HAPPY MANIA

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あじわう、せいかつ。

ジョルジュ・ド・ラ・トゥール展

2005-04-06 02:04:24 | ☆ART☆
ラ・トゥール展に行って来ました♪
カラヴァッジョ好きとしては、絶対行かなければ!

ラ・トゥールの真筆といわれる絵は、わずか41点。
実際にはその10倍描いただろうと推定されていて、
最近発見された絵もあるので、
きっと、どこかでラ・トゥールの素晴らしい絵が眠っているのでしょう...

わたしは絵をみるのが好きなだけで、全然詳しくないのですが。
以前は写実的な絵で、しかも宗教画であれば特に、
全く興味が湧きませんでした。
ルノワールやモネといった印象派の画家達の絵が好きでした。

でもでも!
イタリアに行っておどろいた☆☆☆

全く興味のなかった「写実的な宗教画」「イタリア絵画」の
力強さというか、迫ってくる気迫みたいなものに圧倒されました。
躍動感、っていうのかな。
信仰心の強さが訴えかけてくる、というか。
印象派の絵画は静止した一瞬なのだけれど、
イタリアでみた絵画はフレームの中で生き、動いているように見えました。

その時は美術館を11カ所まわりましたが、
「絵って光と陰なんだ!」って思いました。

ラ・トゥールの作品もまさに「光と陰」
今回の展示会では「聖ヨセフの夢」がいちばん好きです。

絵を見に行くといつも思うのは、
画家の目は、わたしの目とは絶対に違う!ということ☆
フィルターも違えば、脳が認識するまでの伝達経路も絶対違うはず!
と思ってしまいます。

見たままの色を写しとることって、難しいですよね?
わたしだったら、余計な固定概念から、人の顔に青い絵の具は使えない。
でも、ゴッホの肖像画を見ると、いろんな種類の青が使われていたりします。
「余計な固定概念」がいけないんだな☆☆☆
よし!捨てよう!(←と、今思いました!)

「ラ・トゥール展」
行こうか迷っている方がいたら、行った方がいいです!
絶対感動します!
別室で展示されていた「マックス・クリンガー版画展」も、
ついでにみようかな♪くらいの軽い気持ちで見はじめたのですが、
かなり引き込まれました。
こちらもおすすめです。

ゴッホ展も開催中!ルーブル展も始まります!
美術館に通わないと♪♪♪

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