(「のぞみ」入線)
〔 N700系 : 「のぞみ5号」 東海道新幹線 東京 〕
2012年11月17日、早朝の東京駅から東海道・山陽新幹線で西を目指した。
目的は、「下関総合車両所 鉄道ふれあいフェスタ」を見学することであった。
午前6時30分に東京を出る「のぞみ5号」は、土曜日であるが時間が早いこともあって、東京・品川・新横浜からの乗客は少なめで、名古屋まではあちこちに空席があった。
しかし、名古屋を過ぎるとほぼ満席の状態となる混雑であった。
京都、新大阪、新神戸、岡山と乗客の乗り降りは多い。
(広島で「のぞみ5号」を見送り、「さくら549号」に乗り継ぐ)
「のぞみ5号」は新下関には停車しないので、「さくら549号」に乗り換える必要があった。
数日前に決めた山口県遠征は、指定席券の確保に手間が掛かった。
「のぞみ5号」から「さくら549号」に乗継ができるのは、新大阪・新神戸・岡山・福山・広島の5駅である。
昼食を車内で済ませることを考えれば、「さくら」の乗車時間を長くとりたい。
しかし、新大阪乗り継ぎでは指定席券が確保できず、新神戸から順番に乗継駅を指定して、やっと広島駅乗継での指定席券が確保できたのだった。
広島駅で駅弁を購入し、「さくら549号」の車内で昼飯を済ませて、新下関からは在来線に乗り換えた。
(駅弁は別記事で)
(正午前に幡生駅に到着した)
下関総合車両所は幡生駅の目の前にあり、構内の入口も遠くはない。
(壁に掲げられた案内のポスター)
今まで訪れた車両基地や工場では、一番近く感じた。
東京の尾久車両センターも最寄りの尾久駅からは近いのだが、長い列ができて入場までに時間が掛かった覚えがある。
下関総合車両所では混雑はなく、入場の列も見当たらない。
(展示車両の周辺も撮影者は疎ら)
小降りの雨は時折激しくなり、天候は芳しくない。
それでも貴重な車両を拝めるとあって、鉄道ファンは撮影に勤しんでいた。
しかし、その数はそれほど多くはない。
地元の方も多く、家族連れはもちろん、女性だけのグループ(老若問わず)もあって、和やかな雰囲気であった。
(下関総合車両所の見学を済ませて、幡生駅に戻った)
相変わらず雨は降っていたが、徐々に回復する傾向にあった。
幡生駅に戻り、山陽本線の上り列車を待った。
(つづく)
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