(153系新快速・低運転台の前面)
国鉄153系電車は、今から30年以上前に東京発大垣行の所謂「大垣夜行」で豊橋まで乗車したことがある。
ほかにも、平塚の親戚宅に訪れる際に、113系とともに何度か利用したことがあるように記憶している。
関西における新快速色の153系は、修学旅行のときに京都で見かけたのかもしれないが、記憶には無い。
(国鉄153系(新快速・低運転台)基本編成)
あまり縁の無い車両の購入は以前にもあったし、雑誌などで見て気に入った列車を模型で再現するのは楽しい。
しかし、関西の列車をいろいろと揃えてゆくだけの余力は無い。
やはり再現したい列車は、上野口や中央線および連絡するローカル線が主体となっている。
(KATOの165系を並べてみる)
さて、それでは何故153系なのか?
クハ153低運転台車は、クハ164に改造されて165系に編入されたものがある。
大垣区に所属していたこともあって、急行「伊那」として飯田線に乗り入れたり、急行「富士川」として身延線に入ることもあった。
この辺りを再現する目論見があって、今回の入線となったのだ。
編成は、クハ164・モハ165・モハ164-800・クハ165 の4両だ。
クハ164 は、奇数向き・偶数向きともにあったので、幌の取り付けやシールドビーム化も含めて詰めてゆきたい。
この場合、製品化されていない モハ165 などが必要となるが、モハ153 から改造できないかと考えている。
幸い、16番の大きさでは、KATO製165系とTOMIX製153系を混結させても違和感を感じないように思う。
メーカーによる再現の差異(デフォルメなど)はNゲージの方が、各社の色が強く出てしまう。
外装は、どうせ色を落として再塗装するので統一感を図ることはできそうだ。
動力車や台車、床下機器などに大幅に手を加える必要はありそうだが、今のところ何とかなるだろう、と楽観的に考えている。
(TOMIX製のクハ455、クハ153 と KATO製の クハ165)
なお、TOMIX製の クハ455 が余っているので、これを クハ165 に改造するのもよさそうだ。
実際に手を付けるのは、まだまだ先のことになりそうであるが、車両を並べてあれこれと考えるのも楽しい時間である。
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