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滋賀居酒屋紀行 - 浜大津『でんや』

2007-04-14 | 京滋阪神居酒屋
 
 突然決まった稀にしかない滋賀県への出張。あまりにも急だったため春の京都の適価の宿は予約できなかった。しかたなくと言っては失礼だが大津の宿を予約。ところで皆さん大津という街をご存知だろうか。滋賀県の県庁の所在地ですが、京都からJRでたった2つ目と近いのにとても地味な駅です。この街は琵琶湖を利用した交易で栄えたこともあって、当時の繁栄を今に伝える昔の商家が残っているのは琵琶湖のほとりに位置する浜大津近辺だ。大津駅からは歩いて15分程度。

 浜大津にあってはずせないのが『でんや』だ。名前の通り、一年中いただけるおでんが売りだが、この店を訪れるのは今回が二度目。今回は到着したのが22時で多くの客は帰った後だった。ここは古い町屋を改造した造りになっていてオープンキッチンの周りをカウンター席が囲む。


(どうですこの渋いインテリア。客がいないので写真撮りまくり。。。)

この店を訪れる狙いはずばり『鮒寿司』だ。鮒寿司は食べ頃になるのに2~3年はかかるため、年中食べられる。いずれは手に入りにくくなるのだろうなぁ。これを滋賀の名酒『松の司-楽 』純米吟醸でいただく。前に訪れたにいただいた『松の司あらばしり』が素晴らしくてネットで購入したくらいだ。


(鮒寿司と松の司。器も素晴らしい。)

続いて看板メニューのおでんの盛り合わせを注文。これは絶品だ。薄味のようだがうまみのあるオツユは残せない。


(鉄分が赤くなるという八幡こんにゃくの下にはこいも、後ろは鶏つくね、こちらでは『 ひろうす』と呼ばれるがんも、そして大根)


(カウンターの前に広がる厨房の中心にあるおでん鍋)

小生の大好きな岐阜の『醴泉』もあったが、やはり地元の酒をいただけるのも楽しみのひとつだ。地元のフルーティーな酒『浅茅生』でこの店では人気の『明太チーズの卵焼き』をいただく。 以前来た時には丁寧な応対の年配の店主だったが、今回は若い寡黙な店主に変わっていたが印象は悪くない。


(うわずみと書かれたやや濁って酸味のある地元大津の酒浅茅生(あさぢを)とトロ~りチーズの玉子焼き)

お通しのような不要なものはなく、計4400円也。この店は本当に素晴らしい。それと、この街は駅員さんから道で会った人まで親切でいい人ばかりだった。また訪れたい名店。
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