ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

5/7 愛知・静岡県境の富幕(とんまく)山で出逢った初夏の景色 その2:山頂までの道中で出会った草花たち

2014-05-22 06:55:41 | 草花
今回はいつもとは違って、行動予定線をGPSに書き込むことはしませんでした。
そうしないで、現在位置はGPSで確認しながら、磁石を頼りにして目的地に着くように歩いてみました。
こうすることによって同じ山中を彷徨するにしても、違うところを歩けると思ったからです。
それで新しい発見もあろうかと期待して山頂目指して歩いていったわけですが、この事はあまり効果的な方法ではありませんでした。

ナベワリ ↓

この山でおなじみのナベワリに今年も出逢えました。



カンアオイ ↓

カンアオイも時々出てきますが、葉の模様があまりはっきりしていません。



ツゲの林 ↓

ここでもツゲの密度濃い林が出て来ました。松の太さと比べてみても、ツゲの木は大きくならないものとお分かりいただけることでしょう。



ツクバネウツギ ↓

ちょっと開けたところの林縁でこの花を見ました。



炭焼き窯跡 ↓

「こんなところに・・・・」と言うような藪の中で窯跡を見ます。昔はこういうところまで入り込んで炭の材を伐り出して製炭していたようです。



カラスザンショウ ↓

危うくつかみそうになってしまいました。このトゲトゲはカラスザンショウですね。


フキ ↓

山中で一部分だけですがフキの葉をみました。いつもの山歩き中にはあまり見ないので、小生的には珍しいことになります。



ニガイチゴ ↓

木の覆いのない場所では、早速こういうものが進入してきます。



キジョラン ↓

この山でもキジョランを見ました。アサギマダラの幼虫の食草ですね。丸い穴は食べた痕かもしれません。



サンショウ ↓

トゲが対になっていますので、”小粒でもぴりりと辛い”とされる山椒ですね。



ニョイスミレ ↓

これはニョイスミレでしょうか、スミレの同定は厄介ですのでパスしときます。


キッコウハグマ ↓

晩秋に花を咲かせるキッコウハグマの若葉が伸長しています。


カゴノキ ↓

この樹肌はカゴノキでしょうね。大きな樹ではこのようにまだら模様に樹皮を剥落させます。
これは蔓植物が攀じ登るのを防御する仕組みではないかとのことです。



ヤマツツジ ↓

ヤマツツジの清々しい花が出て来ました。



ミヤコツツジ ↓

こちらはモチツツジとヤマツツジの自然交配種とされるミヤコツツジです。



カンアオイ ↓

今度は模様の美しいカンアオイが出て来ました。




一等三角点 ↓

富幕(とんまく)山の山頂につきました。これは一等三角点の標石です。



山頂のアンテナ ↓

遠くからでも良く見えるアンテナの全体像はこうなります。



失念!

山頂にあったこの造形は何だったか、しっかり見てくるのを忘れました。
日時計だとしたら、数字の奇数部分が全て欠落しているし、6がダブってもいますね。



一等三角点の説明板 ↓

ここの一等三角点は重要なポイントだということを勿体つけて教えてくれています。
コメント (6)
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