ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

4/28日 筍掘り 田畑の縁で咲く草花  月齢5の月

2020-04-29 11:20:58 | 草花
昨日は、知人の竹林で筍掘りをしてきました。
幸いなことに、暑くもなく、寒さも感じない、天気の良い日でしたので、山の神様と共に良い汗も搔けました。
午前中の二時間半ばかりの短い時間でしたが、精力的に筍を掘り続けましたので、相当疲れました。
竹林 ↓

竹林内に入ると、清々しさに包まれます。


存在感 ↓

堂々としたのが出てきています。


ツクツクと ↓

今年は筍の出方が、とても良いそうでした。掘るのに忙しく、汗びっしょりです。



収穫 ↓

掘ったものをある程度纏めて、それを箕(み)に入れて、終結箇所まで運ぶのですが、これが重くて一苦労しました。
採れた筍をたくさん頂き、次回は竹林整備のお手伝いすることを約束して、竹林から離れてきました。

ついでに、竹林付近の田畑を見て周ります。

アカメガシワ ↓

雑木に数えられると思いますが、新芽の色はチャーミングです。



カナメモチ ↓

生垣にするときはアカメガシという名前の苗木で売られていますが、ここでは一本立ちで背丈7~8メートルほどに育っていました。



ビワ ↓

この青い実も梅雨の頃には橙色に熟すのでしょう。



”タンポポ” ↓

”タンポポ”は花も咲いていましたが、この綿毛の姿も見るべきものがあります。



アメリカフウロ ↓

これはアメリカフウロでしょうか。



ハルジオン ↓

ハルジオンもあちこちで咲いています。



ノミノフスマ ↓

小さな花も出てきます。



スズメノエンドウ ↓

カラスノエンドウよりも少し遅れて、この小さな花も咲いてきています。



ムラサキサギゴケ ↓

田畠の縁でおなじみのこの草も、もちろん出てきています。



スズメノテッポウ ↓

確たる根拠があるわけではありませんが、この花が咲き出すと、小生の花粉症は、杉、ヒノキに続いて第三期入りしてきます。



ハハコグサ ↓

ここのハハコグサは草丈が随分小さかったです。



ゲンゲ ↓

これが昔なら、一面の蓮華畑となっていたことでしょうが、近頃はそんな光景を見ることが無くなってしまいました。



シロツメクサ ↓

そういえば一面のシロツメクサ(クローバー)という眺めも少なくなっていますね。



コメツブウマゴヤシ ↓

このあたりの草は類似する種類もあり、詳しい説明もあまり多くなくて、区別に自信がありません。これもあるいはコメツブツメクサかもしれないと思ってもいます。



ギシギシ ↓

ここでは比較的背の高い草という部類に入っていました。



スイバ ↓

ギシギシを見る場所では、この赤っぽいスイバもよく見かけます。これも今回は比較的ノッポさんの部類でした。

家に着いてから、筍のあく抜き作業をやり、夕暮れの空を眺めます。

夕暮れ ↓




月齢5の月 ↓


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4/25日 三日月 夕月 そしてここでも眉月

2020-04-26 09:26:32 | 草花
昨(4/25)日、「お月様のお知らせメール」が”かわうそ@暦”様から届きました。
それによりますと、4月25日の月は「三日月」だそうです。先日の二十六夜の月が”有明の月”であったのに対してこの日の月は「夕月」と言うそうで、また「眉月」とも呼ぶそうですから、この”眉月”という呼び方は先日の二十六日の月(有明けの月)と同じ表現になりましたね。
少しだけ詳しく調べますと、
 正午の時点で月齢は2.0  
 名古屋での月の出は:06:25
      月の入りは:20:35
      南中時刻は:13:25
ということでしたので、午後一時過ぎに、コンパスで真南の方角を定め、その方向の空を探しましたが、月を探し出すことが出来ませんでした。
名古屋での、本(4/26)日の南中時刻は14:13だそうですから、その頃に再挑戦してみたいと思います。
なお、本日の名古屋での月の出タイムは07:02ということですが、全天にどんよりと雲が覆っているようで、日差しはあるのですが、今のところはとても月までは見えていません。

昨日の晩になって、三日月を見るために外に出てみました。
囚われの月 ↓

家の敷地内からでは空に夾雑物があり、月は「篭の月」状態です。



種明かし ↓

高圧鉄線の間から月を見ていたのです。



開放感 ↓

もう少しまっとうな状態で眺めたくて、家を出ることにしました。(これも立派に不要不急の外出でしょうが・・・シュウキンペイ(=集・緊・閉)の三悪(密集・緊密・密閉)用件は排除しているのでお許し願いたい。)
歩くうちに月が空で伸び伸びと輝いて見えて来ました。



月齢2.0 ↓

正午の時点で月齢2.0だそうですから、それから7時間ほど経っていますので、その分だけ肉付きは良くなっている筈ですね。



地球の影 ↓

空が暗くなってきて、三日月の上面に地球の影が見えてくるようになりました。



夕焼け空 ↓

辺りはどっぷりと暮れて、残り少ない夕空が一日の名残を惜しんでいるかのようです。



夕焼け空に三日月 ↓

視野を広げると三日月は随分小さいものでした。



これにて家路につきますが、ふと思いついて、遠回りをして家に戻ることにしました。
その目的は近所にあるパチンコ屋さんが営業しているのかどうか、それを見て確かめたくなったからです。

行って見ると、パチンコ屋さんの駐車場はほぼ満車の状態で、しっかりと営業していました。
店内を歩道から覗くと、なかなか賑やかになっています。
ざっと見た限りでは、午後七時を過ぎているのに、50%程度の入りではないでしょうか。

為政者が真剣に休業要請しても、現場の医療従事者が極限の緊張と不安の中で命がけの立ち働きをしている中で、まるでよそ事のように打ち興じているこの集団を見て、ナルホドこれでは緊急対策が空回りするはずだと思いました。
要請に応じないパチンコ店名を公表するだけでは足りなくて、玉打ちに興じるこの人々の名前も全部公表して、この時期の斯かる行いの妥当性をみんなで考えるべきだと思ってしまいました。

こんなことはパチンコに限らず、一事が万事なんでしょうね。
他所の国から笑われてしまうような不徹底さで、水が漏りっぱなしの緊急事態宣言のようです。
こういう流れではGWを過ぎても”緊急事態”はまだ続くことでしょうね。
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外に出掛けない日が続いていますが、のんびり過ごしています。

2020-04-24 21:40:31 | 草花
このご時世のことですから、家の中でのんびりして、毎日を過ごしています。
「自粛」が解けた時に、再開する山歩きのために体力の維持と増進を図ってみたり、そのために使う道具をネット購入で更新して見たり、調べ物をしたりして、それなりに時間を過ごしています。

子供の頃から学校を出て社会に出るまで、育ち、暮らしていた埼玉県の郷里の偉人、渋沢栄一翁(号は青淵)の伝記を読んだりしていました。
青淵翁の、新一万円札の図柄を飾るに相応しい数々の業績に、唯々驚くばかりでした。
図書館が再開されるようになったら「論語と算盤」を借り出すことにしましょうか。(新刊書を買わないところが、ぶちょうほう流儀です。)

庭で見かけた草花を貼っておきます。(何度も出た花がありますが、記事のものはすべて今回の撮影品です。)

アマドコロ ↓

今年はおとなしめに咲き出しました。



オキナグサ 半分白い・・・・↓

右半分では、髭の一本ずつがほほけ出して、白くなり始めました。
こうなったものの種を、”採り播き”します。


カリン ↓

カリンの花が終わったと思ったら、早くも実が見えて来ました。


シラン ↓

紫蘭があちこちで綻びだしました。



ノビル ↓

ノビルは花芽をつけ出しました。



サクラソウ ↓

今年もサクラソウは不出来で、花の付きが極端に少なかったです。
来年こそは捲土重来を期すことにしましょう。



オニユリ? ↓

これはオニユリだったかタカサゴユリだったか・・・・花が咲いた時に見極めましょう。



きぬさや ↓

今盛んにみそ汁の実として入って来ています。



ダッチアイリス ↓

これは今が盛りで、庭のあちこちで、今20輪ほど咲いています。



オドリコソウ ↓

踊り子さんがマチネー興行で円舞しています。



ウラシマソウ ↓

大株のものは前に出していますが、これは実生からのもので、今年初めて花をつけました。



芍薬 ↓

つぼみに少しだけ色がついてきました。これですと5月前に綻びる可能性もありますね。



ハルジオン ↓

ワレモコウの若い株の中から、立ち上がっています。せっかくのことですので、引き抜かずに花を咲かせてあげることにしました。
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4/18日 雷鳴から降雹そして強い雨と一陣の風 翌(4/19)日は有明の月

2020-04-19 10:46:05 | 草花
昨日、午後二時を過ぎた頃、空が暗くなってきていて、遠くで雷が鳴ったと思っていると、突然降り出してきました。
雨の中に雹(ひょう)が混じり始めたと思ったら、すぐに激しく雹ばかりになり、それに強めの風が加わり、吹き降りになったと思うや、やがてすぐに雹は収まり、今度は雨だけとなり、激しく降り始めました。
そんな天気はあっけなく終わり、それが通り雨だったと実感しました。
雹(ひょう) ↓



雨だれ ↓



庭にできた川 ↓


そして翌(4/19)日は二十六夜の月で、この月を有明の月というそうです。
月の出は名古屋で午前3時38分ということですが、この朝五時に東の空を見ても黒雲が邪魔して全く見えませんでした。
朝7時でも同じことでしたが、南から西の空は雲がありませんでしたので、月が南中する9時ごろなら見える筈・・・・と期待していました。
名古屋での南中時間は午前9時13分ですので、午前9時ちょうどあたりから空を見上げて、月を探します。
空がとても明るくなっているので、苦労して探します。
やっと見つけた月はとても細いものでした。この細さを女の人の眉に見たてて「眉月」ともいうそうですが、これより後の日では新月に近づくために見ることはできなくなるそうです。
この「有明の月」・「眉月」・「二十六夜の月」を百人一首の歌を添えて見ていきます。
素性〔そせい法師

いま来むと言ひしばかりに長月の 有明の月を待ち出でつるかな

訳(ネットより、以下の訳はすべてネットより引用しました。):今すぐに行くよと言ったあなたを起きてずっと待っていましたら、現れたのはあなたではなくて9月の有明の月でした。(まるでその月を待つために起きていたみたいだわ。
お坊さんが女性の心情を詠ったのですね。コノォ~(亭主の感想です)



壬生忠岑

有明のつれなく見えし別れより 暁ばかり憂きものはなし

訳:夜明けの空に残る月が冷たく浮かんでいたあの日のあなたとの別れから、ぼくにとって夜明けほどつらいものはないんだよ。
夜明けに鬱々として起きているのですね。(亭主の無粋な雑感です。)



坂上是則

朝ぼらけ有明の月とみるまでに 吉野の里にふれる白雪

訳:夜が白み始めたころ、有明の月の明かりでこんなに明るいのかと見違えてしまったけれど、この明るさは、吉野の里に降った真っ白な雪だったのだ!

電気のない昔のことですから、月明かりも、雪明りも有難みがありますね。(亭主所感)



後徳大寺左大臣

ほととぎす鳴きつる方をながむれば ただ有明の月ぞ残れる

訳:ホトトギスが鳴いたと思ってそちらを眺めてみると、鳥の姿はなく、ただ有明の月が残っているだけでしたよ。

この歌は、ホトトギスの最初の声を聴くために、何人かで夜通し待った会で詠んだ歌です。平安時代、貴族の間では、ホトトギスの最初の鳴き声、つまり「初音」を聴くのが、非常に風流なこととされていました。(ここまではネットから引用しました。)

小生的には、実際に近くで聞くホトトギスの声はけたたましくて、決して風流には思えませんし、「托卵」という習性を知り、この鳥にはますます興趣を削がれてしまいましたが・・・・


降雹と強い雨風が去った後、一夜明けて


4/19日朝の白牡丹 ↓

もう花の形は崩れてしまいました。



クルメツツジ ↓

花が咲き揃い、今が一番新鮮で元気な姿です。



花びら ↓

風で飛ばされたチューリップの花びらです。



白に赤 ↓

クルメツツジの白い花を従えた赤いチューリップ 



白と赤 ↓

こちらのツツジは一つの株ですがツートンカラーです。
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下弦の月 (当初のタイトルを誤って「上」弦としていました。お詫びいたします。)

2020-04-15 16:46:25 | 草花
今朝の空には下弦の月が浮かんでいました。
明るい日差しの中ですので、月を見つけづらかったのですが、、南の空の高いところに薄くかかっていました。
昨日夕刻に、「こよみのページ」を運営して見える”かわうそ@暦”様から{お月様のお知らせメール}が届き、それによると・・・・・・・

(メールの記述を抜粋):
・下弦の半月の瞬間は 4/15 7時56分 (月齢は 21.6)
 ※下弦の半月とは、月と太陽の黄経の角度差が270度となる瞬間です。

・月出:4/15 0時57分 月没:4/15 10時52分 (東京での時刻)
・南中(真南に見える瞬間):4/15 5時54分 (東京での時刻)

・南中時の月と地球の中心距離は 389900 km (平均距離の 1.01倍)。
 月は平均より 5500km遠く、見かけの大きさは平均的なもの。

一日前に上のようなお知らせメールが届きましたのでありがたいことです。
あけて本日の朝です。庭の牡丹の花の開花状況を確かめた後に、南の空の月を探しました。
写真撮影の時刻は7時45分でしたから少しのずれはありましたが、大雑把に言えばちょうどぴったりのように思えます。
下弦の月 ↓

これこそ月を真っ二つに切った状態なのでしょうね。



牡丹(白) 
07:45のA花 ↓


15:27のA花 ↓ 

開花した姿です。



07:45のB花 ↓


15:27のB花 ↓

一番大きな蕾でしたが、完全な円形にはなりませんでした。



15:27のC花 ↓

こちらが一番整った花の姿をなしているようです。



白牡丹三輪 ↓

今年は花の蕾をたくさんつけすぎたので、それを間引いて三輪だけ咲かせました。



久留米ツツジ ↓

朝日の良く当たる一等地の株から咲き始めてきました。



紫蘭 ↓



シランは初めの一輪が綻びはじめました。気温が上がるにつれて、続々と咲いて来ることでしょう。



ホトケノザ ↓

雑草の執着心は凄まじいものがあります。抜いても抜いても・・・・・
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