(好ましい二枚窓の顔)
〔 クハ172他 : 118レ 富山地方鉄道本線 西魚津-越中中村 〕
2011年10月20日の撮影である。
23パーミルの勾配を登って来る地鉄電車だ。
今となっては少々古めかしい顔立ちである。
〔 クハ172他 : 118レ 富山地方鉄道本線 西魚津-越中中村 〕
国鉄80系湘南電車に代表される二枚窓の顔は、当時の流行であった。
それ以前にも二枚窓は存在したが、矢張り80系が強い印象だった。
私鉄にも二枚窓の電車が流行した。
「鉄道ファン」1977年7月号(通巻195号)の湘南電車特集を見ると、首都圏では西武鉄道501系・相模鉄道5000系・京浜急行600形・東京急行5000系、地方私鉄も富士急行3100形・長野電鉄2000系などが紹介されている。
富山地方鉄道は14780系の名が挙がっているが写真は掲載されていない。
長野電鉄2000系は現在も現役であるが来春には引退の予定であるし、京王3000系も近く引退するようだ。
いつの間にか二枚窓の顔を持つ電車も見られなくなってしまうのだろう。
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