ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

7/21日 木曽御嶽その8(最終記事):木曽御嶽の上部から眺めたほかの山々 (下の段)

2017-07-31 07:04:19 | 草花
木曽御嶽山行のレポートは今日で最終となります。
梅雨明けして直後の山行でしたが、山の上に行って見ると、思いのほか視界が遠くまで届き、うすぼんやりとではありましたが富士山が見え、北アルプス、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプスも見ることが出来て、”報われた”山行でした。

今回は仮眠の時間が短くて、帰りの道中で、睡魔に襲われてしまいましたが、このあたりを反省材料として、次なる安全登山を目指します。

山上からの山岳景観を今度は山名を画中に記入しましたので、それ以外に言葉を添えることはしないで貼っていきます。
富士山と塩見岳 ↓


八ヶ岳 ↓


南アルプスと中央アルプス ↓


木曽駒ヶ岳と宝剣岳 ↓


蓼科山 ↓


手前は中央アルプス、背後に南アルプス ↓


三ノ池 ↓


継子岳と三ノ池 ↓


摩利支天山 ↓


荷揚げヘリと背後は三ノ池 ↓


二ノ池小屋 ↓


二ノ池 ↓


右の施設横で休憩 ↓


剣ヶ峰 ↓


田の原方面 ↓

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7/21日 木曽御嶽その7:木曽御嶽の上部から眺めたほかの山々 (上の段)

2017-07-30 07:07:42 | 草花
今回は思いがけず天気に恵まれて、視界も良好でした。
山を歩いて広く山岳景観を得るというのは、小生にとっては根源的な喜びでありますので、それを画像データとして残したくて望遠レンズを装着したカメラを首からぶら下げて持ち歩きます。
これだけでも重さが2kg近くになりますので、血行を妨げ、長く歩くと腰が痛くなります。

この日の空は完璧なピ-カン状態からは程遠いものでしたが、それでも望遠レンズを持ち歩いただけのことはありました。

中央アルプス ↓

中央アルプスは森林限界に出る手前から、歩いている道を振り返った方角に見えていました。



甲斐駒ヶ岳 ↓

その中央アルプスの左側に甲斐駒ヶ岳も薄く見えていました。



これから登る方向 ↓

八合目の女人堂に着く手前から、これから向かう九合目・九合五杓の山小屋が見え始めます。
一番左側には剣ヶ峰がありますが、位置の関係で、低く見えてしまいます。



乗鞍岳 ↓



乗鞍と木曽御嶽はお互いを眺めるのに良い位置にあります。
こちらから乗鞍を見ても、乗鞍からこちらを見てもお互いの山容が際立ちます。



槍と穂高 ↓

八合目の森林限界に来て一番のご褒美はこの眺めではないでしょうか。日本を代表する山並みのエッセンスがそこにあります。



槍と穂高と蝶ヶ岳・大滝山まで ↓




笠・乗鞍と槍穂 ↓




北ノ俣・薬師と黒部五郎(この二つは重なる)・笠 ↓




剣ヶ峰方向をズームアップ ↓

最高峰の剣ヶ峰は八合目からは遠くて、ほかの峰よりも低く見えてしまいます。




これは恵那山か? ↓

雲の上に浮かんで・・・・というよりも、雲に山体を隠されたこの山は、方角的には恵那山なのですが・・・。



中央アルプス ↓
 


上の画像と下の画像とでは35分の時間差があるのですが、(当然標高も180mの差があります)あまり違いがありませんね。



振り返る ↓

岩尾根を歩きながら、八合目を振り返ります。



甲斐駒・仙丈・北岳 ↓

高度が上がってきますと、今まで中央アルプスの山並みに隠されていた南アルプスが徐々に見えて来ます。 
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7/21日 木曽御嶽黒沢道 その6:黒沢道・中の湯登山口に下山し、車で帰途につく。 途中で小野の滝に立ち寄る

2017-07-29 07:01:36 | 草花
時刻が午前11時を過ぎています。如何に夏でも寒い・・・と歌われている木曽御嶽でも、ここが七合目で標高2100メートルを超す場所であっても、真夏の今は暑いですね。

身体が草臥れて、オーバーヒートしてきていますので、このあたりで最後の休憩を入れようと、その場所探しをしながら歩きます。

七合目行場小屋の有料(100円)トイレ ↓

真新しい立派な建物のわきを通り過ぎます。



ロープウェイの駅への分岐点 ↓

八合目から七合目に下る道筋ですれ違った人たちは、みなロープウェイを使って七合目の高さまで上がってきた人ばかりでした。
八合目の女人堂で、森林限界の景色を眺めて、またこの道でロープウェイ駅まで行くのです。

小生はこの先の適当な道端で、休憩をしていきます。

やや平坦な下り ↓



下るにつれて道はだんだん傾斜が緩くなってきます。



国常立の神 ↓

この神様は『日本書紀』では最初の神、『古事記』においては神代七代の最初に現れた神とされることから、根源神として重視されている神様でした。



中の湯 ↓

道の向こうに中の湯(今は廃業)の建物が見えて来ました。




中の湯 ↓

登山口の駐車場はすぐそばにあります。
今は営業していませんが、こんな暑い時ですので、ひと風呂浴びて汗を落として帰るのも洒落ている・・・と、無いものねだりをしてみました。



駐車場 ↓

山に入る前に登山届を出しましたので、下山届も出そうか‥‥と迷いましたが、そういうことは求めていないらしくて、用紙がありませんでした。



歩行数 ↓

もうすこしカウントしているかと思いましたが、そうでもない数字でした。
ここで、着ているものをすべて替えて、車に乗り、帰途につきます。



小野の滝 ↓

中山道を走る中で、「小野の滝」はいつも気になるところでした。
しかし、通過することが多かったのですが、今回は運転中に猛烈な眠気に襲われたこともあり、ここで休止タイムを取ります。



説明書き ↓




上に中央本線(西線) ↓

上をJRの線路が通っていて、滝を見ている時に「何事が起ったのか?」とびっくりしたのですが、車両通行時には轟音が鳴り響きます。




これで落差は20メートルだそうです。



虹 ↓

水しぶきには虹がかかっています。



いろいろな神仏 ↓

滝の前にあるこの石碑の中にいろんな仏や菩薩、明王が書かれていました。
八幡大菩薩  〇〇〇観世音〇  南無阿弥陀仏歓喜天  月天〇不動明王  慈悲〇〇菩薩とあります。
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7/21日 木曽御嶽黒沢道 その5:二ノ池の上部で休憩後、もと来た道を七合目まで下る。

2017-07-28 07:12:33 | 草花
二ノ池の上部まで来ましたが、山小屋のある二ノ池の池畔まではおりませんでした。
ヘリコプターが小屋に荷揚げをしていて、頻繁に行き来しており、かなりの騒音で、近寄りたくなかったからです。
本来ならば、剣ヶ峰の山頂に行くところですが、噴火災害以後は立ち入り禁止になっていますので、これ以上は近寄ることが出来ません。

食事をしながら、写真を撮ったり、下りの準備をしたりして、時間を過ごします。

ヘリの荷下ろし ↓

一度に運ぶ荷物量は1トン以下と見ました。網に入れてぶら下げて持ってきて、ここでヘリがホバーリングしているうちに下で待っていた人が網ごと外します。



剣ヶ峰 ↓

2014年の噴火で人的な大惨事を引き起こした、木曽御嶽最高峰の剣ヶ峰は近くに見えていますが、建物群の復旧はまだ手が付けられていません。
午前9時5分に休憩箇所を後にして下山していきます。



九合五杓 ↓

九合五杓に下りてきました。来た時とは違って遠くの山並みは雲に遮られています。



九合目方面 ↓

時刻は午前9時13分。 あたりに樹木が無い岩石帯ですが、まだ時間的にも、高度の面でも暑さを感じないで済んでいます。



九合目 ↓

午前9時18分。 九合目の石室山荘を通過します。



女人堂方面 ↓

今山行で合目間隔が一番長かった、九合目と八合目の部分です。真ん中よりもやや左で光っているのが八合目女人堂の屋根です。



田の原と三笠山 ↓

視線を右に向けると田の原の駐車場、登山口が見えます。(背後は三笠山)
小生が木曽御嶽に初めて登ったのは、昭和46年のことで、山の神様とともにあの田の原から剣ヶ峰を経由して、濁河温泉まで歩いたのでした。



お賽銭入れ ↓

山道脇にプロパンガスのボンベが括られて、錆が浮いています。近づいて確かめるとお賽銭入れで、ちゃんと投入口は加工されてできていました。



霊神碑 ↓

来るときとは違って、今度は白装束・六根清浄の行者様が祈祷をしています。




残雪 ↓




女人堂 ↓

午前10時4分。 女人堂に戻って来ました。小屋の前には登山者がたむろしていました。
この小屋には立ち寄らずにそのまま下りて行きます。



早速ハイマツ帯 ↓

女人堂から下は高山帯から亜高山帯に変わって行く場面でもあります。始めのうちはハイマツが茂る道です。
このあたりから旅行会社のツアー客でしょうか、たくさんの人たちとすれ違うことになりました。



最後のハイマツ ↓

道ですれ違う人たちは盛んに暑がっています。時刻は午前10時42分。
時間的に暑くなるころですね。
小生は下りのスピードを控えて、暑がらなくて済むように気をつけています。



亜高山帯 ↓

高度が下がるにつれてあたりの景色もどんどん変わります。
背丈の高い針葉樹林の下を歩くようになりますと、濃い日陰ですので、帽子を取るともっと涼しくなります。



七合目行場小屋 ↓

時刻は午前11時10分。下りを2時間ほど歩き通しましたので、身体もオーバーヒットしてきて、足元が大分ふらついてきました。
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7/21日 木曽御嶽黒沢道 その4:九合目を過ぎて、今回の最高地点、二ノ池の上部まで行きます。

2017-07-27 07:05:43 | 草花
朝早く出たのが幸いして、森林限界から上の、日を遮るものの無いところを歩いても、灼け付くような暑さは感じないで歩いていられます。
もっとも時刻はまだ午前8時頃ですので、平地の酷暑の時期でもこの時間はまだ凌げますね。

九合目、九合五杓の山小屋を過ぎると広い山頂部の一角に乗り上げます。
今山行では二ノ池を見下ろせる場所で、日除けをしながら休憩して、下山することになっています。

行く手 ↓

午前7時3分。これからハイマツ帯とも分かれて、岩石ガラガラの道をひたすら上ることになります。



ヘリ ↓

午前7時6分。下の方から強いエンジン音が聞こえてきました。ヘリで荷揚げをしているようです。
この後何度もこの姿を見ることになりました。



霊神様 ↓

午前7時12分。登山道わきにはまだこういうものが出て来ます。



行く手 ↓

ハイマツの背丈もこんなに低くなってしまいました。今のうちは天気が安定しているから良いのですが、これで雷に出逢ったら大変ですね。
目指す山小屋はまだ小さく見えます。



九合目を見上げる ↓

午前7時41分。 霊神様のところから30分近く歩いていますので、山小屋も幾分かは近づいてきています。



岩が碑 ↓

今までの石碑とは一味違い、岩をそのまま使っています。
午前7時43分。



トイレの案内 ↓

こんな岩ゴロの道にトイレの案内が出ています。どんな施設かは確かめませんでしたが、これは有り難いですね。



九合目石室山荘 ↓

午前7時55分。 九合目の山小屋が眼前に来ました。八合目の女人堂を出てから、ここまで1時間15分も掛かっています。 この区間が一番キツく感じるところではないでしょうか。
小屋では屋根に布団を干し始めていました。



火山灰 ↓

これは噴火大災害時の名残でしょうね。



九合5杓を見上げる ↓

午前8時6分。 次の目標を九合五杓にして、見上げて気合いを入れ直します。



九合五杓の小屋 ↓

午前8時11分。 九合五杓の小屋には割合あっさりとつきました。以前は「覚明堂」として営業していましたが、噴火災害以後営業を取りやめたと思います。



九合五杓の霊所 ↓

ここでも霊所があります。登山道はその間を行きます。



山頂を案内 ↓

午前8時16分。 「頂上小屋迄 30分位」と書かれたのでしょうか。現在は立ち入り禁止区域ですので行けないのが残念です。




山頂(剣ヶ峰)への分岐点 ↓



午前8時18分。 剣ヶ峰への分岐点は立ち入り禁止措置が執られています。



二ノ池上部への道 ↓



やむを得ず二ノ池の上部に出る道を歩きます。 空の際を歩いている実感がわき上がります。



二ノ池を見下ろす ↓

午前8時27分。 二ノ池の上部に着きました。今回はここを限度として引き返すことにします。
正面に摩利支天山が見え、手前に地震観測施設でしょうか、そこに小規模の日陰があるので、そこに身を寄せることにしました。そこで休憩を取り、下山準備をします。
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