ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

この頃身近に見る花など ドクダミ ミニカトレア ヤマボウシ アジサイ セッコク 

2014-05-31 06:45:31 | 草花
ツバメが雛を孵して、親鳥はえさ運びに忙しく、付近にある残り少なくなった田の上を盛んに飛び交っています。
我が家の軒先にツバメが巣をかけてこないか、期待しながらもう25年経ちましたが、軒が低いのか、軒端が浅すぎるのでしょうか、それとも蛇が壁伝いに登れてしまうのでしょうか、ツバメが巣を掛けることはありませんでした。

付近のツバメが巣を作った場所を見ますと、手の届かないようなもう少し高い位置でしたね。
そのほかに軒端の奥まったところであり、雨風の心配の無い場所であると見ました。

アジサイの花も咲きだしていよいよ明日から6月ですね。
梅雨入り間近という感じがますます濃くなっている今日この頃ですが、付近を一回りして、今咲いている花などを見てきました。

ドクダミ ↓

この花姿は清楚感があり、中々のものですが、いかにせん、やたらに蔓延り、困りものになっています。



ミニカトレア ↓

今年初めて花を咲かせて来ました。背景の黄色に赤いリップ。
こうなりますと人工のバイオ技術の極みなのでしょうね。種小名さえも判らなくなっています。



ヤマボウシ ↓

ネットのお友達のところでヤマボウシの画を見て、小生のところでも確かあったはずと思い、出掛けてみました。 三河安城の新幹線側の駅舎前に街路樹としてこの木の並木がありました。



ヤマボウシ ↓

少し近付いて撮ります。



イチゴ ↓

プランター植えのイチゴで、孫用に作りましたが、素人栽培の哀しさで甘さが足りなくて、孫は一度食べたきりで、後は見向きもしてくれません。



アジサイ ↓

青くならない我が家のアジサイで、色の七変化は絶対しない頑固者です。
アルミの粉を地中に混ぜるとよいという話を聞きましたがそれを未だ試してはいません。



セッコク ↓

鳳来寺山のご神木と目される「傘杉」の根元に落ちていたものを偶然行き合わせて拾い、我が家に持ち帰って木に着生させたものです。もう20年以上経ちます。



セッコク ↓

着生させる木を変えて試して来ましたが、宿主を柿にしてから力がつき始め、花数が増えてきました。



セッコク ↓

写している間、風の吹きようによって、時折良い香りがしてきます。
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5/16日 茶臼山・萩太郎山を散策 その5(最終):萩太郎山のシバザクラを見て帰る

2014-05-30 06:51:02 | 草花
茶臼山のシリーズが今回で終了します。山入りした日が16日のことでしたので丁度二週間遅れとなりました。

山行のレポートは、行った都度その直後に行うのが一番自然なのですが、小生の場合は怠けものですので、その時々でブログを綴っていると、更新のお休みという日がすぐに増えてしまい、やがてブログから遠ざかってしまいます。

そんな自分を律するために、できるだけ毎日更新して行こうと努めているわけですが、このことは(当初は意図して始めたものではありませんでしたが)老人ボケ防止にとても良い行動パターンのようだと気付き、ブログを毎日更新していくために、毎回の山行記を小出しにして続けていくという今のパターンとなった次第です。

最近では老人ボケ防止がますます第一義としての位置を確立しつつあるようです。
そんなブログには付き合いきれない・・・というお方が多いと思いますが、そのとおりだと承知しております。
どうか適当に距離を取りつつ、細く長くお付き合いください。

タラノキ ↓

日当たりの良い場所でタラの木の芽を見ました。この状態あたりまでは天婦羅にして美味しくいただけますね。 今回は採取していません。



トチバニンジン ↓

この花のつぼみは何だっけ? と思いました。 なかなかすぐに名前が出てこなくなっています。



萩太郎山に行こう ↓

そうこう歩いているうちに車を置いた場所に近付いてしまいましたが、未だ”歩きたりない感”が残っています。そこで向かいにそびえる萩太郎山に行くことにしました。


スキーゲレンデ ↓

萩太郎山の山頂目指して、スキーゲレンデをまっすぐ登ることにしました。



もう少し ↓

小生はこれまでにスキーをしたことがありませんので、このスロープがどんなレベルのものかは分かりませんが、かなりの急傾斜を真っ直ぐ登っていくと、やがて傾斜が緩まり、最高地点が近付いて来ました。
山頂まで、スキーリフトで登るという方法もあり、シバザクラ見物の人たちはそういう方法を採る場合が多いようです。


萩太郎山最高地点 ↓

萩太郎山の頂上にはアンテナ群、東屋、オブジェ、望遠鏡、風光明示案内看板、その他もろもろのものが有ります。



三ツ瀬明神山 ↓

小生の場合はそういう施設にはあまり興味がなくて、ここからの展望のみに興味は集中しています。
ほぼ真南18kmと比較的近場にある三ツ瀬明神山でさえも霞んで見えてしまっています。
この季節は山岳眺望の点では芳しくありませんね。



四等三角点 ↓

ここのものはナント!”四等”の三角点でした。



シバザクラ園地鳥瞰 ↓

この翌日(5/17日)からこの場所でシバザクラ祭りが開かれるようで、施設点検・準備の方達が多数詰めていました。 しかし、肝心のシバザクラのほうはどうも咲き方が散漫ですね。



茶臼山 ↓

手前にスキーリフトを配して、対面する茶臼山を撮ります。


シバザクラ鳥瞰 ↓

シバザクラを主眼として広場を鳥瞰します。



アップ ↓

人との対比でその規模を推し量れますでしょうか。



リフト ↓

動いていたリフトが止まり人が宙吊りになっていますが、全然慌てた様子が有りません。
これは事前にそのような案内を受けていたのでしょうね。やがて、「点検のために搬送を停止している」旨のアナウンスが入っています。
リフトには関係の無い小生たちにまで余分な情報が否応無く耳に入り込んでしまうことが煩わしいことです。


ユリワサビ ↓

萩太郎山の斜面にもぐりこんで花探しをしながら下山する中で、ユリワサビの可愛い姿を見ました。


シロバナエンレイソウ ↓

ここでもシロバナエンレイソウを見ました。


カエル館案内 ↓

やがて舗装道路に下り立つと、今朝行ったけれども、開いていなかったカエル館の案内看板がありました。
ワンと鳴くカエル・・・は門番につカエルでしょうか。



ミツバツツジ ↓

いつも山の中で見かけるものとはちょっと違った印象でしたね。おそらく植栽ものでしょう。



コブシ ↓

山腹に植栽されたコブシの樹が有り、枝先にもう充分季節はずれとなった一輪が見えています。



自由の広場 ↓

車を置いた場所が近付いて来ました。ここからの抜群の山岳眺望は今回はお預けでした。



歩行数 ↓

いろいろ歩いたつもりでしたが、歩行数はそれほどには伸びていませんでした。
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5/16日 茶臼山・萩太郎山を散策 その4:茶臼山を登り返して山体の中腹を歩く

2014-05-29 06:33:00 | 草花
茶臼山湖をあとにして、再び茶臼山に戻るべく、舗装道路を今度は登り勾配を歩いていきます。
何処からこの舗装道路を捨てて、山に取り付こうかときっかけを何にしようかと考えながら歩いていますと、山の斜面に浅緑色の花が見えました。
今年初めて見るニワトコの花とわかり、山の斜面を登り、藪を掻き分けてその木に近付きます。

ニワトコ ↓

大分以前のことですが拙庭にニワトコを植えたことがあります。ところがアブラムシが酷く付き、それに手を焼いて、切り捨ててしまったことがあります。
そんな思い出のある木ですので、この姿にも親近感を感じます。



テンナンショウ属 ↓

ここでは明るい日差しの中で、テンナンショウ属のこの花を見ました。



ウバユリの枯れ茎 ↓

ウバユリは大きく育ちますね。去年咲いた茎が枯れたまま立っていました。



ヤブレガサ ↓

ヤブレガサが「破れかぶれ」の群落を作っています。我が家でも庭に植えていますが、条件を良くしてやったら、たくさんに増えました。でもこんな様子になったら困ります。



シロバナエンレイソウ ↓

ミヤマエンレイソウとも言いますね。この中腹や山裾付近で見るようになって来ました。



雷岩 ↓

ついつい山を登ってしまい、山頂直下の雷岩まで来まてしまいました。遠くへの見通しが利きませんので、これ以上高度を上げるつもりはありません。



クロフ シロ エダシャクか? ↓

山を巻いて歩き始めると、見慣れたような蛾が出て来ました。この際名前を調べてみようと思い、ネットで照合しますと「クロフシロエダシャク」(黒斑白枝尺)のようです。



雨乞い洞 ↓

この岩組みに雨乞い洞という標示がありました。命名由来までは標記無しでしたね。
この小さな岩窟内で雨乞い神事でも行ったのでしょうか、そのことについては未確認です。



ヤマウツボ ↓

ヤマウツボ・・・・この草に出会いたいと願っていました。
愛知県内では小生的には唯一出会える場所です。



ヤマウツボ ↓

願望が強かったので、同じ花をいろんな角度から撮りました。



ムラサキケマン ↓

ムラサキケマンが今咲いています。標高が高いので、咲く時季も遅れますね。



ワラビ ↓

日当たりの良い開けた場所で蕨がたくさん出ていました。これを頂いて持ち帰り、久しぶりに庭で炭を熾して大なべでアク抜きをしました。



ウマノアシガタ ↓

ワラビの横でウマノアシガタも見ました。


オオナルコユリ ↓

そのすぐそばに大きなナルコユリが芽吹いています。これはオオナルコユリではないでしょうか。



ミヤマハコベ ↓

空中湿度の多そうな場所でミヤマハコベを見ました。



高原放牧場 ↓

眼下に茶臼山高原牧場の見える場所もあります。このあたりでカッコーの鳴き声を聞きました。



シロバナエンレイソウ ↓

再びシロバナエンレイソウを見ます。この山行ではこの別名ミヤマエンレイソウばかりに出会い、ただのエンレイソウは見ませんでした。



高原の湖 ↓

長野県の茶臼山湖ではなくて、今度は愛知県内の高原の湖のところまで下りてきています。冬は湖面が凍り、この上に雪が積もっています。



タチカメバソウ ↓

湖に流れ込む沢沿いにタチカメバソウがたくさん見られます。



ワサビ ↓

これは植栽ものでしょうね、ワサビがこの場所にだけ生えていました。
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5/16日 茶臼山・萩太郎山を散策 その3:長野県側の茶臼山湖を周回

2014-05-28 07:11:32 | 草花
茶臼山の山頂から初めて使った長野県側に下りる道でしたが、一般道路と交叉しましたので、そこを少しだけ歩き、その後は茶臼山湖へ下りて行くことにしました。

湖畔に良い眺めがあるかもしれません。

それから、以前湖畔を一度だけ巡ったことがありますが、湖畔にカエル館と言うところが有り、そこには「ワン」と鳴くカエルがいるそうなのです。
どんなカエルなのか見ておきたい、出来ることなら鳴き声を聞いておきたいという気持ちもありました。

サクラ ↓

白い花がソメイヨシノほどには賑やかな咲き方ではありませんが、それでも花盛りでした。
道路沿いにありましたのでおそらくは植栽ものでしょうね。オオシマザクラあたりでしょうか。



茶臼山湖に下る道 ↓

舗装道路歩きを終えて、ここから山道に入っていきます。



タチカメバソウ ↓

やや湿気の多いところのようで、あたりにこの花がたくさん出て来ました。



ヤブレガサ ↓

ヤブレガサの群生もあります。



コガネネコノメソウ ↓

今年初めて出会ったコガネネコノメソウです。



大ブナ ↓

道の真ん中に大きなブナの木が立っています。この道は歩く価値のある道でしたね。



石の上にも何年? ↓

樹種はサワラだそうです。石の上で生活しているこんな木がこのあたりに何本かありました。
この成因は、苔むす岩の上で種が芽生え、コケに沿って根を下に伸ばして、成長するのでこの姿になるのではないかと推測されています。



ミズバショウ ↓

湖畔に、(おそらく後から植えたのでしょうが)、ミズバショウが生えています。以前ここに車で訪れていますのでそのことは知ってはいましたが、花がないかどうかそれを探します。
緑色をしたマッチ棒の軸のようなところが花の部分であり、これを花序と言うのですね。



ミズバショウ ↓

こんどは白い部分の残っているものを見つけました。
白い部分は苞といい、葉の変化したものですね。



バンガロー ↓

カエル館は開いていませんでした。湖畔のバンガロー村も全くの無人でした。
この建物はキノコか唐傘のお化けのようですね。



茶臼山湖と茶臼山 ↓

茶臼山を背景にして湖と向き合います。


ツルリンドウ ↓

湖を一周し終わり、また茶臼山の本体に戻ります。道路沿いの林間を歩く中で、こういうものも見つけます。



カキドオシ ↓

ツルリンドウのすぐそばにはカキドオシもあります。これは下の植生が人為的に持ち込まれたのではないでしょうか。
これ以後もそう思われるものが続々と登場してきます。



ウバユリ ↓

これも艶が有り模様が綺麗ですね。今のところウバユリとオオウバユリを区別していませんので悪しからず願います。



獣道 ↓

再びアスファルトの舗装道路に出てそこを登り勾配で歩いています。道路に山斜面から獣道が交叉してきます。
おそらく鹿か猪が駆け下る道なのでしょうね。



カタツムリのアート ↓

前日の雨で濡れた道に誘われてカタツムリも這い出してきたようです。



笹のタケノコ ↓

クマザサのタケノコがたくさん出ていました。これも食べられそうです。



ヒメオドリコソウ ↓

ここで、平地で見る植物がまた出てきました。


ハコベ ↓

これもそうですね。付近に放牧場がありますので、牧草の種の中に混じってきたのでしょうか。



モミジイチゴ ↓

モミジイチゴがこういう標高1000m超えの場所でも咲いています。きっと良い実をつけることでしょう。
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5/16日 茶臼山・萩太郎山を散策 その2:茶臼山山頂を経て、長野県側に下りて行く。

2014-05-27 06:31:32 | 草花
山から帰って、茶臼山を登るのに要した時間を調べて見ると、たったの30分でしかありませんでした。
この時間の中で、寄り道をしたり、写真を撮る為に停滞したりしていますので、普通に歩けば、山頂は駐車した場所から、おそらく20-30分の距離にあるのだと思います。
つまり、この山は車で殆ど頂上近くにまで行けてしまうところなのです。
前回は山腹の巻き道を歩いていましたが、ここで山頂に直接登る道と、長野県側まで巻きこんでから長野県側の山頂に登り詰める道との分岐点が出てきます。

分岐点 ↓

その分岐点ではこの階段を使って、山頂に直接登る道を選びました。



山頂の西南端 ↓

やや急な道を登りつめると、山頂台地の西南端にでてきます。
そこからは奥三河の山々が、霞の中ですが見えています。



萩太郎山と奥三河の山 ↓

手前に愛知県第二位の高さの萩太郎山が聳え、その右側に奥三河の山々が連なっています。



三ツ瀬明神山 ↓

三ツ瀬明神山は、宇連山の左に、独立した感じで立っています。



バイケイソウ ↓

山頂台地を愛知県側の山頂に向かって進んで行きます。バイケイソウはやや木陰で見かけました。



メギ ↓

メギには途中でも出逢いましたが、この山頂台地上の株は蕾を持っていました。



山頂 ↓

低木の間から愛知県側山頂の建造物が見えてきました。



ツクバネソウ ↓

ツクバネソウは愛知県側山頂の小広い場所で見かけました。



三角点 ↓

ここでは二等三角点の標石が埋まっています。



愛知県側山頂展望台 ↓

愛知県側のウッドデッキ風展望台に上がってみます。



萩太郎山 ↓

そこからは萩太郎山の山頂部も見えています。
この翌日(5/17日)からシバザクラ祭りが開催されるそうですが、山頂のシバザクラの量が貧弱ですね。殆ど色が見えてきません。



オオカメノキ ↓

愛知県側の山頂をあとにして、今度は長野県側の展望台に歩いていきます。
途中の頭上でオオカメノキの花を見ますが、望遠で下から見上げるしかありませんでした。



ブナの枯れ木 ↓

お馴染みとなったブナの大木の枯れ木に対面します。矢張り年々小さくなっていきますね。



長野県側の展望台 ↓

長野県側の展望台は、長野県の山々を見るのに都合の良い場所に設置してあります。
しかし、今回は天気が生憎で、南アルプス山群は見えず、恵那山まで見分けるのが精一杯でした。



恵那山群 ↓

今日の空は思わしくは無くて、恵那山とその付近にある山までが何とか見える程度です。



茶臼山の放牧場 ↓

眼下には茶臼山牧場の放牧地が見えています。



長野県側に下る道 ↓

展望台の鉄製骨組みのすぐそばに、長野県側に下りる道があります。この道はまだ使ったことが無いので、今回初めてこれを使うことにしました。




ワチガイソウ ↓

初めての道を歩くときは、どんな花が出てくるかという期待で、ワクワクしますね。
そんなワクワク感を満たしてくれたのは、このワチガイソウでした。以後は愛知県側でも何度も見ることになります。



長野県側の樹林相 ↓

長野県側の林相は明るい潅木帯で、ウグイスの声を聞きながら下って行きます。



売木峠に到る道 ↓

やがてすぐに下りきり、アスファルト舗装の広い道路に出会います。
この道は売木峠に到る道で、その手前で分岐するようです。
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