( KATO ED62 )
KATO製Nゲージの飯田線シリーズとして、ED62形電気機関車と貨車が発売されました。
( ED62 のパッケージ )
ED62形直流電気機関車は、飯田線の線路規格に合わせるため中央東線で使用していたED61形に1軸の中間台車を設けて軸重を軽減した機関車です。
飯田線用に改造されましたが、後に大糸線などでも使用されています。
モデルは少し傾斜した前面の具合や中間台車の様子などをよく捉えて好ましく表現されています。
KATOでは初の製品化になります。
( 直流機らしく屋根上は比較的あっさり )
改造直後は残されていた重連総括制御用のジャンパ栓が外された後年の姿とされています。
( 運転士側と助手席側で異なるワイパー )
飯田線ではタブレットを使用していた時期があり、側面ドア後方にはプロテクターが設置されていたことがありますが、その表現はありません。
( スノープラウ取付済み )
下回りは素材のままで重厚感に欠けます。
プライマーなどの下処理をして塗装、ウェザリングすると良さそうです。
( D級の小さな車体 )
過去に発売された飯田線電気機関車には ED19 と EF10 がありますが、ED62と併存させるには置き換えの頃を再現すると辻褄が合います。
その際は、ジャンパ栓など加工したいと考えています。
( タキ25000+ホキ5700 飯田線貨物列車 4両セット )
同時に発売された貨物列車セットです。
( タキ25000形タキ25145 )
( ホキ5700形ホキ55722 )
( ホキ5700形ホキ55735 )
( ヨ5000形ヨ14701 )
いずれも飯田線で見られた貨車ですが、車掌車はどちらかと言えば ワフ22000形などのイメージが強く残っています。
( ホキ5700 秩父セメント 2両入 )
ホキ5700形は増備のためのセットも発売されました。
( ホキ5700形ホキ55719・ホキ55728 )
ホキ5700形が4両となりますが、番号は変えてあります。
( 飯田線の貨物列車編成 )
スカ色の旧形国電との交換などが楽しめそうです。