ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

10/30日 連日の高楼登りと秋色探し、そして夜は「ブルームーン”イヴ”」

2020-10-31 07:08:09 | 草花
30日もすっきりした空でした、しかしいくらすっきりした空とは言っても、昨日のように期待外れのこともありますので、ダメもとで出かける感じです。
最近歩くことが少なかったので、頑張ってみようという気持ちも働きます。
高楼に登って見ると、昨日よりも山岳景観は向上しているようです。
木曽御嶽 ↓

手前の山の背後に木曽御嶽は何となく片鱗が見えています。 山肌に雪が付いているかどうかまでは確認できませんが・・・。



中央アルプス ↓

靄の向こうでシルエットになって連嶺が見えて来ました。



恵那山 ↓

ぼやっとしてはいますが全体像は確認できます。

目を西に向けます。 ↓

鈴鹿の山が一応全山連なっているところがごく薄く見えています。

昨日よりも向上した山岳景観に少しだけ留飲を下げることが出来ました。
これにて高楼から下りて、氏神様に向かって歩き出します。


マルバルコウソウ ↓

川沿いを歩くといろいろな草花に出会えますが、これらはすべて人為的に後からもたらされたものばかりです。草がくしゃくしゃなところにこんな花が出てきました。



ヒメツルソバ ↓

流れの護岸にヒメツルソバがびっしりとついています。



ピラカンサス ↓

いよいよ色付いてきました。冬になると真っ先に野鳥に食われる実のようです。

八幡宮に到着しました。

狛犬 ↓

大正年間に据えられた狛犬ですが、獅子とは違い角がありますから、鬼に近いのでしょうか。 

お詣りを済ませて帰途につきます。

公園のケヤキ ↓

夏が長かったのですが、季節は季節ですね。ここでも欅の色づきが進んでいます。



ムクの実 ↓

民家に植木屋さんが入っていて、大木の高枝を高所作業車で伐り落としていました。
家の人に許可を頂いて、伐られた枝に近づくと、それはまだ青い実の付いたムクの木でした。



渋柿 ↓

その植木職人さんが、庭にたくさん実がついた渋柿があり、きっと「映える」から・・・と写すように促してくれます。なるほど見事な生り方ですね。



レモン ↓

まだその民家の庭を外部から見ています。レモンの青い実がたくさん生っていました。



ミカン ↓

その家の東側にはまるで生垣のようにミカンが植えてあります。境界線のすぐ外は歩道になっていて、人通りは決して少なくはありませんが、盗られてしまうということについては全く無頓着のようです。


さて、日が沈むと観月タイムになります。この日(10/30日)は月齢13.3で、満月の前夜となります。
カメラの300ミリ望遠レンズで。 ↓



天体望遠鏡で直焦点撮影 ↓

前回と同じく上下の二枚は同じサイズで切り取っています。
天体望遠鏡の画像の方が大きくても、ボヤけている気がしますね。
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10/29日 久しぶりに高楼に登って・・・・

2020-10-30 08:57:25 | 草花
清々しい秋空が広がっていると思い、久しぶりに近くの高楼に行ってみました。
ところが意外に湿っぽい空だったようで、霞んでいて、遠くの見通しがあまり利かず、第一回目の今回は残念な結果になりました。
この湿っぽい空は、このあとの十三夜の月を見るにも影響してきました。

高楼 ↓

14階建ての県営住宅の最上階まで外階段を使って登って行きます。


猿投山 ↓

最初に目を向けるのはこの山の方角です。空が澄み渡っていればこの山の背後に木曽御嶽が見えるはずなのですが、今回は全くその気配さえも窺えません。

ということで北から東の方角に掛けて見えるはずの中央アルプスや恵那山も見えてはいませんし、西の鈴鹿山脈、伊吹山、能郷白山、加賀白山などもすっかり姿を隠しています。

六所山・焙烙山 ↓

比較的近場のこの山並みも霞んでしまっています。



本宮山 ↓

35km程離れた本宮山もこんな見え方です。



桑谷山・遠望峰(とぼね)山 ↓

先日、自然観察会で訪れた遠望峰(とぼね)山も霞んで遠くに見えます。



豊田市方面 ↓

新東名高速道路の矢作川橋(斜張橋2基)が見えています。


名古屋駅方面 ↓

画面の最奥に黒ずんでしまいますが、名古屋駅付近の高層ビル群がぼんやりと見えます。
目当てにしてきた山の景観が得られなかったので、早々にこの場を辞します。

子供たちが遊ぶ公園に来て

クスノキ ↓

クスノキに実が付いていました。



クロガネモチ ↓

クロガネモチは色鮮やかな実がたくさん付いています。



エノキ ↓

エノキにも実が付いています。この実は食べられるのですが、小さくて薄甘いだけなのであまり人気はありませんが、野鳥たちには良い餌になるのではないでしょうか。



アキニレ ↓

JRの線路わきではアキニレが賑やかに実をつけています。



夕空に月齢12.3(十三夜の月) ↓

未だ空に明るさが残るうちは月も良く見えていて、今宵十三夜の月を家でじっくり観賞しようと期待していました。



月を街灯仕立て ↓

電柱の上に月を乗せて、街灯代わりに・・・・・遊んでみます。



宵の口に十三夜の月二題 ↓
カメラの300ミリ望遠レンズで ↓


天体望遠鏡の対物レンズから直焦点撮影 ↓

上下の画は同じ切り取りサイズです。流石に天体望遠鏡は大きく見せてくれますね。

このあとすぐに雲に邪魔されるようになり、午後八時頃にはほとんど見えなくなり、諦めて、観月の道具も家に取り込んでしまいました。

今朝(10/30日)午前4時頃に起き出して空を見ると、月も星もそこそこ見えていました。
冬の大三角形や、冬のダイヤモンドも見えていましたが、それらはもう少し条件の良い時にブログ記事で紹介できればと思います。

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10/29日 今宵は十三夜 そして、31日は10月で二度目の満月

2020-10-29 11:10:27 | 草花
10月末期のここに来て、月に関する二大行事が続きます。
今宵の十三夜と、明後日の満月ですが、二晩ありますし、今日の天気は申し分なさそうですのでまさか全敗と言うことはなさそうです。もしかしたら二つとも見ることが出来るかもしれませんね。

31日の満月をブルームーンと言うそうですが、この晩の月が特別青く見えるわけでもなさそうです。
しかし、わが国では流行歌で「・・・♪青い月夜の十三夜♪」と歌ってみたり、「♪月がとっても青いから♪・・・・」と歌ったりして、殊更に月を青く見ていますね。
どうしてそうなったのでしょうか?
ライバル ↓

この柑橘類の木がミカンなのかユズなのか、はたまたレモンなのか判らないままに拙庭に居ついています。そこにアゲハ系の蝶の幼虫が3匹へばりついて三つ巴のエサ取り合戦を繰り広げています。



センリョウ ↓

寒さが近づいて来て、センリョウの実も赤味が濃くなってきました。



ツメレンゲ ↓

花の塔を立ち上げて、日差しに向かって身をそらせています。



夕間暮れ ↓



一つ上ではJRの東刈谷駅方面を撮りました。
下ではそれとは反対方向を向いて、昇っている月と町並みを撮りました。



月齢10.3 ↓


月齢11.3 ↓

一日違いの月を上下に並べて、身の肥りかたを比べてみました。



カシオペア ↓


北極星 ↓

北極星は街の明かりに負けてしまい、相当見づらくなっています。


白鳥座 ↓

白鳥座も周りの星が多くてスワンの姿が良く判りません。
背後の星々はおそらく天の川なのではないでしょうか。




夜更けて東の空にオリオン座 ↓

夜中の12時頃にオリオン座が東の空にあります。
時間がもう少し経てば冬の大三角形も見えて来ます。(ベテルギウス、シリウス、プロキオン)
今朝3時に東の空を見た時に「冬の大三角形」がくっきりと見えていました。
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夜空のご機嫌はなかなか気難しいもの

2020-10-26 10:33:02 | 草花
ここのところの冷え込みで、空はくっきりして来ています。
昼のうちは例の「太陽を見られる下敷き」やら「太陽の見られるオペラグラス」などを持ち出して、お天道様に遊んでもらっています。
そんな中ですが、昨日は所用で名古屋市の郊外まで自転車で往復32kmを漕いできましたが、往きは向かい風が強くて苦戦を強いられました。
知人の家がマンションでしたので、高いところから北の方角を見ましたが、まだまだ山岳展望に届くほどには空がすっきりとはしていませんでした。
晴れて見通しの良い時には伊吹山や木曽御嶽、恵那山が見えるということでしたので、名古屋は意外と望岳都市だということが判りました。
用件を済ませて帰途についた時には夕暮れ時が近づいていて、途中から明かりをつけて、ついでにヘッドライトも灯して漕ぐことになりました。

家に着いてからは、夕食後の星空観測タイムが始まりましたが、今回は天体望遠鏡を持ち出すことなくカメラと三脚で済ませました。
10/25日の月齢7.3 ↓

これは10/25日の午後3時半頃、まだ明るい時の画です。



昨日(10/26)の午後九時過ぎ ↓

これで月齢8.3になっています。月はこれからどんどん丸みを増していきます。
参考までに・・・:「十三夜」は10/29日で、この月のうちで二度目となる満月は10/31日となります。
月内に満月を二度見られるのは今年はこの十月のみですから、是非晴れてほしいものです。



10/25日の衛星付き木星 ↓

これのみ天体望遠鏡の助けを借りて、直焦点撮影したものです。衛星が5つ見えています。



火星 ↓

火星は赤茶けた色で東空に煌々と輝いています。



アルデバラン ↓

おうし座の一等星で橙色に見えています。体積は太陽の8万6千倍くらいあるようです。



すばる ↓

谷村新司の有名な歌、「昴」の星団ですね。命名の由来は星がまとまる(統ばる=すばる)からとも、寒い、しばれる(東北弁でしばれる→すんばれる→すばれる→すばる)侯に見られるからとも言われます。プレアデス星団と言われますが、これもおうし座。
SUBARUという自動車会社名にもなっています。その命名由来は:
SUBARUは、別名「六連星(むつらぼし)」とも呼ばれるおうし座の中にあるプレアデス星団のことで、(統ばる)は純粋な日本語です。富士重工業が中島飛行機の流れをくむ5社の資本出資によって設立されたことから、名付けられた・・・・とありますから、これは「統ばる」の意味ですね。



カペラ ↓

ぎょしゃ座の一等星でカメラの望遠では一つの星に見えますが、実は4つあるそうです。今のところは天の北極に近いところで黄色味を帯びて輝いています。
カペラも自動車名に付けられていますね。



カシオペア ↓

今のところは夜更けに天頂に来て輝いています。W型のこの星も有名ですね。
JRの高級寝台列車カシオペアは乗車券を取るのも難儀するくらいの人気ぶりだそうですが、小生のように”青春18切符”派には縁が薄い存在です。
しかし星空の話になると別で、天気が良ければいつでも見ることが出来ます。



オリオン ↓

昨日の真夜中に場所を移して付近の公園で写しました。近くの民家が写り込んでいますが、そのことには目をつぶってください。
プロ野球の球団名に、毎日オリオンズ→大毎オリオンズ→ロッテオリオンズと使われていましたが、千葉に移ってマリナーズに変わってしまいましたね。
たしかビールメーカーでオリオンってありましたね。
星座は二つの一等星と三つの連なる星を持った特徴ある形で、誰もが知っている星なのではないでしょうか。他の星座と「冬の大三角形」をなすことでも有名です。


さて、表題の「夜空のご機嫌はなかなか気難しいもの」ということですが、「しめた!晴れたぞ!」・・・と思って機材をそろえるうちにたちまち曇ってしまったり、そうかと思うと雲が覆っていて諦めて家に入ってからしばらくして、何気なく外に出て空を見上げると、雲が立ち去って綺麗な星が覗いて居たり…と誠に気難しい限りです。
この時も夜更けにオリオンが綺麗に見えてはいましたが、家に戻り器材を片付けて、気になった星の位置を確認しようとして外に出たら全天雲が掛かっていて全く見えなくなっていました。
星空も随分気難しいものだと思います。
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10/24日 身近なものを見ていきます。 上弦の月 下敷きの向こうの日輪 鳥に食われた柿 芋虫

2020-10-24 11:02:19 | 草花
昨日(10/23)日から霜降に入っています。
朝晩の気温が一段と下がり、霜が降る・・・・ということからの節気名ですが、平地ではついこの前まで暑い思いをして過ごしていましたので、未だ霜には遠いですね。
最近はお笑い界でこの名前を冠した「霜降り明星」なる漫才コンビが第七世代と言うことで活躍しているそうですが、この節気と何らかの関連があるのでしょうか。

この霜降なる節気は10/23日から11月6日までで、11月7日からはいよいよ立冬に入ってきます。
今度の冬はどういう姿を見せてくれるのでしょうね。
それまでの間に精々英気を養っておきましょう。

家の周りで見ているものを、並べていきます。
昨晩の上弦の月 ↓

天体望遠鏡で眺めて、「事足れり」としていましたが、写真を撮っていないことに気づき、寝る前に、カメラを持って夜空から下に没する直前のものを撮りました。残念ながら月の中に電線が二本入ってしまいました。



下敷きを使って日輪を撮影 ↓

小学生の頃に下敷きで太陽を見たことがありました。そんな製品が今でもあるのかと思い、ネットで探したら、それがありました。それを購入して、写真を撮ってみました。
実際にはもっと赤く見えたのですが、画像に撮り込んだ時にはこんな色になってしまいました。



フジバカマ ↓





フジバカマの花がゆっくりと咲き揃いつつありますが、アサギマダラは全く姿を見せて来ません。



カキ ↓



待っているアサギマダラは来てくれませんが、柿の木には頼んでもいないのにヒヨ鳥がやって来ては、盛んに実をつついてくれます。冬にやって来るメジロ君にも少しは残しておいて欲しいのですが、この欲張りな鳥はメジロが来ると威嚇して、追いかけまわします。



イモムシ ↓

外に出た時にサンダルにこの芋虫がついていました。まさかサンダルを齧るわけではなさそうですので、柑橘類の木に乗せてあげましたが、今朝見ると、同じ木の上で前日とは違った位置で移動中でした。
これは揚羽蝶の幼虫なのでしょうが、はっきりした名前は調べていません。
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