チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
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人工透析中止の選択肢

2019年03月10日 | チエの玉手箱
透析中止で44歳女性死亡=医師が説明、本人選択―都が立ち入り検査・公立福生病院 -gooニュース

先週末に流れたこのニュース、透析患者およびその家族にとってはショッキングなニュースだったと思います。
私の夫ヒロシも、11年前から人工透析を受けて命をつないでいるひとりです。
亡くなられたこの女性は、透析を中止するという意味を本当に理解していなかったのではないかと思えてなりません。
辛い人工透析の現状から逃れたくて、そればかりを考え、医師から提示された透析中止を安易に受け入れてしまったのではないのか・・・
関連ニュースを読むと、この医師は信念を持って透析中止の提示をしているようですが、患者や家族が本当に死を望んでいるのか慎重に判断することが必要だと思います。
単に確認のサインをもらえば、よいという問題ではありません。
毒素が体中に回ることがどんな症状を引き起こし、透析よりも遥かに苦しいのだと説明したのでしょうか?

そして私は、一週間透析をしなかったら死に至るとは聞いていたけれど、本当にそうなんだなと思い知りました。
関連ニュースに書かれていたことで、透析自体が末期医療であるということにもショックを受けました。
人工透析がなかったら、夫は11年前に死んでいたんですね。
感謝の気持ちで日々を過ごしたいと思います。




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