父に関する諸々の手続きはすっかり終わったと安堵していたのですが、週末実家を訪問すると母が封書を取り出してきました。
父が通っていた浅草の小学校の同窓会報でした。
併せて、年会費の振込票も同封されています。
父はあまり関心が無かった様子でしたが、ヨシヒサおじさんが同窓会に連絡して兄弟で名簿に登載してもらっていたのです。
ヨシヒサ伯父の葬儀の後、父と弟と3人で
浅草を訪ねた折も通った小学校です。
自宅のあった場所からワンブロックくらいの距離です。
母は、
「さて、どうしたものかねぇ? いくらかお金を同封してお父さんが亡くなったことを知らせて、もう会報を送らないようお願いするかねえ。」
という。
「そうだねえ。そうすれば一番いいだろうけど、そこまでする必要はないんじゃないの?」と私。
「そうだ! この振込票で年会費を払って、通信欄にお父さんが亡くなったこと書けばいいんじゃないの!」
「ああ、そうだな。それがいいな。」
そんな会話があって、今日母の代わりに郵便局に行ってきました。
そのうちまた、こんな風に思いがけないことが出てくるのかもしれないな。
良いことならいいけど、厄介ごとはありませんように!