モンブランへご来店の皆様、こんばんは。
今週は雨模様の日が多かった東京ですが、今日土曜日はいい天気でした。
風が強かったものの、夫・ぱぴりおは、しゅんけいと一緒にお昼の築地市場目指してウキウキの旅立ち。
昨年9月17日の記事で書きましたが、この時に築地の寿司デビューを果たしたしゅんけいツインズ。
以来、「また連れてって~」と再三言われるはめとなり、お魚のおいしい冬が終わる前にもう一度・・・ということで出発したわけです。
私は昨今の寝不足がたたり、今日は家で休んでいたかったので、お留守番して昼寝をさせていただきました。(^^ゞ
さて、お寿司を食べて基本のおみやげ・玉子焼きなど買い、おやつ目がけて帰ってきた男3人。
一服したあと、私が朝より多少元気になっていたので、今度はしゅんけいにお留守番をしてもらって、親二人は近くのフォルクスワーゲンのディーラーさんに試乗に行きました。
先週はアルファ159とマツダCX-7に試乗したのですが、今日は今月6日に満を持して発売されたばかりの、「ゴルフGT TSI」を試してみようというわけです。
先日コメントをいただいて初めて知りましたが、tomoさんはゴルフ乗りだそうですね。
ゴルフというと歴史の長いクルマで、確立したブランドイメージもあり、「手堅い」という言葉が似合うかな、という印象です。
実はこのディーラーさんで、先月「Golf E」という、1.6リッターのゴルフのエントリーモデルに試乗してみたのですが、いかんせんパワーが不足気味(116PS)で、ぱぴりお軍曹には全然物足りないかな~・・・という印象でした。
その後ほどなくして、ゴルフにこの「TSI」という車種が新規に加わったことを知ったので、男3人が試乗に行き、印象がよかったので私にも体験してもらおうと、軍曹が連れていくことにした、というわけです。
TSIは直4の1.4リッターという小さなエンジンながら、ターボとスーパーチャージャーをつけて、最高出力は170馬力を達成。
スーパーチャージャーのおかげで、発進から小気味良い加速感を得ることができ、最大トルクを得られるレンジが1500~4750回転と、低速回転のところからパワーを発揮できるのが強みです。
さらに、トランスミッションはGTIにも使われている「DSG」というダブルクラッチのギアボックスで、シフトチェンジが非常にクイックで、燃費も良くなります。
と、説明はさておき、さっそく試乗。
ナビつきということもあり、営業さんが同乗することなく、二人だけで走らせていただけたので、ぱぴりお氏いつもより多めに踏んでおります(笑)。
TSIエンジンのフィーリングは驚きました。発進の小気味良さはいいですね。スーパーチャージャーの威力です。
回転数を上げてターボに切り替わったときも、いわゆるドッカン「ターボ感」はありますが、妙なタイムラグやショックはなくて、スムーズに切り替わります。
回頭性もきっちり。サスペンションはゴルフ全体に通じる、やや堅めの仕上げ。
ゴルフの伝統ともいえるボディのがっしりとした丈夫な感じ(剛性感)も相変わらずなので、サスの強さもあり、速めのカーブでもボディがよじれる感じはありません。
エンジン音は、アイドリングなどでは大変静か。
踏み込むと、BMWやアルファとは違うテイストの、「うんうん、ゴルフね(^^)」という、低音のしっかりした真面目で実直なメカっぽい音がします。
トランスミッションをドライブモードからスポーツモードにすると、より高回転型の仕様になり、シフトアップが遅くなって「引っ張る」感じになります。
最後にマニュアルモードでぱぴりお氏、腕を鳴らしてみました。レスポンスもよくいい感じでしたが、マニュアルでたくさん走らないうちにお帰りとなってしまいました。
私としてはこのクルマは、(ペーパーの身ですが)自分で運転したくなるクルマです。
十分なパワーを実現していながら、小さいエンジン特有の気軽さもあり、車体サイズが大きくないので、「手足の延長のような感じ」が楽しめそうです。
スポーティなホットハッチは欲しいけど、GTIまではね・・・という人にぴったりの、ニッチなところをきっちり突いてきた、マーケティングと技術力の結晶でしょうか。
TSI、市場の反響もいいようで、4月末まで納車予定は満杯の状態だとか。
私でも運転したくなる「敷居の低さ」と、ベテランドライバーのぱぴりおでもいろいろ楽しめる「懐の深さ」を兼ね備えているので、売れるのもわかりますねー。
さて、明日もまた試乗に出かける予定です。←好きですよねぇ~。
何のクルマに乗るかは、明日のお楽しみということで・・・。
八王子近辺でシルバーのゴルフがダラダラ走っていてもパッシングはしないでくださいね。(笑)
ゴルフのオーナーさんから反応いただけると、嬉しいですねー。
「Golf E」も、非力ではありますが、剛性やサスのしっかりした感じは、さすがゴルフのお家芸という印象でした。
TSIも、車重は丈夫なボディのためかあの車格で1.4トンありますから、普通の1.4リッターのエンジンでは、引っ張るのは大変です。
だからこういうターボなどつけたエンジンを乗っけざるを得ないのでしょうねー。
パッシングなんてとんでもない。ヾ(^^;
ぱぴりお氏、踏める車で踏むべきときはきっちり踏む人ですが、普段の運転はいたってジェントルですよー。