ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

刈谷市にも海があります。(衣浦湾のずっと奥ですが)

2014-05-01 06:52:00 | 草花
小生のような”よそ者”は今住んでいる町のことを肌身に沁みて覚えこんでいるわけではありません。
ですからこの町が海に面していると言うことを知ったのは、ここに住んでからずっと後になってからのことでした。
海に面していると言っても太平洋の大海原までは50kmくらい、水路を南下しなければならないのです。

ここで試しに太平洋の大海原からわが刈谷市まで水路で遡ってくるとしたら、そうですね、小説「潮騒」で有名になった神島あたりから入ってきましょう。
北上すると三河湾に入り、さらに北上して篠島・日間賀島となり、それを抜けて北上すると知多湾に入ってきます。

そして、それをさらに北に進路をとるとやがて衣浦湾に入ります。
この衣浦湾は逢妻川・境川・沢渡川の水路が合流するところです。衣浦湾に入り、この水路を16kmくらい遡ったところにわが市の境界が出てきます。

東海沖の大地震で大津波が引き起こされると外洋から50km離れているとは言っても海抜はゼロメートルですから津波は普通に押し寄せてくることでしょう。

小生の住んでいる地の海抜は15メートルですので、大津波の時に海水が押し寄せてくる限度ギリギリでしょうね。

そんなところの海を見ようと思い立ち、自転車でプチ遠乗りして来ました。
アカメガシ ↓

他人様の生垣です。見事に剪定をせずに放置していますね。アカメガシ→赤目樫といってもこの木はバラ科なんです。正式にはカナメモチといいますね。



まぎらわしくアカメガシワ ↓

今度は「ワ」の字が多いアカメガシワです。紛らわしいですね。



ノイバラ ↓

コンクリートでガチガチに護岸された小川の岸辺にノイバラが咲いていました。近づけないので見て撮るだけですので、花を客観視できます。風情有る姿に感じました。



スイバ ↓

JRの線路際で立っていました。この草に固有の風貌ではないでしょうか。



グミの木 ↓

今花盛りのこの木はアキグミでしょうか。間に川が有り、とても飛び越えられませんので、秋に実がなっても取りには行けません。



川面に垂れ下がるフジ ↓

川面に垂れ下がるフジの花を撮りましたが、微妙に白トビさせてしまいました。



民家のベニバナトキワマンサク ↓

これだけ気温が高くなってきますと、木全体でやや暑苦しさを感じるようになります。



ウ ↓

川の水面に飛び出した石の上でウが羽根を拡げています。
鵜は水中で獲物を捕らえるために羽根は浸水しやすいように(=濡れやすく)特化していますので、すぐに羽が濡れて体温も下がります。
ですから潜水したあとはこのように翼を広げて羽毛を乾かすことが多い。  とされています。



衣浦湾 ↓

太平洋の海水ははるばるここまで来ています。ここは世界中に繋がる出入り口だと思うと心広々となりますね。しかし、水平線が右下がりで見づらくて失礼しました。



ゲンゲ ↓

最近はレンゲ畑を見ませんね。探しながら自転車を漕いでいましたが、見つけたのはこの場所だけでした。



浅瀬に乗り上げた鯉 ↓

用水路沿いを走っているときに水面から「バシャバシャ・・・」という力強い音がして来ました。
何事か?と覗いてみると、思いがけずに浅瀬に出くわしたのでしょうか、大きな鯉が大慌ての様相で流れを遡っています。
こんな浅瀬が30メートルほど続いたでしょうか、鯉くんも必死でしたでしょうね。
やがて適度な水深の場所に来て姿も音も無くなりました。



麦畑 ↓

久しぶりに麦の畑を見ました。TPPの妥結結果によってはこういう農産物はかなり影響を受けると聞いています。農協筋では「大打撃」と言う言葉を使っていますね。
国政の船頭さんたちは難しい局面をどう舵取りしていくのでしょうね。



(付録)エビネ ↓

植栽のエビネが早くも咲き初めて来ました。
コメント (6)
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