ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

5/16日 茶臼山・萩太郎山を散策 その4:茶臼山を登り返して山体の中腹を歩く

2014-05-29 06:33:00 | 草花
茶臼山湖をあとにして、再び茶臼山に戻るべく、舗装道路を今度は登り勾配を歩いていきます。
何処からこの舗装道路を捨てて、山に取り付こうかときっかけを何にしようかと考えながら歩いていますと、山の斜面に浅緑色の花が見えました。
今年初めて見るニワトコの花とわかり、山の斜面を登り、藪を掻き分けてその木に近付きます。

ニワトコ ↓

大分以前のことですが拙庭にニワトコを植えたことがあります。ところがアブラムシが酷く付き、それに手を焼いて、切り捨ててしまったことがあります。
そんな思い出のある木ですので、この姿にも親近感を感じます。



テンナンショウ属 ↓

ここでは明るい日差しの中で、テンナンショウ属のこの花を見ました。



ウバユリの枯れ茎 ↓

ウバユリは大きく育ちますね。去年咲いた茎が枯れたまま立っていました。



ヤブレガサ ↓

ヤブレガサが「破れかぶれ」の群落を作っています。我が家でも庭に植えていますが、条件を良くしてやったら、たくさんに増えました。でもこんな様子になったら困ります。



シロバナエンレイソウ ↓

ミヤマエンレイソウとも言いますね。この中腹や山裾付近で見るようになって来ました。



雷岩 ↓

ついつい山を登ってしまい、山頂直下の雷岩まで来まてしまいました。遠くへの見通しが利きませんので、これ以上高度を上げるつもりはありません。



クロフ シロ エダシャクか? ↓

山を巻いて歩き始めると、見慣れたような蛾が出て来ました。この際名前を調べてみようと思い、ネットで照合しますと「クロフシロエダシャク」(黒斑白枝尺)のようです。



雨乞い洞 ↓

この岩組みに雨乞い洞という標示がありました。命名由来までは標記無しでしたね。
この小さな岩窟内で雨乞い神事でも行ったのでしょうか、そのことについては未確認です。



ヤマウツボ ↓

ヤマウツボ・・・・この草に出会いたいと願っていました。
愛知県内では小生的には唯一出会える場所です。



ヤマウツボ ↓

願望が強かったので、同じ花をいろんな角度から撮りました。



ムラサキケマン ↓

ムラサキケマンが今咲いています。標高が高いので、咲く時季も遅れますね。



ワラビ ↓

日当たりの良い開けた場所で蕨がたくさん出ていました。これを頂いて持ち帰り、久しぶりに庭で炭を熾して大なべでアク抜きをしました。



ウマノアシガタ ↓

ワラビの横でウマノアシガタも見ました。


オオナルコユリ ↓

そのすぐそばに大きなナルコユリが芽吹いています。これはオオナルコユリではないでしょうか。



ミヤマハコベ ↓

空中湿度の多そうな場所でミヤマハコベを見ました。



高原放牧場 ↓

眼下に茶臼山高原牧場の見える場所もあります。このあたりでカッコーの鳴き声を聞きました。



シロバナエンレイソウ ↓

再びシロバナエンレイソウを見ます。この山行ではこの別名ミヤマエンレイソウばかりに出会い、ただのエンレイソウは見ませんでした。



高原の湖 ↓

長野県の茶臼山湖ではなくて、今度は愛知県内の高原の湖のところまで下りてきています。冬は湖面が凍り、この上に雪が積もっています。



タチカメバソウ ↓

湖に流れ込む沢沿いにタチカメバソウがたくさん見られます。



ワサビ ↓

これは植栽ものでしょうね、ワサビがこの場所にだけ生えていました。
コメント (10)
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