ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

5/1日 鎌ヶ岳・御在所岳・国見岳 その2:尾根に乗り上げてツツジの競演を楽しむ

2014-05-10 06:48:17 | 草花
前日の纏まった雨により潤沢な水量を得た谷筋を詰めていくわけですが、そのために渡渉を何度も繰り返します。
幸いなことに水に落ちることなく推移しています。

イワザクラ ↓

岩場にイワザクラが出て来ました、イワザクラは日本の固有種です。



ウワバミソウ ↓

こんどはウワバミソウの登場です。



ミツバコンロンソウ ↓

流れの脇の湿った場所でこの花を見ました。花が雨粒で凋み気味ですのでわかり難いですね。



イワザクラ ↓

この種類は国全体的には環境省によりレッドリストの準絶滅危惧(NT)の指定を受けています。



イワザクラ ↓

三重県内ではもっと希少種扱いで、絶滅危惧II類となっています。



アセビ ↓

この山域にはツツジ科の花が多いのですがこれもその内の一つです。



小滝を見ながら ↓

こんな眺めをいくつか見ながら、渡渉を繰り返していきます。



イワザクラ ↓

これを盗掘して家に持ち帰ってみても、平地では大して観賞価値はありません。こういう深山幽谷に咲いてこその美観なのです。 サクラソウなら園芸店で安く買えますので、ここからわざわざ犯罪を犯してまでも持ち帰るまでもありません。



シャクナゲ ↓

シャクナゲは未だ蕾です。花を見たいところですが、そうすべてのことがうまくは行きませんね。



タチキランソウ ↓

こういう地味可愛いものも出てきます。



ツクバネソウ ↓

動体視力の良いぴーさんが見つけてくれました。



こんな滝も ↓

雨後の水量の豊富さは、滝の流れ落ちる筋の多さにも現れてきます。



ネコノメソウの仲間 ↓

ネコノメソウは似通ったものがたくさんあり、小生的には同定困難です。
ボタンネコノメソウ、ヨゴレネコノメソウあたりでしょうか。



ショウジョウバカマ ↓

花にはやや遅い感じですね。



イワウチワ ↓

やっと良い花姿が出て来ました。



ダイモンジソウ ↓

ダイモンジソウはやっと葉っぱが育ち始めたところです。



犬星の滝 ↓

流れの左岸に落差の大きな滝がありました。これを犬星の滝といいます。
私達はここから左に曲がり、尾根に乗り上げていくことになります。




樹間にミツバツツジ ↓

犬星の滝を離れて見ながら小休止です。近くにはミツバツツジが咲いています。




チゴユリ ↓

空中湿度の保たれているような場所でチゴユリを見ました。



急斜面上に落花 ↓

尾根に乗り上げる直近の急斜面上にアカヤシオの落花した美しい花模様がありました。



アカヤシオ ↓

尾根に乗ると早速アカヤシオが出迎えてくれます。



ミツバツツジ ↓

それに呼応してミツバツツジも澄んだ色でお目見えして来ました。
コメント (4)
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