ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

なんじゃもんじゃばかりを五連発

2013-04-30 14:37:20 | 草花
昨日お天気が良かったので、自転車でなんじゃもんじゃ(モクセイ科のヒトツバタゴ)の花を見に行って来ました。

先ずは我が家 ↓

今年初めて花が咲きました。これはお寺さんで幼木を貰い、4年ほど愛培してきた結果でした。
そのことをお寺さんに報告に行き、お礼を言って来ました。
ところがお寺さんにある親木のほうが、他の大木の日陰になり、元気がなくて心配になっています。



近くの小学校の盛んな姿 ↓

天皇誕生・・・・・おっと!「昭和の日」の祝日とあって、校庭は静かなものでした。
御蔭でゆっくりと観賞させていただけました。



街路樹の一本 ↓

これは珍しくも街路樹のなんじゃもんじゃ並木ですが、その中の一本だけを撮りました。
他の夾雑物が煩わしかったので空をバックにして撮りました。矢張り街路樹では条件が厳しすぎるようで、段々数を減じています。



神社境内の一本 ↓

これは少し早かったようです。同じヒトツバタゴでも花の時季に差がありますね。
神社境内という事で条件的には恵まれていますので、上手に面倒を見て行けば、30年後には名木の仲間入りすることでしょう。



別の小学校校庭の有名な大木 ↓

こちらは大手新聞の地方版にも毎年掲載されるくらい有名になっている樹です。
昭和二年にある人の寄贈によって植えられたそうですが、そのときの幹の太さは親指位で、木丈は1メートルほどしかなかったそうです。
86年後にこんな景色になるとは、誰も思わなかったのではないでしょうか。
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4/27日 鈴鹿の竜ヶ岳(1099.6m)を白龍神社から一回り その1: 朝虹を見て出発。渓谷沿いに小峠まで

2013-04-30 06:38:17 | 草花
この27日は私的には、忘れてはならない大事な日であったはずですが、早起きをして頭が寝ぼけていたのでしょうね、そのこと(命日)を忘れて行動してしまいました。
その罰が当ったとしかいえないような失態を、登山中にやってしまいました。
その失態とは、歩き始めてすぐに道を取り違えてしまい、もとの位置に戻るまで、往復1時間弱ですが、時と体力を無駄に費やしてしまいました。
「GPSを持ち歩きながら何故・・・?」という疑問も湧くと思いますが、現地に入り、GPSと実際の道で喰い違うことはままありますので、どちらかと言いますと、他人の踏み跡を判断材料にしがちな小生は、やすやすとこの罠に嵌ってしまったようです。

で、もとの位置に戻り、正規の道はどこかいろいろ探しましたが、川の流れのために道が崩れ、丸太橋も流れ落ちていたので見つけにくかったようで、気を取り直して対岸にある山道に取り付いたときには、結構身体に来ていました。

前夜は大阪で突風が吹いて、雹や雷で天気が荒れた日でしたね。
三重県のこの山域でも相当雨が降ったようで、朝のうちは道全体が濡れていて特に岩場では滑らないように、相当気を使いました。

今回は極めて愚直に竜ヶ岳を一周してきたそのレポートを、恐らく7回位に分けてすることになると思います。
どうかのんびりとお付き合いください。

山の姿 ↓

竜ヶ岳は南北に連なる鈴鹿山脈のほぼ中央に位置し、三重県側から登る場合は宇賀渓が登山基地になるようです。
山の頂上付近は笹に覆われ、のっぺりとしていますが、眺望は抜群だそうで、白山や御嶽、中央アルプスなどが見られると聞きました。
この画は下山後に山から離れて、逆光線の中で撮りました。



鳥瞰図(カシバードで描画) ↓

赤い線は実際に歩いた軌跡で、基点から反時計回りで歩きました。



行程実行図(カシミールで描画) ↓

赤の実線が途切れた部分はGPSスイッチの入れ忘れですね。それから、歩き始めにとんでもない部分に線が延びているのは、道迷いの失敗のあとです。



行程断面図(カシミールで描画) ↓

左側から山体の核心部分に向かうところは、沢をへつって歩いた部分であり、右側のなだらかなところは、旧道の舗装道路歩きの部分です。



山の端から太陽 ↓

午前5時20分、山の端から太陽が出ました。 時折雨が降ってきて、路面は未だ濡れています。



朝虹 ↓

朝から虹が見られました。幸先が良いかどうか、これからの行動にそんな縁起を担ぐことはありません。虹を観賞することをそこそこにして歩き始めます。
このせっかちさが道迷いを引き起こしたかもしれません。



迷った先に美花 ↓

ひとつの急斜面の尾根に取り付き、歩いていくうちにGPSの示す行動予定線からどんどん離れ始め、困難と危険を感じましたので、歩き始めのところまで引き返すことにしました。
その引き返しの土産にイワカガミの美花を撮ります。



シキミに虫こぶ ↓

歩き始めの場所に戻り、気を落ち着けて道探しをします。目の前にシキミの厚い葉についた虫こぶがありました。



やっと進路が決まる。 ↓

道が崩れて、川にかかった丸木橋も流されて。対岸に明瞭な道も見えなくて、これは道を探し出すのに苦労しました。 川を渡渉して向こう岸についた少し先で、やっとこの道を探し出せました。
これから小峠に着くまで、沢沿いに北上し、高度を上げて行きます。



丸木橋 ↓

この道筋では丸木橋が何度か出て来ましたが、下の流れから高度のある場所では木材がぬれていて滑りやすいので緊張させられました。



位置表示 ↓

こういう丁寧な標識が設置してあるところを見ますと、かつては、登山道路として相当地元が力を入れていたようですね。 それが今では寂れた道になってしまっています。



淵 ↓

こんな場所を岩伝いにヘツって行きます。未だ浅いので恐怖感はありません。



滝 ↓

小規模の滝もいくつか見て行きます。



丸木橋 ↓

今回はこの丸木橋には何度もお世話になりました。濡れていて滑りやすいので、その点の工夫がされるともっとありがたいと思いましたが、この際そんなのは贅沢すぎますね。



小峠着 ↓

沢を登り詰めると旧国道に合流します。この場所を小峠といい、今山行では竜ヶ岳をぐるっと周回した後で、この場所に戻ってくることになります。



小峠からまた山に潜っていきます。 ↓

この道標から一旦右に下り、別の沢沿いの道を、宇賀渓を目指して東進することになります。
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4/20 鈴鹿の釈迦ヶ岳の記 その7(最終):中峠(別名黄和田峠)から朝明渓谷に下山

2013-04-29 06:51:12 | 草花
一昔前なら今日は(昭和の)天皇誕生日でしたね。
今は呼び名が変って「昭和の日」となっていますが、この日を「天皇誕生日」として物心ついて以来40年近く過してきていますので、自分の中ではいまだに「天皇誕生日」という呼び名のほうがしっくり来ます。
同じようにJRの呼び方についても、未だに「国鉄」と言ってしまいますね。
一抹の寂しさを感じますが、一般的には昭和は相当遠くなってしまいました。
今更ながら、(なんですが・・・)、この日に精々昭和の時代を回顧しておきましょう。

このシリーズの最終レポートに入ります。
ブナの疎林 ↓

度々記述して来ましたがこの山域の稜線上ではブナの木を頻繁に見てきました。そのほかでは未だ花はありませんでしたが、シロヤシオも相当数生育しているのを確認できました。そちらは花の時季が楽しみであります。



神戸から来た団体 ↓

ここで始めて団体とすれ違いました。聞くと神戸から来たそうで、15、6人いました。
時間的にちょっと無理が見えたような気がしますがその後どうなったでしょうか。



眼下に朝明渓谷 ↓

これから下りて行く方面が下に見えています。



中峠(黄和田峠)を鳥瞰 ↓

あそこまで稜線を歩いて、それから左に山を下りて行きます。



中峠(黄和田峠)着 ↓

ここからは稜線を離れ、下山モードになります。



水の滴下 ↓

美味しそうな水が滴り落ちています。頂こうかと迷いましたが、見るだけに止めました。



ショウジョウバカマ ↓

下りの道中でもショウジョウバカマは時々顔を出してきます。



滝とミツバツツジ ↓

最後のところでも滝に出会います。滝の周辺にはミツバツツジも配置されています。



タチキランソウ ↓

途中の斜面でこの草があちこち群生する場所がありました。



ミツバツツジ ↓

良い花がありましたので立ち止まります。



ヤマザクラ ↓

大分降りてきて登山口のそばの河川敷でヤマザクラに出会いました。



渡渉 ↓

比較的広い川でしたが水量が少なくて助かりました。この川を難なく渡れました。



林道合流点 ↓

これにて登山部分は終了で、残るはアプローチ部分に当る渓谷沿いの林道歩きだけとなります。



中峠登山口 ↓

仰々しい看板はありませんが、朝明渓谷から来るとここから、川を渡って中峠を目指すことになります。



砂防学習ゾーン ↓

何のことやら良くわかりませんが、これも公の施設でしょうね。



モミジイチゴ ↓

あくまでも俯きで咲いています。



ゼンマイ ↓

”山菜”が出て来ましたが、見るだけにしておきます。



渓流 ↓

林道からこういう眺めも楽しめます。



帰着 ↓

歩きだしてから7時間10分後、2万2千歩強歩いて、もとの位置に戻りました。
雨を心配しましたが、結局この日は晩まで持ったようです。
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4/20 鈴鹿の釈迦ヶ岳の記 その6:ハト(羽鳥)峰を越えて金山を越えるところまで 

2013-04-28 06:46:02 | 草花
この記事では、白滝谷道との分岐点をすぎて、ハト(羽鳥)峰823mを越え、金山906mにいたり、そこをあとにするまでの稜線歩きのレポートとなります。

このシリーズも終わりが近付き、明日の記事掲載で終了となります。

眼前のハト峰 ↓

岩礫のざらざらした先に、ハト峰の岩峰が見えています。



ハト峰の頂 ↓

岩峰に取り付いてから割合アッサリ目に山頂に着きました。岩陰に男性二人が休んでいました。ここへ来て、お天気も全天曇りとなって来ました。朝見かけた飛行機雲が、伊達ではなかったと言うことでしたね。



ハト峰峠を鳥瞰 ↓

すぐ下に峠路が見えています。これからあそこを目指して下りて行きます。



ハト峰峠 ↓

岩の峰を下りはじめて、すぐにここについてしまいました。ここから朝明渓谷に下る道もありますが、俄かには天気の崩れが無さそうですので、稜線歩きを続けることにして、金山を目指します。



ザレ場の登り ↓

ハト峰峠から、足場のザレたような登りが出てきます。



ハト峰を振り返る ↓

高度を大分上げたところで振り返ると、ハト峰が山の頂というよりは、”小突起”という感じで遠く見えています。



枯れ木の広場 ↓

稜線の脇で、さながら枯れ木の広場のような場所がありました。どうしてこういうことになるのか不思議に思いながら通り過ぎます。



追悼ケルン ↓

どこかの学校の先生を追悼することを示す文言のあるケルンが建っていました。
慕い、追慕する気持ちはこういう墓標のような仰々しいものでなく、別の形で表してほしいものです。



段咲きのアセビ ↓

人間が手を加えたような木を見ました。



カワラタケ ↓

この茸は強いですね。こんなところにまで進出しています。



バイカオウレン ↓

ここでも少しだけ見ました。



シロモジ ↓

これからあと、シロモジの花には随分何度も出会います。



釈迦ヶ岳の主峰群 ↓

距離が離れてきたので、歩いてきた主峰群が一望できるようになりました。



金山山頂 ↓

尾根道からほんの少しだけ外れたところに金山の山頂があります。勿論そこに寄り、山の眺めを楽しみます。



御池岳方面 ↓

空は曇ってしまいましたが、未だ鈴ヶ岳・御池岳・藤原岳は一部分・それに竜ヶ岳が見えています。
特に竜ヶ岳は山頂部の全容が収まりました。



イワカガミ ↓

イワカガミの蕾のついた株を見つける事が出来ました。



ミヤマシキミ ↓

これはいつも見るミヤマシキミとは違って、花が貧弱すぎました。
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4/20 鈴鹿の釈迦ヶ岳の記 その5: 稜線を漫歩して猫岳を乗り越えるまで

2013-04-27 07:10:39 | 草花
この記事では三角点のある釈迦ヶ岳”山頂”から、分岐点まで戻り、今度は向きを変えて猫岳を目指して、松尾尾根とは別の稜線を歩いていきます。
そして猫岳を乗り越して、白滝谷道の分岐点に到るまでのレポートをします。

稜線の分岐点に戻る ↓

”山頂”からもとの分岐点まで戻って来ました。これから猫岳を目指して稜線を歩いていきます。



バイカオウレン ↓

前の記事で花びら(ガク片)一枚だけの姿を見ましたが、今度はまともな姿で出て来ました。



塊り ↓

木の根付近で固まっていました。



群落 ↓

少し歩くと敷き詰めたように咲いている場所に遭遇しました。



ショウジョウバカマも ↓

ショウジョウバカマも負けてはいません。



行く手に猫岳 ↓

猫岳を横ちょに見ることなく、今度は行く手に正対します。猫岳の右側背後に雨乞岳が見えます。



尾根から来し方を望む ↓

真ん中に大陰のガレ、左の高いところが松尾尾根の頭。 先ほど歩いてきた場所を眺めます。



鈴ヶ岳・御池岳を遠望 ↓

北の方角には鈴ヶ岳のおむすび形の峰と、右に御池岳の平頂が見えています。



猫岳頂上 ↓

1058mの猫岳に着きました。 他所の山から釈迦ヶ岳を見たときに、山頂部分がゴツゴツして見えますが、最高地点の1097mと三角点”頂上”の1092m、そしてこの峰の3つが高さ的に秀でていますからそう見えるのでしょうね。



もう一度、今度は竜ヶ岳まで含めて北方向 ↓

御池岳、藤原岳そして竜ヶ岳(手前右ギリギリ)まで見えています。



松尾尾根 ↓

松尾尾根、松尾尾根の頭、三角点”頂上”の写真をを繋げてみました。



アセビ ↓

猫岳をあとにします。尾根上ではアセビの花を何度も見ました。



アセビを近写 ↓




ブナ ↓

尾根上で度々ブナの木を見ます。



白滝谷道分岐点 ↓

尾根上の道の交点に来ました。尾根が分岐していますので、面白半分で白滝谷側の尾根に分け入ってみました。面白そうな道でしたがお天気の制約があるので引き返します。
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