先ほど、修士論文発表会が終了しました。
13時から15時の予定でしたが、予定時刻をオーバー。今回、ゼミ生3名が発表することとなったのですが、私の発表時間は20分で質疑応答の時間が10分ほど。30分の持ち時間でした。
我がゼミからは博士課程に行かれる方も多く、2名のOB博士課程の修了生も参加。何故か、埼玉大学の博士課程に進学した方が4名?もいるそうで(笑)。
口頭試問と違い、もう、好き勝手、やりたい放題、関西弁丸出しで発表。それが一番楽だから。さすがに、主査・副査を目の前に「こんなんあかん!って思いません?」とか「皆さん、おかしいと思いません?なんでこんな結果になるんやろ?それを追求するのが私のテーマで・・・」って感じのことは言えへんし。
といいながら、武蔵野大学大学院の衆人環視の中の口頭試問では身振り手振りを交えて、好き放題発表したような。。。
準備した資料、発表内容ともに3人の中では最下位かな~最後の最後で失速して、中身そっちのけで文字数を整えていたし。無論、読み返しは通勤電車の中で毎日やっていたけど、そもそも「内容」がね、、、
発表が終わって、「今後の希望」として、同期が博士課程に行きたいと言っていたのですが、もう、私はムリ。博士どころか修士でも、「7回目を目指せ!」と言われたら、即、謝絶するだろうな~若い方々のモチベーションの高さには頭が下がってしまいます。
それはそうと、社会人大学生なんてムリ!って言う人がいますが、「時間面」だけに限定すると、私としては、そうそう大学に行けないくらい忙しい人はいないと思っています。自分がやったからでなく、最近、よくネットで、多忙な芸能人が大学や大学での学修を優秀な成績で終えているのを見るからです。
中丸くんの早稲田e‐スクールや、田村淳の慶應大学院や、相川七瀬の國學院大学とか。田村淳が慶應院を修了したのを聞いた時は、もう、これで忙しいことを理由に大学院に行けないとは言えなくなったな~と実感したものです。彼より忙しく仕事をしていると断言できる人って、そこそこ勇気がいるから。
大学院を6回もいってみると、忙しい人こそ大学院で学ばれています。私の経験からすると、通信とか夜間だと「無職の学生」はほとんどいません。無職の専業学生は、昼間の授業に出席しています。そして、通信とか夜間に参加している学生は忙しい人が多いです。明星の時は現役のプロ野球選手がいたし、産能の時は会社の社長がいたり。同期が日経新聞に載っていたり(笑)。とはいえ、そんなことくらいで怯えていたら、日本を代表する企業の経営者が講師役をしている授業で、講師に質問できません。当日の朝刊の一面に講師の名前が載ってたりするんだから。
毎度言っていますが、寝る時間がないくらいブラック企業に勤めているなら大学よりも睡眠。お金がないのに借金してまで大学院っていうのも、高学歴ワーキングプアそのものだし、キャンパスまで片道2時間っていうのもお勧めできんし。
最後に、大学や大学院へ行くのは苦しいのですが、学位のためだけにイヤイヤ学修するのもどうなんだろう。西洋型の生涯学習は投資型で苦しいものとは知りつつも、「博士やるから理学やれ!」って言われても・・・そこそこ、自分の研究分野や専門性から派生する学問でないとやっても続かんし。結局、指導教官が見つからないと、博士課程はムリだな、、、