ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

5/3 三ツ瀬明神山 シャクナゲ紀行 その3:乳岩道と合流、そのあと三ツ瀬道とも合流

2014-05-17 07:24:11 | 草花
昨日の記事で岩にまたがって、ヤドリギの実を取る小生が写ったところで記事が終わりましたが、こんどは小生のカメラで、その実がなったところを写しました。

その後も未だ続く尾根を歩いて、やがて鬼岩乗越に来ると、そこには右側から乳岩から来た道を合わせます。(と言うよりも人出から見ると、乳岩からの道にこちらの道が合流するような感じですが、地形的にはあくまでも私たちが歩いて来た尾根道に、乳岩からの登山道が合わさってくるのです。)

この尾根道はしばらく細い岩稜が続きますが、その後に、本日一番高度を稼ぐ場面の「胸突き八丁」の登りとなり、それが過ぎるとやがて三ツ瀬から来る登山道を合わせ、その場所は六合目となります。
そこは地図上の標高912メートルを差すポイントで「宮標石」が有りました。
そこからは明神山の主稜線ともいえる尾根を歩くことになります。

今回のレポートはそういう道筋の景色を案内することになります。

ヤドリギのまだ青い実 ↓

この実を取って口にしてみますと、粘り気が感じられました。ポケットに入れたヤドリギの実が、レンズのフィルターに付着して、その粘着質な汚れには実に難儀しました。



岩上からこれから行く峰を望む ↓

岩の上に来て怖い思いをしたついでですので、あたりの眺めも撮っておきます。
これから歩く部分も良く見えています。



鞍掛山 ↓

かつて盛んに歩いた山域の一つ、鞍掛山も見えていました。



ヒメコマツ ↓

ゴヨウマツの一種のヒメコマツがこの山域ではところどころでみられます。材としては軟らかで、加工性がよく、製品に狂いが出にくいので、木型用材としての用途に使われるようです。



マメヅタラン ↓

このように尾根状上に露出した岩にマメヅタランが良く着生しますが、この岩でも花の咲いたものは見当たりませんでした。



ムギラン ↓

マメヅタランとは離れた場所でムギランも着生していましたが、花は付いていませんでした。



樹間にコバノガマズミ ↓

少し離れた樹間にホソバシャクナゲとコバノガマズミを見ます。



鬼岩乗越 ↓

ここで乳岩からの道を合わせます。今では乳岩からの道のほうがメインルートであり、私たちが歩いて来、しゃくなげコースはマニアックな道となっているようです。



団体さん ↓

乳岩から登ってきた若い男女のグループが元気良く通り過ぎていきます。
礼儀も弁えた好感の持てるグループでしたね。



ヒカゲツツジ ↓

予想していた場所にその通りに、ヒカゲツツジが待っていて呉れました。



イワナンテン ↓

イワナンテンの花を未だ見たことがありません。



胸突き八丁の登り ↓

ここから胸突き八丁の登りが始まります。腰痛は相変わらず来ていますが、バンテリンの効き目が出ているようで、何とか持ち堪えています。



ミヤマシキミ ↓

何度も歩いた道ですので、この花の出現にも予測は付いていました。



胸突き八丁の頭 ↓

腰痛を庇いながらごくゆっくり歩いていますのでここに来るまでに、急登を35分もかけて歩いてしまいました。このあたりからアカヤシオが現れ始めます。



鳳来湖 ↓

胸突き八丁の頭では、鬼岩乗越で私達を追い抜いた若者達のグループが憩っていました。
彼らは私達にお菓子の分け前を差し出してくれましたね。彼らが立ち去ってから、私達もそこで休みを入れます。その場所からは鳳来湖の一部が見えています。



六合目 ↓

胸突き八丁の頭を後にすると、まもなく標高912メートルの六合目に着きました。
ここでは三ツ瀬からの道を合わせて、それから先はこの山の主稜線となって行きます。



宮標石 ↓

六合目のこの場所には宮標石がありました。



ミヤマシキミ ↓

主稜線を歩きだしてすぐに、今度はミヤマシキミの実のほうを見ます。



スミレ ↓

この斑の入ったスミレはシハイスミレとなりますか?
コメント (2)
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