ちゃみおか発

鉄道写真を中心に模型工作や旅行の記録を紹介します。

【Nゲージ】湘南色の流電~鉄道コレクション~

2013年04月06日 | 鉄道模型 Nゲージ



鉄道コレクションの国鉄52系流電は、狭窓の1次車および広窓の2次車をそれぞれ2種類、合計4種類が製品化されている。
流電晩年の飯田線を再現するにあたり、クハ47100代欲しさに、2次湘南色編成を入手した。

(クモハ52003 と クハ47102)


時代の先端を行くノーシル・ノーヘッダー流線型の モハ52 と、平妻リベット車体の無骨な クハ58 の違いが表現されている。
塗装はあまり美しくないが、改造前提の素材と思えば許容できる。

1両ずつ見ていこう。

(クモハ52003)


奇数向きの クモハ52003 は、スカ色のセットと車体形状の違いは無いようだ。
湘南色の時期は決して長くはない。

(サハ75007)


横須賀線で活躍した70系の二等車で、現在のグリーン車にあたる車輌である。
4両編成中、唯一の戦後生まれの形式である。
実車は、二等車時代のシートを残していてシートピッチが広く、好んで サハ75 を選んでいた乗客もあったようだ。
晩年は客用ドアを片側三扉化されて、サハ75100代となった。
鉄道コレクションでは、スカ色を三扉化後の100代、湘南色を二扉として作り分けている。
これを目当てに、湘南色を購入したファンもいたのではないだろうか。

(クハ47102)


正面に貫通扉を持つ42系旧クハ58の クハ47100代は、4両編成の中間に入ることが多かった。
そのため、厳つい静鉄形の幌枠を付けていた。
1983年の最後まで残った クハ47104 では幌枠は外されていて、何か物足りない雰囲気があった。
クハ58当時は向きが決まっていたが、飯田線では方転された車輌があった。
1981年までは身延線にも何両か在籍していたので、そちらを再現する種車としても使えそうだ。

(クモハ52005)


52003 同様、スカ色の クモハ52005 と形状は変わらない。
縦樋の余分なモールドもそのままである。

(パッケージ)


クモハ52 は、スカ色編成とプロトタイプを変えるため、52004 に改造しても良い。
湘南色のまま残すのも良いかもしれない。
サハ75 の使い道は思案中である。

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