( 1/80スケール16.5mmゲージ TOMIX115系1000番代湘南色冷房準備車 左:旧製品、右:新製品 )
TOMIXの115系1000番代湘南色がリニューアルされました。
そこで、手元にあった旧製品と比較すると色々と違いがあることが分かりました。
( パッケージ )
青色の箱が旧製品、グレーの箱が新製品です。品番は変更されています。
旧製品は[HO]、新製品では[1/80・16.5mm]と表示されていることに興味が惹かれます。
( クモハ115 左:旧製品、右:新製品 )
リニューアル品を手にしたときは、手すりの別パーツ化箇所の違いくらいと思っていました。
( テールライトとジャンパー栓取付穴が異なる )
しかし、よく見ると前面ではテールライトの造形やジャンパー栓取付穴に違いが見られました。
(車側表示灯の別パーツ化 )
( 側面通風器の形状 )
側面では車側表示灯がクリアパーツを後付けする構造となり、また電動車の側面通風器の形状が見直されています。
(ライトのON/OFFスイッチ位置の変更 )
床下では先頭車ライトのON/OFFスイッチ位置が変わりました。
( モーター車の台車部分 )
動力機構にも変更があったようで、動力台車のギアが密閉されています。
( リニューアルされたパンタグラフ )
手元の旧製品はPS16形をPS23形に換装してしまったので、新製品の画像のみをアップします。
旧製品ではバネが露出していましたが、新製品ではカバー付きに変更されています。
そのほか、行先表示がシール式からパーツの嵌め込み式となったことなどの変更が見られます。
細かい所を見ると、やはりリニューアル品の方が良く見えてしまいますが、旧製品も全体の印象は悪くはありません。
我が家では、旧製品は1977年に信州地区に新製配置されたタイプ、新製品は1981年に大糸線に新製配置されたタイプとして運用する予定です。
導入時期による違いがありますので、その辺りも表現できればと思っています。