粋なオヤジになりたくて

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J. Howard Miller - We Can Do It 1942

2006-08-18 | 洋画・絵画

 終戦記念日にちなんだ話題をひとつ提供しよう。小生がワシントンDCに行った時にどこかの博物館のスーベニア・ショップで何気なく買ったTシャツに大きくプリントされていたのがこの We Can Do It だった。 これは実は第二次世界大戦中に不足する軍需工場の労働力を女性で補うために42年に米国で作られた戦意高揚のための有名なポスターだった。この女性のキャラクターは翌43年に作られたこれまた戦意高揚の唄の主人公の名をとって Rosie the Riveter (Rivet = リベット。金属板を繋ぎ合わせるための鋲(びょう))と呼ばれるようになった。

All the day long, whether rain or shine,
She's a part of the assembly line.
She's making history, working for victory,
Rosie the Riveter.
Keeps a sharp lookout for sabotage,
Sitting up there on the fuselage.
That little girl will do more than a male will do.
Rosie the Riveter.
Rosie's got a boyfriend, Charlie.
Charlie, he's a Marine. Rosie is protecting Charlie,
Working overtime on the riveting machine
When they gave her a production "E",
She was as proud as she could be,
There's something true about,
Red, white, and blue about,
Rosie the Riveter.

production "E" = excellence award

リベットを打つ擬音をユーモラスに表現しているあたりにアメリカの粋が感じられる。このRosie the Riveterだがミシガン州の飛行機工場で働いていた Rose Monroe という実在の女性がモデルといわれている。なおこの図柄は99年には記念切手となって発行されている。(Women Support War Effortに注意)

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