HAPPY MANIA

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あじわう、せいかつ。

ベネッセハウス パーク(香川県/直島)

2013-06-05 07:07:07 | ♪TRAVEL♪
直島での宿泊は、ベネッセハウスパーク。

宮浦港からは宿泊者専用バスもでていますが、
しばらく待つようだったのでタクシーでホテルまで。





アンソニー・カロの「Final Call」が出迎えてくれます。





設計は、安藤忠雄。





エントランスから客室に向かう通路には、
細長く切り取られた窓があります。

安藤建築、って感じがしますねー。





アントニー・ゴームリー「サブリメイトⅣ」の横を通って、客室へ。





お部屋の内装は、とてもシンプル。

テレビなんて野暮ったいものはなく(笑)、
BOSEのオーディオがあるのみです。





壁には、ジェームズ・タレル。





目の前が海に続く広場で、
ここにもたくさんの作品があります。





部屋からもちらっと見ることができるのは、
ジョージ・リッキーの「ペリスタイルⅤ」

風にただよう、野外彫刻です。





もともと、宿泊棟の「パーク」は、
ベネッセ(当時は福武書店)と直島町との最初のプロジェクト
「直島国際キャンプ場」があった場所。





なので、
ニキ・ド・サンファールの「猫」みたいな、
POPな作品が多いです。





その先に、
草間彌生の「南瓜」もあります。

人気のある作品なので、
入れ代わり立ち代わりの写真撮影が
日が暮れるまで続くスポット。





パーク内にも、たくさんの作品が。

ミュージアム棟のように“美術館”ではないけれど、
建物の中に作品が溶け込んでいるよう。

パークからテラスレストランへ向かう通路にあるのは、
テレタージ・フェルナンデルスの
「ブラインド・ブルー・ランドスケープ」

1万5000個のガラスキューブを埋め込んだ作品です。





須田悦弘「バラ」

同じ直島の家プロジェクト「碁会所」も
須田さんの作品。

あとね、こっそりとミュージアム棟にも作品があります。

クレジットが何もないので、気付かない人がほとんどだとか。
私はそれを見つけたときに不思議で不思議で、
スタッフの方にうかがって作品なのだと教えていただきました。

「気づく人だけに見てもらえばいいですから」
というのも須田さんの意向なのだそうです。

ぜひ、見つけてください!笑





杉本博司
「観念の形003オンデュロイド:
 平均曲線が0でない定数となる回転面」

数理模型、なんですね。

たまたまこの少し前にKITTEに開館した
「東京大学総合研究博物館」で数理模型をいくつか見ていたので、
ちょこっと親近感。

表参道のハナエ・モリビル跡地にオープンした
oak omotesandoにも杉本さんの作品があります。





パーク内には杉本さんの作品がたくさんあります。

「光の教会」や、





「光の棺」「松林図」などなど。

中でも、
「カボット・ストリート・シネマ、マサチューセッツ」
という作品がわたしは一番好きです。

家プロジェクトの「護王神社」も杉本さんの作品。





少し離れた屋外作品のエリアにも、
散歩がてら歩いて行けます。

大竹伸朗「シップヤード・ワークス 船尾と穴」

このエリアには、
地中美術館の「タイム/タイムレス/ノー・タイム」で知られる
ウォルター・デ・マリアの
「見えて/見えず 知って/知れず」など
大きな作品もある穴場スポット。



パーク内のミュージアムツアーは宿泊者のみ参加できます。

ミュージアムのツアーは、
夜のみ(20:00~)宿泊者限定です。

宿泊者専用のバスがあったり、
バスの時間を逃しても車があれば案内してくれたり、
家プロジェクトの時間指定券がもらえたり、と
至れり尽くせり。

直島に泊まるなら、やっぱりベネッセが便利です。



ベネッセハウス パーク
香川県香川郡直島町琴弾地
087-892-3223




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Ruriko)
2013-06-05 11:47:50
パークに宿泊されたのですね!私も次回はパークへとまってみたいと思っています。ここのスパもとても素敵ですよね。写真を拝見していると季節のいい時期にいきたくなりました。ミュージアムの須田さんのこっそりと生えているコ、いいですよね。増殖していないか確かめに行かなくては・・・
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☆Rurikoさんへ☆ (chaco)
2013-06-05 13:02:04
今回はパークだったので、次は別の場所に泊まりたいです!(笑)

ミュージアムの須田さんの作品、こっそりと生えているコ、です!
ひとつ増えたそうなのですが、ひとつお掃除の方がゴミと間違えて捨ててしまったんですって!!
なんたることー、と思ってしまいましたが(笑)須田さんは「それだけリアルだったってことですねー」と許してくださったそうです。
そのエピソードをうかがって、ますます須田さんファンになりました。

直島、Rurikoさんが以前おっしゃっていた通り、素敵な場所でした。
行ってきたばかりですが、また再訪したいです。
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