(注:画像は、キミ・ライコネンではなく、10年以上前に活躍していたF1の名物ドライバー、ナイジェル・マンセルです。
マンセルについてはこの記事の最後の方をご覧くださいねー)
モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
今年もついに、F1を見られる日がやってまいりました。
こちらにいらしてくださる方で、F1をお好きだったり、ご存じだったりする方はたぶん少数派だと思います。
でも、世界一の王者の座を競い、時速300km以上バンバン出してかっ飛ぶタフガイたちのレースの面白さが、F1についてあまりご存じでない方にも少しでも伝わればな~・・・と思って、今年も時々レースの折にでも書いていこうと思います。
さて、今年の全17回のレースの第1回目、開幕戦の決勝が、今日オーストラリア・メルボルン、アルバート・パーク・サーキットで開かれました。
「皇帝」というニックネームで、文字通りF1界に君臨していたミハエル・シューマッハーも、昨年のシーズン終了と共に引退。
彼は最後はフェラーリチームに所属し、ルノーチームに所属していた若きスペイン人ドライバー、フェルナンド・アロンソ(25歳)と激しくタイトルを争いました。
シューマッハーが去った後、フェラーリに移籍したのが、速さでは定評のあるフィンランド人ドライバー、キミ・ライコネン(27歳)。
(ライコネンの写真入りプロフィールはこちら)
アロンソも今季はルノーからマクラーレン・メルセデスに移籍したので、共に新チームでの対決となりました。
今年のマクラーレンの新型マシンは、ポテンシャルではフェラーリよりもいいという噂だったのですが、どうやら開発スケジュールが遅れてしまったらしく、開幕戦では本来の力を出せる状態ではないのではないか・・・という予想がされていました。
なので、開幕戦は安定した性能を持つフェラーリが優勢だろうということです。
私は以前からキミ・ライコネンを応援していたのですが、昨年は優勝もなくあまりぱっとしなかったので、「今年はキミちゃんの年だ!」と、ぐぐっとこぶしを握り締めつつ決勝をテレビ観戦しました。
オーストラリアなので昼間に放映してくれるのがすごくありがたい・・・。
結果は、見事な速さを見せつけたライコネンが、ポール・トゥ・ウィンで優勝。
2位は彼の今季最大のライバル・アロンソ。
3位はなんと、マクラーレンに今年エントリーしたばかりの新人、イギリス人のルイス・ハミルトンが入賞しました。
このハミルトン、F1史上初の黒人ドライバーなのです。
しかし初めてF1の決勝に出たとは思えない、度胸と勘のいい走り。
彼は台風の目、間違いなしですねー。
とまぁ、このへんはF1関係のニュースサイトをご覧になれば、プロのライターさんによるもっと詳しい記事が書いてあります。
なので、素人ならではのコメントをひとつ・・・。(^^)
ライコネンは昨年まで、マクラーレン・メルセデスに所属して、シルバーグレーのレーシングスーツを着ていました。
いろいろなスポンサーのワッペンなんかがたくさんくっついているこのスーツですが、キミ・ライコネンのスーツの背中の上の方には、どのスポンサーロゴよりも大きく
「Kimi」
と自分の名前が、どーんと書いてありました。
なのでヘルメットをかぶったまま歩いていても、後姿ですぐ「キミちゃんだ~」とわかるのです。
彼がフェラーリに移籍となった今年。
てっきり、フェラーリ伝統の真っ赤なスーツの背中に、どーんと「Kimi」と入るものだと思って楽しみにしていた私でした。
しかし、今日見た限りでは、キミちゃんの背中には何やら斜めのバーコードみたいな模様がついているだけで、「Kimi」はなかったんですよ。
どうしたんだ、キミちゃん・・・?
なんか、クレームつけられちゃったとか?
あれれ~と思ったファンは私だけではないはず。
どなたか理由をご存知でしたら教えてください。気になる・・・。
最後に、トップ画像は、今年のF1にはまるっきり関係ありませんが、90年代半ばまでF1で活躍していたイギリス人ドライバー、「マンちゃん」ことナイジェル・マンセルです。(91年の写真)
このマリオみたいな風貌(大男ですが)と、単純明快で豪快なドライビングに日本でもファンが多く、ものすごく「キャラの立った」人でした。
こういうタイプのドライバーもいつかまた出てきて、「レースでは何が起こるかわからない!」と毎回ワクワクさせてもらえたらなー、と思いますね。