(鉄道コレクション 秩父鉄道300系)
週末に、ふと立ち寄った模型店で思わず手にしたのが秩父鉄道300系です。
久しぶりの衝動買いとなりました。
(パッケージ)
幼少の頃から埼玉県で過ごし、遠足と言えば秩父地方ばかりでした。国鉄沿線に暮らしていましたが、私鉄の中では東武鉄道と並んで秩父鉄道は身近な存在でした。
(「急行秩父路」のヘッドマークは印刷)
TOMYTECの鉄道コレクションは、TOMIXブランドのNゲージ製品とは一線を画すディスプレイモデルです。したがって、ディテール表現はあっさりとした印象です。
ヘッドマークが印刷表現なのは、ちょっと残念ではありますが、全体の印象把握は良いと思います。
(デハ301)
パンタグラフ付きの電動車は、デハ301です。
(サハ351)
登場時はデハ301+デハ302の2両編成でしたが、あとに中間車のサハ351が増備されて3両編成となりました。
(デハ302)
Nゲージ化して走行させたいとは思っているのですが、鉄コレの純正パーツでは動力車の室内がモーターやウェイトに埋まってしまいます。
前照灯・尾灯・室内灯といったライティングも準備されてはおらず、純正パーツを使わない加工も考えてみたいと思っています。
(デハ301)
1977年撮影の実車写真と比べてみます。
〔 秩父鉄道300系デハ302 : 急行「秩父路」 秩父鉄道 熊谷 1977.05.01 〕
ヘッドマークの大きさが随分と異なりますが、モデルのような小さな形のものが使用されていた時期もあるようです。
しかし、大きな方が存在感があって急行列車らしい気もします。
そのほか、色の違いが気になります。画像はモニターの設定などで実物とは多少違っているかもしれませんが、幕板・腰板部がピンク色のような鮮やかな色に見えます。
もっと茶色っぽい小豆色といった印象が強く、インレタが手に入れば塗り直したいところです。
(屋根の様子)
ベンチレーターは一体成型であり、形は複雑ではありませんが別パーツ化するには手間が掛かりそうです。
(秩父鉄道300系)
鉄コレの秩父鉄道は、自社オリジナルではブラインドパッケージで300系2両がありましたが、その他は他社からの譲渡車ばかりでしたので、300系オープンパッケージの販売を機に500系なども出てほしいと期待しています。