制作中のレイアウトは、電化区間である。したがって、架線柱が必要になる。
いろいろと試したいこともあって、様々な形態の架線柱を混用することにした。
まずは橋梁に建てる架線柱は、鉄骨構造である。
間違ってもコンクリート柱を建ててはいけない。
〔 橋梁上の架線柱 〕
使用したのは TOMIX の製品である。
説明書どおりの位置に架線支持部を付けると、パンタグラフとトロリー線の位置が離れすぎてしまうので、スケールに近い位置に修正している。
ただし、パンタグラフとの接触による破損事故も招きかねないので、安全性を考慮すれば説明書どおりに組むのが正しい。
次は曲線部に掛かる片持ち式の架線柱だ。
〔 KATO の単線架線柱 〕
架線柱は曲線の内側に建てることにしたので、トロリー線を外側から支える構造のものを選ぶ必要がある。
各社から発売される単線用架線柱は、二種類がセットになっているものがほとんどである。
コンクリート柱の架線柱は、KATO 製を選択した。
曲線部には木製の架線柱も建ててみる。
選んだのは、DDF の製品だ。
〔 DDF の単線架線柱 〕
茶色いので木製としたが、この形態はコンクリート柱でも見かけるタイプだ。
TOMIX の架線柱セットに含まれる架線緊張装置を使うことにして、KATO製の架線柱に取り付けることにした。
塗装を行ってからの接着による取り付けとなるので、この段階では組み合わせていない。
〔 KATO の単線架線柱と TOMIX の架線緊張装置(滑車型架線引っ張り機) 〕
これは曲線の外側に建てる予定だ。
分岐部分は製品の改造でそれらしくまとめることにした。
TOMIX の単線架線柱の柱と3線架線柱のビームを加工したものを組み合わせた。
〔 TOMIX の製品を加工 〕
もう一つは、TOMIX の3線架線柱の柱と加工したビームの組み合わせである。
〔 これも TOMIX の製品を加工 〕
駅構内は、ジオコレの駅複線化対応セットに含まれる架線柱を加工した。
トロリー線を支える曲線引き装置は、φ0.4mmの燐青銅線を使った。
〔 TOMYTECジオコレの架線柱をベースに TOMIX の製品などからパーツを取り付け 〕
ホーム上に掛かる架線柱は、TOMIX 3線架線柱のビームに鉄骨柱を組み合わせた。
き電線の支えは、1.0mm 角のプラ棒で櫓を組み、銀河モデルの車両用パーツのガイシを組み合わせた。
〔 TOMIX の製品をベースに加工 〕
鉄骨柱の長さが異なるのは、片側をホーム上に建てるためである。
いずれにせよ、長さは取り付け時に再度調整する予定だ。
線路終端部はコンクリート柱に鉄骨柱をビームにして組み立てる。
背面に余裕が無いので、ワイヤーによる支えが付けられないことから、φ2.0mm のプラ丸棒を支えに使う。
〔 線路終端部に建てる架線柱 〕
柱はそのまま建てるのでは心許ないので、底部に穴を開けて、φ0.8mm の真鍮線を刺し込んでいる。
〔 0.9mm のドリル刃で穴あけ 〕
設置するときには柱も多少は埋めることになるが、真鍮線の支えがあることでしっかりと建てることができるはずだ。
あとは塗装なのだが、コンクリート部と鉄骨部をどう色分けするか、悩みどころである。
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(EF64牽引の貨物列車)
〔 EF64 1038 : 8760レ 高崎線 北上尾 〕
2014年4月19日の撮影である。
EF64形1000番代直流電気機関車が牽引するタンク貨車だ。
〔 EF64 1038 : 8760レ 高崎線 北上尾 〕
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高崎線ではEF64を見る機会が多い。
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