ちゃみおか発

鉄道写真を中心に模型工作や旅行の記録を紹介します。

【1/80】田町電車区(南チタ)の修学旅行用電車~TOMIX 155系の軽加工(1)~

2012年01月29日 | 鉄道模型 16番、13mm(1/80)


(加工元はTOMIX155系)


先日手に入れた16番の155系である。

管理人が撮影した実物の155系は、寒冷地対応後の南チタ(田町電車区)の修学旅行色155系とグローブベンチレーター(グロベン)のまま湘南色化された名カキ(大垣電車区)の急行「東海」である。
いずれも、1976年の撮影だった。

そこで、簡単に加工できる田町の155系に仕立ててしまおうと、屋根上の加工を行った。
まずは、車体を床板から外し、屋根板と車体を分解した。

(車体から屋根板を外す)
 

ベンチレーターを交換する訳であるが、元の穴を埋めて、別売パーツの押込型ベンチレーター用の穴を開けて取り付けようと考えていたのだが・・・

((左)屋根版を裏から見る、(右)グロベンを取り外した屋根板)
 

元のグロベンを外してみると、何と押込型ベンチレーター用の穴が準備されていた。

(矢印の穴が、押込型ベンチレーター用のもの)


加工も何もない、パーツ交換だけで済んでしまうのだった。
雑誌などの真横からの実物写真や図面を見ると、押込型ベンチレーターの位置は元のグロベンと変わらない。
本当に交換するだけなのだ。

因みに、159系は製造時より押込型ベンチレーターであるが、扇風機の数の違いなどから155系とは屋根上が違うのだ。
それ以外も、便洗面所の窓の有無など車体に違いがあるので、TOMIX155系は簡単には159系に改造できない。

(取り外したグロベン(左)と別売パーツの押込型ベンチレーター(右))
 

グロベンは、2つの部品を組み合わせてあり、とてもよくできている。
しかし、そのために外側の部品が薄いものとなって、壊れやすいようだ。
取り扱いには注意しなければいけない。

別売パーツの押込型ベンチレーターは、ランナーに平タイプが7個、斜タイプが1個付いている。
155系に使うのは、平タイプである。

((左)2種類ある平タイプ、(右)屋根板に押込型ベンチレーターを取り付ける)
 

平タイプには、取付け用の足が2本のものと1本のものがある。
押込型ベンチレーターには向きがあり、取付け足2本のものは足の形状を変えてあって、屋根板の穴に合わせれば、向きを間違うことはない。

(つづく)

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
クリックをお願いします

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村