忘録　

　　　　　　　　　　　

　内容（「BOOK」データベースより）
愛し合える誰かと巡り合いたい。お金が欲しい。もっといい仕事につきたい。その願いが叶えば、幸せになれるの?いいえ、幸せは、不幸の前触れ。そして不幸は、それを受け入れ立ち向かう姿勢を得たものに、光とパワーをくれる。不幸でも、頑張れることは楽しいぞ―。シニカルな視点に励まされ勇気づけられる、タイラ節満載の逆説的痛快エッセイ。

　平さんのエッセイは初めて読んだ。ってレア物らしい・・・

想定外・・・「こんなことになると、わたしには、わかりませんでした」人に頭を下げられないから、学者はバカのまんま。

思い切り自分を解放する・・・そっか・・・「こっちへお入り」読んでいます。とても良かった。

リバティであったおばあさんの話・・・私もばあさんであることを楽しむばあさんになりたい。

更年期は私もホットフラッシュだけでしたし、アレがなくなって開放された人です。「あなたがパラダイス」も読んじゃったもんね。ジュリー～ね！

海外にしょっちゅう行っているのにタクシーにぼったくられた話・・・むむ！

忘れたくても忘れられないのの代表格はまずい食べ物とイヤなやつである。気の合わない人はよけて通る習慣をもっているそう・・・それ、いいなぁ～
だから超のつくイヤなやつは一人しかいないんだって。普通にイヤな奴ってけっこういるけれど、やっぱり超がつくのは一人だ。

自分でイヤな奴って思っていると相手も自分をイヤな奴って思っているから注意しなさい！ってような事は、高校の時に産休に入った先生の代わりに来たおばあちゃん先生が言った言葉・・・ずっと覚えていますよ。
だからあれは嫌いだぁ～と思うと同時にあれも私が嫌いなのだ、オアイコ・・・ってこともあるとお気楽に思っている。

好き　　って目を　　きらきら　　させてもなかなか気づいてもらえないけれど、嫌い　　ってことを悟られないようにしていても、　どっかに出てバレちゃう。いい年しすぎた大人なんだけれどなぁ～と思うけれど、思ったまま消えるような気がする。

この先生に、顔を見ただけであなたはB型なんて言われたっけ、で、血液検査の結果がB型だったからぶっとんだ！
ねぇねぇ先生なんでわかった？って聞いたら、だってあなたは顔に書いてありますから・・・そんなことをついでに思い出した。
短い間だったのにこの先生からはたくさんの事を学んだ気がする。学校のお勉強以外で・・・けっこうまとわり付いていた。何の先生だったっけ・・・

信越本線 牟礼駅

　　　　むか～し昔、近くのお山に天狗がいたらしい　・・・　　

　　　　　

本・フジモトマサル 「終電車ならとっくに行ってしまった」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　読書備忘録　

　　　　　　　　　　

　内容（「BOOK」データベースより）
あの時、ああ言えばよかったと「思い出し推敲」し、「思い出し怒り」に駆られても、同じ状況はなかなか訪れない。記憶の波が、時おり押し寄せ、溺れそうになる…。脳内に散らばるよしなしごとを検索探訪し、ペンと画筆で描く、初の試み。

　ナマケモノがとても可愛すぎて困りました。

秘伝・・・あーそういえばガソリンもね。

HELP・・・ときどき思います。

遵方精神・・・たまにあります。ってつい最近も五千札だしたら九千円に増えたことがありました。ちゃんとお知らせしましたよ。悪いことをするとおまわりさんが来るよ！で、ごめんなさ～いと言った世代。自分で飲むのも違法だったんですか・・・

樟脳・・・おーそういう事情の人に出会ってみたい。

ふり返って思う・・・とっさになかなかいえません。でも言ってみたい。

穴・・・また穴だ。

オトヒメマクラさん！まだお気に入りに場所にいたのね。

すっぽりはまったお話がたっぷり。楽しゅうございました・・・

本・ほしよりこ 「きょうの猫村さん 3」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　読書備忘録　

　　　　　　　　　

　 内容紹介
犬神家のお家事情も芸能ニュースも世話焼き家政婦・猫村ねこには他人事ではありません。鼻歌心配皿洗い、昼寝にお掃除お洗濯。小さなからだできょうも大忙し! ネット発超スロー漫画、第3弾。

　スリー　　

「心を空っぽにする」そりゃむずかしいったらありゃしない・・・　「自分の中の何かが空っぽにする事をこわがる」　　なるほど・・・

お肉やさんのぼっちゃんと犬神さんちのぼっちゃんが同じ会社に就職が決まったって・・・一流らしい。

ステテコのリボンがたてむすびのマンマ　　このワンコ、ウインクします・・・つづく・・・だって　

本・薬丸岳 「友罪」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　読書備忘録　

　　　　　　　　　　

　内容紹介
―過去に重大犯罪を犯した人間が、会社の同僚だとわかったら?―
ミステリ界の若手旗手である薬丸岳が、児童連続殺傷事件に着想を得て、凶悪少年犯罪の「その後」を描いた傑作長編!
ジャーナリストを志して夢破れ、製作所に住み込みで働くことになった益田純一。同僚の鈴木秀人は無口で陰気、どことなく影があって職場で好かれていない。しかし、益田は鈴木と同期入社のよしみもあって、少しずつ打ち解け合っていく。事務員の藤沢美代子は、職場で起きたある事件についてかばってもらったことをきっかけに、鈴木に好意を抱いている。益田はある日、元恋人のアナウンサー・清美から「13年前におきた黒蛇神事件について、話を聞かせてほしい」と連絡を受ける。13年前の残虐な少年犯罪について調べを進めるうち、その事件の犯人である「青柳」が、実は同僚の鈴木なのではないか?と疑念を抱きはじめる・・・・・・

　同情はしない、ただ、子を持つ親としてどちら側になるかという事はわからない。だからと言って智也の理屈は・・・

独り立ちしたつもりで働いていても、闇は闇。ここからは一生抜け出せないのだろうけれど、Sくんへ、益田が批判を承知で言うなら、これからの人生の中でときには楽しいことや、うれしいことがあってほしいと思っている。と・・・

毎夜うなされながらも、寮では仲間と楽しく過ごしていたのだから・・・

その仲良くしていた寮の仲間が、あの事件を犯した人物とわかり手の裏返したにもかかわらず、マスコミの中のマスゴミをみた益田の　Sくんへー　は感動的だった。

クズ男が登場しているけれど本当にアイツはクズ！どうしようもないクズである。

　今年一番の本っ！読み出したらとまらなかった。Sくんはどこでどうしているのだろう？

小海線中込駅と旧中込学校

　

涼しくなったら、小海線に乗ってあちこち行ってみよう　　って、なんだか毎年こんなことを言っている気がするけど・・・

新幹線が通って佐久平があんなに賑やかになる前までは、ここの駅前の西友や商店街に来ていた。
西友の駐車場に車をとめ、おトイレ借りて、迷子になったら大変と子供たちの手をしっかり握って花火を見に行ったことだってある。今は・・・

駅前のトイレを見て・・・おっ！・・・思い出していつもは通らない道だけれど、美しいお姿を・・・と　











　　　　　　　旧中込学校は　国の重要文化財　です　


　

　新幹線と小海線の佐久平駅　　　　　中山道岩村田宿　

佐久平界隈はお店がたくさんあるから吸い寄せられるように近隣から集まって来ているみたい。にぎわっています。

岩村田のお祭りはちらっと見たことがあるけれど、こんどはどこかに車を止めて行ってみたい。歴史がある街ですからね・・・

本・大島真寿美 「虹色天気雨」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　読書備忘録　

　　　　　　　　　　

　内容（「BOOK」データベースより）
早朝に電話で起こされ、幼なじみの奈津の一人娘・美月を理由もわからぬまま預かることになってしまった市子。家に連れてこられた美月から、奈津の夫・憲吾が行方不明となり、奈津が憲吾を捜しに出かけたことを知らされる。二日後、戻ってきた奈津は心当たりの場所をすべてまわったが憲吾を見つけられなかったと語る。憲吾の失踪には女性が関係しているとにらむ市子と奈津のまわりには続々と仲間が集まってきて…。女性たちの友情を描いた名作小説。

　市子のまわりに集まってくる人たちのお話

特に市子と美月が親戚のお姉さん？おばさん？・・・友達の娘との関係なのだけれど、こういう人私にもいたなあぁ～近所のお姉さん？おばさん？って人が。と、ちょっとなつかしかった。

運動会に大挙して押し寄せちゃうなんざ、マジ？
お父さんは誰？どの人？って・・・面白いっ！・・・子どもだなぁ～いいなぁ～

「コンビニのアイスキャンディーを食べると、絶対、中学時代の友達のことを思い出しますもん。・・・」
そうなの、私も食べ物で覚えている。それを食べたのはいつ、どこの店で、誰と。しまいには何の話をしていたか！まで思い出すことがある。そっかそっか・・・と安心した。

私にはこういう、まるでドラマを見ているような関係の友人はいなかったから、楽しかった。と思っていたらビターシュガーがドラマになっていた。

本・篠田節子 「天窓のある家」

　　　　　　　　　　　　　　　　読書備忘録　

　　　　　　　　　

　内容（「BOOK」データベースより）
こんなはずではなかった。なぜ、こんなふうになってしまったのか。気づかぬうちに日常に巣食う焦燥。人生に疲れた女の心をかき乱す隣人。幸せを願いながら、いつのまにか何を求めていたのかよく分からなくなってしまった―。なぜ、あの人はしあわせそうにしているの?ちいさな衝動がおさえられなくなる…心もからだも不安定な中年世代の欲望と葛藤をあぶりだす、リアルに怖い9編。



友と豆腐とベーゼンドルファー
おー潔い！思わず拍手を送りたくなった。そしてその勇気が欲しい！

パラサイト
同じ物書き、嫉妬心激し！でもでも・・・介護！
共通点があればあるほど　　メラメラ　あれ？仲良かったんじゃないの？　なんてことは小説の外にい～っぱい！

手帳
いまどきは携帯？

天窓のある家
これはすごいお話。ストーカーに・・・
天窓に限らず天体望遠鏡で窓をって話だってあるからね・・・

世紀頭の病
老衰症候群だって・・・お薬効いて、見た目はこのままだけれど、中身は戻った！

誕生
やだ！成長してる・・・

果実
生前のご主人がポキッと折っちゃったバラの花・・・花びらが散ったら赤い実・・・夢？出てきたご主人が食べろって・・・

野犬狩り
変っ！

密会
隠し事しているから・・・

解説の最後に、「人は人、私は私」という開き直りがうまれてくるかもしれない。と書いてあった。
解説読む前に、人にはいろいろあるのよ！人間にされて送り込まれたのだって、何かのお仕置きなじゃない？なんて思ったから・・・むむ！