〔 モハ604・デハニ201 : 安曇野ちひろ公園 2017.08.05 〕
安曇野に暮らし始めて一年以上が過ぎて、ようやく以前から訪れてみたかった安曇野ちひろ美術館内にある安曇野ちひろ公園にやって来ました。
お目当ての長野電鉄保存車のバックには、北アルプス後立山連峰の爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳が見えています。
〔 デハニ201 〕
モハニ130形131として長野電鉄で最後の活躍をしていた車輌は、表記をデハニ201と改めて保存されています。
〔 デハニ201 〕
外観からはとても良い状態に見えました。
床下の様子も間近で観察することができます。
〔 モハ604 〕
モハ604は長野電鉄から上田交通に譲渡された際に電装が解除されていて、パンタグラフなどはありません。
それでも、川造の特徴的な車体はとても印象的です。
〔 モハ604 〕
銘板に「昭和弐年 川崎造船所 兵庫工場製」の文字が読み取れます。
〔 モハ604・デハニ201 〕
晩年の長野電鉄の旧型車は、専ら同系列車輛同士で編成を組んでいたようですが、単色塗りも相まって違和感はありません。
〔 モハ604・デハニ201 〕
有明山を背景に入れれば電線が架線のようにも見えて、今にも動き出しそうな気配でした。
縁あって、安曇野ちひろ公園には自転車でも通える場所に居を構えることになりました。
機会があれば、また立ち寄ってみたいと思います。