ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

5/1日 鎌ヶ岳・御在所岳・国見岳 その5:御在所岳を越えて、国見峠経由で国見岳を目指す

2014-05-13 06:33:19 | 草花
暦の上では立夏を過ぎて既に8日経っていますから、次の節気小満(陽気がよくなり、草木などの生物が次第に生長して生い茂る)にあと8日となっています。
風薫る5月は梅雨の前触れでもあります。
現に沖縄・奄美大島では梅雨入りしていますので、列島にありましても雨の匂いが濃厚になってきます。

そんな季節なのに、まだ5月1日の山行をレポートしているのですから恐縮ですが、このシリーズは明日終了する運びとなっています。
このブログもだんだんボケ防止の意味合いが強まっていますので、どうか”たわ言”には適当に距離を置いてお付き合いください。

舗道歩き ↓

武平峠から急登を歩き終えると眼前にこんな舗装道路が現れてきて、この道をしばらく歩くことになります。



御嶽神社 ↓

わき道に入り御嶽神社にお参りして行きます。神社の拝殿には「御嶽大権現」の扁額がありました。



鎌ヶ岳 ↓

来し方を振り返ると、鎌ヶ岳が秀麗な姿を見せています。ここからの眺めは「鈴鹿のマッターホルン」というよりも、「鈴鹿の剱岳」の方が相応しいと思いました。



御在所岳 ↓

前方にはこれから行く御在所岳の最高部分(左のコブのところ)が見えています。



長者池 ↓

御嶽神社から少し下りますと長者池に着きます。ここを発する水流は湯の山温泉を三滝川として流れ下り、四日市にいたり、伊勢湾に注ぎます。




国定公園碑 ↓

長者池を離れてひと登りすると石の造形が現れます。これにスチールのプレートが嵌め込まれていてそれには「大自然自然のままに美しく」と五七五調で文字が刻まれていて、この地が国定公園であることを記してありました。



ワン・シーン ↓

外国人男性とわが国産女性の羨ましいようなシーンを東屋の3辺と大地を額縁に見立てて、背後に鎌ヶ岳を配して、記念撮影してみました。



タテヤマリンドウ ↓

高原状のようになっている弓の弦状に長い山頂部で時々見かけていきます。



御在所岳の最高地点 ↓

この場所が1212mで、御在所岳の最高地点であるようです。



御嶽神社方面 ↓

最高地点からお参りしてきた御嶽神社と国定公園碑のあった方面を望みます。



山腹のタムシバ群 ↓

北西尾根の山腹にはタムシバの白い花が密度濃く点在しています。



一等三角点のある「山頂」とその向こうに朝陽台 ↓

手前の人だかりの下ところが1209mの一等三角点のある「山頂」で、その背後に朝陽台が見えています。目の錯覚でしょうが向こうの朝陽台のほうが高く見えますね。
地図上でマウスを動かしていくと朝陽台の一番高い場所の数字は1203mになっていました。



仰々しく・・・

ここが一等三角点が置かれていて、「山頂」を名乗る拠りどころです。雲行きが相当怪しくなっています。




「山頂」リフト駅 ↓

御在所岳の山頂には足の弱い方でも容易に到達できます。それは車で、湯の山温泉まで来れば、そこにロープウェイの駅が有り、そのゴンドラを利用すれば朝陽台の山上駅に着き、そこからはスキーリフトで一等三角点の「山頂」まで来てしまえるのです。
私達一行二名はリフト駅の脇から国見峠目指して下って行きます。



国見峠 ↓

リフト駅から国見峠まで直結する下り道は初めて歩いた道でしたが、低木帯を縫うように歩く不明瞭なものでした。GPSで位置を確認しながら進み、なんとか国見峠に着きました。



藤内壁 ↓

国見峠からは国見岳に取り付きます。これが本日最後の登りとなります。
途中でロッククライミングのゲレンデである藤内壁の良く見える場所がありました。藤内壁の終点は朝陽台となります。
クライマーの姿は下部で一組しか見つけられませんでした。午後3時少し前で、もう時間が押しているようです。



御在所岳 ↓

御在所岳の最高地点方面を振り返ります。



崩落地 ↓

やや足場の悪い場所に差し掛かりました。このロープに助けられてひと登りすると、あとは歩き難い場所は出て来ません。



朝陽台 ↓

こちらから眺めると今度は朝陽台のほうが「山頂」よりも低く見えていました。
しかし、そのことには拘らずに、アカヤシオに拘りを入れて朝陽台とのツーショットです。



バイカオウレン ↓

鎌ヶ岳で見たバイカオウレンがまた出てきました。



ヒメイチゲ ↓

キンポウゲ科は日差しが大好きです。雨が降ったりガスが出てきた今の天気では花は店じまいしてしまいました。



国見尾根の分岐点 ↓

ここで、あとから使う国見尾根の分岐点になりました。私達はここから山頂までピストンして戻ってくることになります。
コメント (6)
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