年初の目標の7番目。
>浄土真宗に特化する。
>「仏説阿弥陀経」と「正信念仏偈」ぐらいは暗誦できるようにする。
>とはいえ、ともに、かなり暗誦できるのですが、まだ完璧ではないので。
>その他、関連図書30冊ぐらい読むこととしましょう。
正信念仏偈をBGMに打鍵している。家内からは「ご近所との関係もあるので音は小さく・・・」と注意を受ける。日本でもっとも信者が多い宗教といわれる真宗大谷派であったとしても、やはり、念仏読経の声は不気味でおどろおどろしいものとなろう。当然、苦情の原因となりかねないので留意するところである。
さて、この調子でいけば、暗誦は問題なく年内に修得することができるであろう。本来通勤途上で英語のヒアリングをするものが、念仏のヒアリングとなっている。そして、ブツブツ不審者のごとく、小声で唱えているのが私である(笑)
さてこの本、3月2に読んだ
『こんな時親鸞さんなら、こう答える』と同じ著者の本です。で、読み進んでいくと、確かによいことが書いてある。
p.67にある「暁烏敏(あけがらすはや)さんという真宗大谷派の僧侶」の話も圧巻でしょう。
「全国から先生の話を聞きたいと多くの方が集まったそうです。先生は、親鸞聖人の「善人なおもて往生を遂ぐ。いわんや悪人をや」の一説を引用されました。「善人が往生するのであれば、ましてや悪人はいうまでもない」という意味です。すると聴講していた人が「先生!悪人が救われるなら、正直者がバカを見ます」と言ったというのです。すると先生は「正直者?いるなら前に出てきなさい」とおっしゃったというです。正直者と言っているのはまさしく自分のことと言いたかったのでしょう。バカをみるというのは、「私は損ばかりしている」と言いたいたか心の表れなのです。」
ちょっと、引用が長かったですね。暁烏敏先生は真宗大谷派なら知らぬ人がいないくらい著名な方ですが、このような話は2013年3月2日まで知りませんでした・・・
って、そう、このブログのヘビーな読者なら、既に、お気づきだと思いますが、ほぼ、
『こんな時親鸞さんなら、こう答える』の暁烏敏先生の記事と一緒。前回は地道に打鍵しましたが、今回は3月2日の記事を貼り付けて、若干微調整するだけで完成!
ここまで一致しているなら、まるっきり一緒にすればいいのにと思いながらも、若干、手直しをしているのが著者の心憎いところでございます。
今回は図書館で借りた本ではなく、自分で買った本なので、同じネタ(他にも似た話多数)の本を読むのは抵抗感があるものの、まあ、仕方がない。同じ本を何度も読むのはよくあること。そのリスクを恐れていては読める本も読めなくなってしまう。
それに、自分自身も、このブログの中で「同じネタ」で「同じような記事」を何度も書いているし・・・何度も似た記事を読まされる読者も心の中で、「もうその内容聞き飽きたぜ・・・」と失望しているやもしれぬ。だから、僧侶ですら同じネタで説法することがあるのだから、ましてや凡夫のわたしごときは、致し方ないとあきらめていただければと思います。