ちゃみおか発

鉄道写真を中心に模型工作や旅行の記録を紹介します。

【鉄道写真】弁天橋駅~鶴見線(8)~

2015年09月05日 | JR東日本

鶴見線弁天橋駅の駅舎を構内側から見てみました。手前は下り線で、駅を出るには構内踏切で横切ります。
跨線橋や地下道ではなく線路を渡る構造は、首都圏のJR路線では珍しい方ではないでしょうか。私鉄買収路線の面影が残る所以です。

ホーム上屋は、昔からの木造のものの鶴見側に鉄骨の新しいものが継ぎ足されています。
木造上屋に残る番線表示は、手書きの懐かしいものです。雰囲気は古く感じますが、国鉄時代のものなのかJR化後のものなのかは分かりません。

新旧上屋の接続部です。
右手には大きな工場がありますが、境は植林されているので緑に囲まれたように見えます。貨物線のレールは錆びついています。

鶴見方を眺めます。鶴見線の車輛基地への入出庫があるため、入換信号機が備えられています。
ホーム端の柵も随分と錆びています。

浅野、扇町方面を見ます。
1990年代前半頃までは、ホームの端に乗務員の控室が建っていました。今は痕跡も見当たりません。


〔 205系1100番台クハ205-1104他[横ナハ] : 1209 鶴見線 弁天橋 2015.07.11 〕

先ほど乗ってきた列車が、鶴見駅で折り返して弁天橋にやって来ました。構内踏切のあたりから下り列車を見たものです。

乗務員の交代が行われる駅ですが、弁天橋は無人駅です。
列車が出て乗降客の人通りが途絶えると、駅舎の中はがらんとして静まり返ってしまいます。
床にはかつての改札口の跡が残っているように見えます。

駅の外に出ます。
いつの頃までかは不明ですが、この辺りにはキオスクがあったようです。

駅前は花壇などがあり。小さな公園のように整備されていました。
屋根上を見ると地デジアンテナが建っています。無人駅ですが、乗務員控室の役割があるためなのでしょう。

弁天橋の駅舎は随分と古く、大正15年の開業当時から使われているものだということです。

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