元・副会長のCinema Days

映画の感想文を中心に、好き勝手なことを語っていきます。

「クリムゾン・リバー」

2011-11-24 06:08:12 | 映画の感想(か行)
 (原題:Les Rivieres Pourpres )2000年作品。アルプス山中で発見された変死体をめぐって、パリから派遣されたベテラン刑事と地元の所轄の若手刑事とが共同で犯人を追い掛けるサスペンス編。

 フランス映画にしては金はかかっていることは分かるが、思い付きの域を出ないプロットと、TVドラマ並みの薄っぺらい演出にタメ息の連続。ラスト近くの展開なんて、あまりのくだらなさに椅子からズリ落ちそうになった。主演の二人(ジャン・レノとヴァンサン・カッセル)も手持ちぶさたの感じ。

 ヒロイン役の女優(ナディア・ファレス)はルックスがイマイチだし、グロ度も「セブン」や「カル」なんかに遠く及ばず。残念ながら観る価値はあまりない。

 監督はマチュー・カソヴィッツだが、演出家としての才能はあまりないように思える。俳優業に専念した方が良いようだ。

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