第5話 心の傷が消えるまで
病院のエレベーターで偶然一緒に乗り合わせたジソク夫婦の会話から、
ジソクがガンに侵されていることを知り泣き崩れるミヨン。
一方的に去って行ったジソクをうらみながらも彼への愛情はまだ残っていた。
トックからミヨンが結婚していることを聞き、
ショックを受けながらもどんな相手とどんな暮らしをしているのか
気になるジソクは、ファンドマネージャーをしているミヨンの夫、
キム・テフンの職場を訪ねる。
投資の相談をしたいと客のふりをして
テフンからミヨンとの暮らしぶりを探ろうとする。
結婚3年目で子供はいないがミヨンへの愛情に自信を持って答えるテフンに
ジソクは嫉妬と敗北感を感じながらもミヨンをあきらめられない。
ジソクは亡くなった父の墓前を訪れ、唯一の願いを聞いてほしい、
ミヨンが我が元へ帰ってくるようにしてくれと涙ながらに懇願する。
とある日、ミヨンからジソクに電話がかかってくる。
ミヨンはジソクがガンだという事を知り動揺を隠せないの。
車の中で泣いてるんだよね。
ジソクはミヨンに知られてしまったと悩んでて、
でも知られたからもしかしたら電話が来るかも・・・って待ってるんだけど、
ミヨンからの電話はないんだよね。
その頃ミヨンは、やっぱりジソクが気になってて、
ジソクが教授だって事を調べて部屋に行くんだけど、ジソクはいなかったの。
ミヨンが結婚していたと知ったジソクは、
ファンドマネージャーであるテフンの元に行くんだよね。
証券の話をしながらも、ミヨンの事を聞き出そうと
夫婦の話をさりげなくするわけよ。
話をしたはいいけど、テフンは申し分のない夫で、
ミヨンを心から愛してるのが分かっただけだったの。
帰り際、ジソクは窓の外でテフンに聞こえないように
「貴方の奥さんを愛してます・・・貴方の奥さんと暮らしたいです・・・
ダメですか?」って言うのよね~。
ジソク、切ない・・・
チョンランはなんとかジソクを助けたくて、
アメリカの有名な医者を調べてカルテを見てもらうように言うんだけど、
アメリカの医者も韓国の医者と同じ意見だって言われちゃうの。
現代医学ではどうにもならないって。
そんなチョンランに相変わらず冷たいジソク。
チョンランは「どうしてあたしにも笑ったり怒ったりしてくれないの?」
って責めるんだけど、
ジソクは「お前を見ると、口が閉じてしまうんだ」と冷たく言うだけ。
分かるわ~。立場ないもんね。
父親が自殺した後から、きっとずっと援助受けてきたんでしょ?
しかも結婚だってさせられちゃって。
なんか重荷を背負って生きてるみたいよね。
ミヨンはテフンに愛されてるのが分かってるから、
このまま生きなくてはいけないと思ってるのに、
どうしてもジソクの事が忘れられないのよ・・・
で、酔ったミヨンはジソクに電話して
「私の心の憎しみが消えるまで、絶対死なせない。」って言うの・・・
それを聞いたワルスクは、ミヨンを責め立てるんだよね。
それじゃ~告白してるみたいだって!!
けどミヨンは、彼が死ぬのに一体誰が悪いの? 彼のせいなの?
私は喜べばいいの?って泣いてるのよ。
そこにテフンが迎えに来るんだよね。
ワルスクは必死でミヨンが泣いてるのを誤魔化して、
家にまで泊まってフォローしてくれるんだよね。
でもテフンもなんとな~くおかしいなぁと思ってる感じ。
チョンランはあまりに自分に冷たいジソクに、
「死んで逝く貴方より私のほうが可哀想だ。」って・・・
優しくして欲しいと頼むんだけど、ジソクはそれを拒否!!
次の朝、ジソクは離婚届に判を捺し、冷蔵庫に貼り付けて出かけて行くの。
それでも、諦めないチョンラン。
ジソクは、チョンランは面白くない小説でも
最後まで読まないと気が済まない性格だから執着してるだけだって言うの。
そしてジソクにとってチョンランは面白くない小説だって・・・
チョンランもずっと愛されてないの気付いてるのに別れないんだね。
チョンランは、ジソクの薬を買いにデパートに行くんだけど、
そこの駐車場で車をぶつけちゃうの。
その相手がテフンなんだよね~。
テフンは大丈夫だっていうんだけど、
チョンランは車にあったジソクの名刺に連絡先を書いて渡すのよ。
あぁ・・・ジソクの名刺に書いて渡しちゃったよ・・・
ある日、ミヨンは偶然ワルスクの部屋の上の階の男が“トック”だと知るの。
ミヨンは家からワルスクを送り、トックに会うのよね。
トックは「口べたで、どう言えばいいか分からないけど・・・」
って言いながら、今までの事を話すのよ。
ミヨンはジソクが捨てたと思ってるけど、ジソクは捨たつもりはないし、
1度も忘れたことなんかなく、ずっと心で想い続けてたと・・・。
そしてあの出て行った日、ジソク父に事業失敗を穴埋めする為、
チョンランとの結婚を強引に押しつけられたんだけど、
ジソクはキッパリ断ったんだって。
けど、その目の前でトラックに飛び込み亡くなったんだ・・・って。
ジソクはもうそうするしかなかったんだって教えるのよ。
それを聞いたミヨンは涙が止まらなくて・・・(T_T)
駐車場に車を止めて、ジソクに電話をするの。
その時ジソクはチョンランに、
「何でも貴方の望みを聞くから。」って話をしてたのよ。
ジソクはミヨンからの電話に出てベランダに。
ミヨンは何か言いたいんだけど、涙が止まらなくて何も言えないの。
そんなミヨンにジソクは「電話をくれてありがとう」って・・・
あぁ~!! もうお願いだから2人にさせてあげて欲しい!!
お互い結婚してるし、そんなに上手くは行かないよね~。
チョンランはジソクの電話が気になってベランダに近づくの・・・
一方テフンも、窓の外を見た時、車で電話するミヨンを見てしまうの。
どうなっちゃうのかなぁ~。
早くしないとジソクの時間が刻一刻と終わりに近づいて行っちゃうよ・・・
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