生涯学習の部屋

資格取得数238。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

考えろ!

2008年07月23日 23時38分19秒 | その他
立場上、新人のOJTを受け持つこともある。

だが、私の指導は新人には強烈かもしれない。いや、あまりの奇想天外な展開に面食らっているのかもしれない。

普通のOJTは「××について覚えてね」みたいな知識を伝達させる方法である。

私の場合、関係する資料を渡して、「ちょっと、これを読んでみて」と言って。20分ぐらい時間を与える。

そして、「で、どう思った?」と聴くのだ!

新人は「○○でした」といった受け答えをする。「それだけ?他には?」とたたみかける。

「あと、××でどうやらこうやら・・・」みたいなことを言うので「何故、そう考えるの?」と、何故何故攻撃を行う。

そして、最後に、手続きに沿った説明を行う。



大学院に行った方ならわかるであろう(行かなくてもわかるか)。資料を渡して読み込むのは、「ケースメゾット」の手法。色々考えを言わせるのは「1人ブレスト」である。何故何故というのは、ご存知の通り、トヨタ生産方式の生みの親、大野耐一氏が取った手法である。

私には願いがある。

新人には、常に考えることを学んで欲しい。これから、将来、いくつも、手続きに載っていない仕事に取り組むこともあろう。自分で答えを導き出さなければならない。そして、答えはひとつではない。もっとも、合理的な道筋を考え出すための手法を教えたい。

・市場に通用する知識の蓄積
・問題を解決するベストシナリオを導き出せるスキル

もっと、学んで欲しいこともあるが、私のOJTでは、この2つを目標に指導している。

新人よ、もっと考えろ、もっと悩め!

そして・・・当行をリードしていく人材となってください。
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アーメン・・・

2008年07月23日 23時16分03秒 | 明星大学大学院
明星大学より「めいせい 2008年8月号」が届いた。

中を見て、驚愕とともに、涙を流してしまう記事があった。

「斎藤理事長逝去」という記事だった。

斎藤理事長には4月19日の入学式で祝辞を頂戴した。その軽妙なスピーチに引き込まれ、明星大学のすらばしさを実感した。

「がんばってくださいね」と気さくに話され、いい理事長だな~と感じ入ったものだった。あんなに元気な理事長が突如としてご逝去したのには、驚きを感じ得ない。そして、先生から色々教えていただこうと思った矢先のことだったので、本当に残念である。

先生のご冥福を祈ってやみません。アーメン。
コメント (2)
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