ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

5/16日 茶臼山・萩太郎山を散策 その3:長野県側の茶臼山湖を周回

2014-05-28 07:11:32 | 草花
茶臼山の山頂から初めて使った長野県側に下りる道でしたが、一般道路と交叉しましたので、そこを少しだけ歩き、その後は茶臼山湖へ下りて行くことにしました。

湖畔に良い眺めがあるかもしれません。

それから、以前湖畔を一度だけ巡ったことがありますが、湖畔にカエル館と言うところが有り、そこには「ワン」と鳴くカエルがいるそうなのです。
どんなカエルなのか見ておきたい、出来ることなら鳴き声を聞いておきたいという気持ちもありました。

サクラ ↓

白い花がソメイヨシノほどには賑やかな咲き方ではありませんが、それでも花盛りでした。
道路沿いにありましたのでおそらくは植栽ものでしょうね。オオシマザクラあたりでしょうか。



茶臼山湖に下る道 ↓

舗装道路歩きを終えて、ここから山道に入っていきます。



タチカメバソウ ↓

やや湿気の多いところのようで、あたりにこの花がたくさん出て来ました。



ヤブレガサ ↓

ヤブレガサの群生もあります。



コガネネコノメソウ ↓

今年初めて出会ったコガネネコノメソウです。



大ブナ ↓

道の真ん中に大きなブナの木が立っています。この道は歩く価値のある道でしたね。



石の上にも何年? ↓

樹種はサワラだそうです。石の上で生活しているこんな木がこのあたりに何本かありました。
この成因は、苔むす岩の上で種が芽生え、コケに沿って根を下に伸ばして、成長するのでこの姿になるのではないかと推測されています。



ミズバショウ ↓

湖畔に、(おそらく後から植えたのでしょうが)、ミズバショウが生えています。以前ここに車で訪れていますのでそのことは知ってはいましたが、花がないかどうかそれを探します。
緑色をしたマッチ棒の軸のようなところが花の部分であり、これを花序と言うのですね。



ミズバショウ ↓

こんどは白い部分の残っているものを見つけました。
白い部分は苞といい、葉の変化したものですね。



バンガロー ↓

カエル館は開いていませんでした。湖畔のバンガロー村も全くの無人でした。
この建物はキノコか唐傘のお化けのようですね。



茶臼山湖と茶臼山 ↓

茶臼山を背景にして湖と向き合います。


ツルリンドウ ↓

湖を一周し終わり、また茶臼山の本体に戻ります。道路沿いの林間を歩く中で、こういうものも見つけます。



カキドオシ ↓

ツルリンドウのすぐそばにはカキドオシもあります。これは下の植生が人為的に持ち込まれたのではないでしょうか。
これ以後もそう思われるものが続々と登場してきます。



ウバユリ ↓

これも艶が有り模様が綺麗ですね。今のところウバユリとオオウバユリを区別していませんので悪しからず願います。



獣道 ↓

再びアスファルトの舗装道路に出てそこを登り勾配で歩いています。道路に山斜面から獣道が交叉してきます。
おそらく鹿か猪が駆け下る道なのでしょうね。



カタツムリのアート ↓

前日の雨で濡れた道に誘われてカタツムリも這い出してきたようです。



笹のタケノコ ↓

クマザサのタケノコがたくさん出ていました。これも食べられそうです。



ヒメオドリコソウ ↓

ここで、平地で見る植物がまた出てきました。


ハコベ ↓

これもそうですね。付近に放牧場がありますので、牧草の種の中に混じってきたのでしょうか。



モミジイチゴ ↓

モミジイチゴがこういう標高1000m超えの場所でも咲いています。きっと良い実をつけることでしょう。
コメント (6)
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