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フランスが夢見た日本~陶器に写した北斎、広重

2008-07-31 23:51:18 | ☆ART☆
東京国立博物館の表慶館で開催されている
「フランスが夢見た日本―陶器に写した北斎、広重」
を見に行ってきました。


ヨーロッパのジャポニズムに
日本の浮世絵が与えた影響について、
テーブルウェアに焦点をあてて紹介しているこの展示会。
職業柄「テーブルウェア」には興味津々。

展示は1866年~1930年代まで
フランスで人気を博したテーブルウェア
「セルヴィス・ルソー」と「セルヴィス・ランベール」が
元絵に使われた浮世絵とともに展示されています。

手書きで現存する数が少ないランベールの作品は、
日本初公開なんですって。





こちらは、ルソーの
「水切り付楕円形皿 鯉に朝顔図」

このお皿の元絵になっているのが、
歌川広重の
「魚づくし」鯉(三庄版)





このテーブルウェアは、
パリ万国博覧会で紹介され、大成功をおさめた後、
50年以上にわたって制作されたそうです。





こちらは、ランベールの
「平皿 沼津 足柄山不二雪晴図」

このお皿の元絵になっているのが、
歌川広重の
「五十三次名所図会」沼津 足柄山不二雪晴





ランベールはルソーと違って手書きのため
「使うもの」というより「鑑賞するもの」
日常的につかう食器というイメージではありません。

その点で、個人的にはルソーの食器に惹かれます。
「このお皿にはどんなお料理が盛られるのかな??」って
イメージがふくらむ方が楽しいもの。
バカラのグラスとクリストフルのカトラリーと共に
テーブルコーディネートされた展示も
とても豪華で素敵でした。



マネ、モネ、セザンヌ、ゴッホなどの
印象派の画家たちにも影響を与えた日本の浮世絵。
ジャポニズムは1967年のパリ万国博覧会を機に
フランスで一大ブームを巻き起こしました。

ラデュレのマカロンも
ボワシエのショコラもいいけれど、
今日は末富のねりきりが食べたいな…
なんて思ってしまうわたしなのでした。笑




「フランスが夢見た日本―陶器に写した北斎、広重」
2008年7月1日(火)~8月3日(日)
東京国立博物館 表慶館




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2 コメント

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Unknown (ひらら♪)
2008-08-01 09:25:23
これ見たかったのです。

残念...行きたかった~
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☆ひらら♪さんへ☆ (chaco)
2008-08-03 13:54:51
ご無沙汰してます!
コメントありがとうございました♪

確かに、ひらら♪さんとマッチする展示会でした!
正直なところ、あまり期待しないで行ったのですが(笑)
予想に反して良かったです。

また、ひらら♪さんのおいしい手料理とワインを
いただきに伺いたいです♪
よろしくお願いします♪♪♪」
返信する

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