第9話 死ぬ者の願い
ジソクをミヨンから取り戻したい妻チョンランの意図により
ジソクの母が同居するようになるが、
ジソクは心配をかけたくないと母に病気のことを告げないでいる。
「大学の仕事を辞めて家で休んだら?私も休暇をとるから」というチョンランに、
ジソクは「仕事は逃すな。これからは娘と二人で
食べていかなくちゃいけないのに」とさみしい言葉を放つ。
ジソクは日に日に症状が悪化しており
薬だけでは痛みを抑えられない状態になってきていた。
一方ミヨン夫婦は夫テフンがミヨンへの猜疑心にさいなまれ苦しむが
サンフランシスコへの転勤にミヨンを連れて行こうと必死になる。
チョンランもテフンの会社を訪ね夫の行動を探ろうとする。
昔、ミヨンと住んでいたアパートを借りたジソク。
ある日、彼がアパートを出ると外にはなんと
「ずっと待たせてごめんね。私が守ってあげる」とミヨンが待っていた。
ジソクはミヨンとの思い出のマンションにお金も払ったのに、
チョンランの策略で、母が家に同居しに来ちゃうの。
ジソクは母に病気の事を知られたくないのよね。
近々娘も帰って来るし、身動きが取れないジソクは狂いそうになるのよ。
ミヨンは酔ったテフンを寝かせた後、
テフンのスーツを片付けようとすると、電話番号が書かれた紙が・・・
裏返すとそれはジソクの名刺で、
ミヨンはテフンが気付いてる事を知るの。
それでも気付いてない振りをして、サンフランシスコに行こうと言うテフンに、
ミヨンは罪悪感からか、折角気付いてない振りしてくれてるのに、
そうされるのが心苦しくて「他にもそうする理由があるんじゃないの?」と。
けどテフンは言わないのよ。
チョンランは副頭取の妻から、ジソクが副頭取の証券会社に来ていたと聞き、
不信に思ってその証券会社に行くの。
そこでテフンに会い、事故の話をするんだけど、
机の上の写真で、テフンがミヨンの旦那だって知っちゃうのよ~。
ヤバイねぇ~。もうドロドロだねぇ~。
ジソク母はチョンランのギャラリーに来てて、
外を歩いてたミヨンに気付くの!!
ミヨンを捕まえて、またヒドイ暴言を吐くのよ!!
「家があんな目に遭ったのはあんたのせいよ!!」って。
自分達がジソクにしてきた事を棚に上げてなんてヒドイことを!!
ミヨンは事務所に行き震えるのよ。
あの別れた後、ジソク母にヒドイことされたのを思い出して・・・
かわいそうだわ・・・
そんな事があったせいか、ミヨンはテフンに
「サンフランシスコに行こうか・・・」って。
それ以来、ミヨンはジソクの電話を取らないのよ。
ジソクは母がミヨンに何かしたと知って心配で、
いても立ってもいられなくなり、トックに「やめとけ」と言われたけど
ワルスクの部屋に行くのよ。
ワルスクに「ミヨンが電話に出ない。生きてるかどうかだけ確かめたい。」
って言うの。
今まで散々ジソクに文句を言って来たワルスクだったけど、
すんなりジソクに携帯を貸すの。
ジソクもトックもちょっとビックリ。
その日ワルスクは、昔、自分から男を奪って行った女に偶然会ったの。
その女は別の男といたらしく「浮気中?」って言うのよ。
「人から無理矢理男を奪って行ったくせに!!」って。
そしたらその女に「知らないの? 彼・・・死んだわ・・・事故で・・・」って。
そんな話を聞いたから、ワルスクもきっとジソクの気持ちが分かったんだよね。
ジソクが電話すると、ミヨンはワルスクからの電話だと思って出るの。
笑いながらテフンが洗って縮んだセーターを着ようとしててと説明し、
向こうからはテフンの声も聞こえてきて・・・
ジソクはそのまま電話を切り、トックが「泊まって行け」って言うんだけど、
1人で帰るのよ。
「幸せそうで良かった・・・」って呟いて・・・
路上で偶然会ったジソクとミヨン。
ジソクはミヨンに「仕事場見付からないなら・・・
お前が住んでたあのアパートを使え・・・夜は誰もいないから・・・」って、
そのまま立ち去って行くの。
ミヨンはテフン姉にしつこく病院に行くことを薦められて行くんだけど、
そこで学生時代のアパートの前に住んでた夫婦の奥さんに会うのよ。
「久し振り。若い夫婦が仲良く暮らしてて、本当に羨ましかったのよ。
旦那さんは? お子さんは?」って聞いてるとこに、なんと~!!
タイミングよく、テフン姉が来てて聞いてしまったの!!
テフン姉はなんだかショックを受けたみたい。
ミヨンはそのまま昔のアパートに足を運ぶの。
そこではジソクが階段で寂しそうに、空き缶をゴミ箱に投げてるのよね。
ミヨンが見てるのをジソクが気付いたの。
「長く待たせてごめんね・・・私が見ててあげるわ」ってミヨンが!!
どうゆうこと!? 一緒に暮らす事、決心したのかな?
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