ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

「気ままに野山」の亭主から お別れのご挨拶 (最終記事)

2014-07-12 00:00:00 | 草花

突然で恐縮ですが、本日以後はネット社会に出て来ることをやめることに致しました。
その理由はただひとつ、手間が面倒くさくなってしまったこと・・・・・ただそれだけです。

「ブログを止めにしたい・」・・・・という気持ちは大分以前から持ち続けて来ましたが、悩みつつも踏ん切りがつかず、のびのびになっていました。
「ボケ防止」・・・と言う目的(或いは理由)で、このままブログを通して皆様とネット交流を続けていくのも一つの方法なのですが、同じ目的であっても、もう少し現実の生活に基づいた道を採るほうを選びたいと考えてきて、やっとそれを決断することが出来ました。

最近、根気が随分なくなってきたことを痛感していました。

好きな山歩きをしていても、体力、特に筋力と持久力の減退を感じ始め、同時に下山後の疲労回復に時間がかかるようになり、少しずつ陰影が増して来たように思い始めていました。

加齢現象についての愚痴はさておき、小生の場合の平均余命はあと10年ほどでしょうか?
その10年はネット社会でないところで時間を費やすべき、と感じ始めております。

世知辛いこの世の中で、ネットの上とはいえ、長い年月に亘り御交流頂きました皆様には、大変暖かいお言葉と思いやりをたくさん頂きました。
このことにつき、最大限の感謝の気持ちを表したいと思います。
「本当にありがとうございました。」
同時に、出し抜けのようにネット交流を停止することについて、我が身の勝手をお詫び申し上げます。
「どうかお赦しください。」

私ことでありますが、先日、市の定期健康診断を受け、身体上の計測数値には何の差し障りも無いことが判明し、従来どおりに健康体であることに安堵しています。

皆様におかれましても、健康で、幸せな日々を今後も送られるようお祈りしております。

本来は皆様のブログにお伺いして惜別のご挨拶を個別にするべきところですが、それをやりますと決意が崩れるような気がして、この記事のみのご挨拶とさせて頂くことにしました。
その点を何卒ご容赦くださる様お願い申し上げます。

ブログの更新及びそれに関連したメールのやり取りはこれを最後にして止めさせていただきます。

いろいろ考えた末のことですが、コメント欄は全て閉じさせて頂きます。(個別に記事を選べないためです。)
ブログ記事も一定期間後に削除するように致します。(ブログサービスの提供者に負担をかけないためです。)


お別れ画像は大好きなフウランで閉じたいと思います。


お別れに駄句献上


老兵は死なずに消えて花あそび (ぶちょうほう)




皆様どうかご機嫌よくお過ごしください。
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7/5日 飛騨の川上(かおれ)岳    ひと記事で44枚貼り

2014-07-11 07:00:00 | 草花
木曽御嶽にこりんさん、ぴーさん、そして小生の三人で出かけて雨のために山に入るのを諦めてしまいましたが、そのまま帰るのも業腹でしたので、以前から気に掛かっていた川上(かおれ)岳に三人で登る事にしました。
同行のこりんさんのリアルタイムでのネット情報によると、この山までは雨雲が掛かっていないという事でした。
川上岳は岐阜県の高山市と下呂市に跨る、標高1626mの山です。
今回の記事では故あって、画像を44枚貼りますが、テキストは殆ど省略して、時系列に沿って進めて行きます。
川上岳鳥瞰図(カシミール) ↓


実行図 ↓


断面図(カシミール) ↓


登山口 ↓


歩き始め ↓


沢渡り ↓


コアジサイ ↓


ヒキガエル ↓
  

ガスの中 ↓


ショウキランの花の後 ↓


トチバニンジン ↓


ギンリョウソウ ↓


ジガバチソウ(葉と蕾) ↓


アカミノイヌツゲ ↓


尾根上の平坦路 ↓


ハナヒリノキ ↓


冬道に単独で迷い込む ↓


頂上でやっと二人に合流できる ↓


一等三角点標石 ↓


ササユリ ↓


山頂表示(俄かに雨が降り出す) ↓

雨の中を下山開始します。



アカモノ ↓


頂稜下り ↓


ノギラン ↓


ツクバネソウ ↓


水場をクロス ↓


ミズナラの大木 ↓


巻き道 ↓


コミネカエデ ↓


オオカメノキ ↓


ツタウルシ ↓


アカハライモリ ↓


ギンリョウソウ ↓


木橋渡り ↓


トチノキの大木 ↓


マタタビ ↓


サワギク ↓


フサザクラ ↓


歩行数 ↓

下山して、これからは車に乗って地道の林道を下って行きます。



オニノヤガラ ↓


オニノヤガラ(近写) ↓


ウツボグサ ↓


クルマバナ ↓


ヤマオダマキ ↓
コメント (14)
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7/4日 木曽御嶽 岳麓の濁河(にごりご)温泉までの車旅

2014-07-10 06:45:54 | 草花
7月4日と5日の二日をかけて、木曽御嶽を飛騨側から歩こうとして、三河のお友達のこりんさんぴーさん、そして小生の三人で出かけました。
ところがこの二日間は天気が思わしくなかったですね、車ですのでとりあえず岳麓の濁河温泉までは無難に行きました。
そこで幕営して一夜を明かしましたが、翌日は雨が本降りになっていました。
テントを畳んでいる内に、テント内に雨がたくさん入り込む始末です。
この雨の中での登山は無謀すぎるし、今後も天気の回復が見込めそうも無かったので、山歩きは一歩もせずに撤退することに決めました。

ま、一つのドライブ的な旅行記と言う位置づけで記事を一つ作りました。

登山計画図 ↓

天気に恵まれたらこういう風に歩くつもりでした。



木曽御嶽 ↓

国道を飛騨小坂から分岐して濁河温泉まで約40kmほど走った行き止まりに、濁河温泉が有ります。
その道中で展望台風の場所が有り、そこから御嶽方面を見ると、雲間が切れて、木曽御嶽の北側の峰が垣間見えていました。



ヤマイバラ ↓

山の眺めを楽しんだ後に、付近を眺めると、芳香を漂わせてヤマイバラの花が咲いています。




ツルアジサイ ↓

今回は道沿いでツルアジサイのこんな姿をたくさん見ました。



ミヤママタタビ ↓

マタタビは花の時季に一部の葉を白くして、虫にお誘いの合図を出しますが、ミヤママタタビでは葉をピンクに染めて合図しています。



ミヤママタタビ ↓

ミヤママタタビの花です。良い香りがあったそうです。(小生は感知できない)

この後濁河温泉街に着きますが、今は往時の賑わいは無くて、営業する旅館は10軒ほどでしかなかったようです。
この光景に寂寥感を持たずには居られませんでした。

車を駐めて、早速幕営しますが、午後8時にはもう身体を横たえていました。

翌5日の朝は雨が音を立てて降っていて、登山を断念することになりました。
コメント (8)
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6/28 雨生山・金山で季節の花巡り その6(最終):林道、一般道を歩いて駐車場所に戻る

2014-07-09 06:44:16 | 草花
雨生山・金山のレポートはこの記事で終わります。梅雨の最中での強行でしたが、雨には殆ど出あうこと無く、曇り空の中でしたが、歩きとおすことが出来ました。
日光直射がなかったので涼しく歩けたかと言いますと、そうではなくて、蒸し暑くて汗をびっしょり掻き、衣服はまるで雨に出合ったのと同じような濡れかたをしていました。

もう夏に低山を歩くのは止そうと思うくらいに暑い思いをしました。
でも、性懲りも無く、また来てしまうのでしょうね。

ネズミモチ ↓

湿生斜面ではネズミモチの綺麗な花が、未だ咲き残っていました。



オカトラノオ ↓

オカトラノオは例によって、蛇紋岩の貧栄養地ということで立派な”尾”を持つには至りません。



林道 ↓

藪漕ぎを無事終了して、林業用の車両が走れる広い林道に出ました。これからしばらくはこの道を下って行きます。



ムラサキニガナ ↓

背丈の大きなムラサキニガナがもう咲き出しています。




アキノタムラソウ ↓

蛇紋岩地には東海地方のごく限られた生育環境にのみ自生するシマジタムラソウという固有種がありますが、これはアキノタムラソウのようです。


オカトラノオ ↓

やっと名前負けしていない”虎の尾”が出てきました。



タケニグサ ↓

タケニグサももうこんな姿になっています。



林道のゲート ↓

林道の入り口にはゲートが有り、一般車をシャットアウトしています。
ここが登山口(下山地点)になります。



宇利峠 ↓

登山口から100mくらい離れたところに国道301号の宇利峠があります。愛知県と静岡県の県境ですね。



イヌホオズキ ↓

国道301号は国道1号、国道362号、国道473号に重なる部分があります。
そんな国道の坂道を下って行きます。このような外来植物が出てくるのも、この通りの往来の多さを表わしているのかもしれません。



コマツナギ ↓

国道沿いにもコマツナギが出て来ました。「駒繋ぎ」・・・・かつてはこの道も人馬の往来したところであったでしょうか。




ナワシロイチゴ ↓

峠の標高は154mでした。そして地元山村の田んぼは標高80mくらいが最上位でしたね。ナワシロイチゴはそのこととは関係なく80mよりももっと上で実をつけていました。



ネムノキ ↓

平地ではもう花が終わっていましたが、ここでは花が未だ残っていました。



キブシ ↓

葉の下に粒上の実をたくさんつけています。キブシでしょうね。



ザクロ ↓

渡来植物がこんな山路に生えています。たしかに違和感がありますね。



道に筋 ↓

勾配のある道のカーブ箇所で路面に筋が引いてあります。おそらく冬季のスリップ防止措置でしょうか。



東名高速道路 ↓

国道301号が東名高速道路を潜る箇所に来ました。その手前で国道から分かれます。



駐車地点 ↓

国道から分かれてすぐに別の潜り方をして、東名高速道路の向こう側に出ます。
駐車地点にすぐに付きました。



歩行数 ↓

大汗を掻いた下着類まで含めて一切合財着替えてしまいます。
総歩行数は疲れの割には少ないものでした。背丈を超すシダの藪漕ぎが相当なダメージになったようです。
心配していたダニ被害は無しで済みました。
コメント (6)
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6/28 雨生山・金山で季節の花巡り その5:稜線を西進して戻り、途中から三ヶ日側斜面に下る。

2014-07-08 06:53:49 | 草花
金山の山頂ではすぐそばに電波反射板があり、そこでは、木立の隙間から覗き見するように北の方角に限定的に眺望が得られますが、今回はそれはパスして、すぐに下りて行くことにしました。

それから先は、雨生山に戻るように稜線を歩き、雨生山の山頂直前から三ヶ日側の斜面に下りて行きます。
この稜線は愛知県と静岡県の県境になっています。
今回の記事ではその道のりをレポートします。

シモバシラ ↓

冬に独特な氷柱を見せるシモバシラは今、草の充実期にありました。


笹の道 ↓

草の両側から生い茂ったこんな道が県境稜線です。ダニが居そうなところですね。



ササユリ ↓

時々ササユリが出てきて目を楽しませてくれます。



テイカカズラ ↓

テイカカズラの花が未だ咲いていました。



(左から)雨生山・吉祥山・本宮山 ↓

三つの峰が一枚の画に収まる場所があります。



赤ハゲ ↓

朝、こりんさんに出会った場所に5時間後にまた戻って来ました。今度は相当疲れました。



テリハノイバラ ↓

赤ハゲで午前中は撮らなかった花でした。



ネジバナ ↓

山の稜線上にもこの花は来ていました。



ウスノキ ↓

ウスノキの艶のある美しい赤い実も撮っておきます。



金山山頂を振り返る ↓

展望丘まで戻りました。ここでは立ち止まって写真を撮るだけに止めます。振り返ると金山の山頂が見えています。ちょっと判り難いのですが山頂の電波反射板も見えていました。



田園地帯を鳥瞰 ↓

ここから眺める新城側の田園地帯は胸のすくような眺望となっています。朝はこの斜面を北に向かって下りていったのでした。



静岡県側 ↓

展望丘からは静岡県側も見えています。浜名湖は約5km先になります。



マルバアオダモ ↓

マルバアオダモは翼の付いた果実を実らせています。



奥三河の山々 ↓

今山行での奥三河の山々の見納めとなります。これからもう少しだけ稜線を雨生山に向かって歩いていきます。



ネズミサシ ↓

稜線沿いで実をつけたネズミサシを時々見て行きます。



ニガナ ↓

ニガナの花もここでは随分小さなものでした。



シモツケ ↓

またシモツケの花が頻繁に出てきます。



オサムシ ↓

小さな音に気付き、目で追うとそれはオサムシでした。このあと稜線から静岡県側の斜面に下りて行きます。



コオニユリ ↓

静岡県側の斜面は湿生の斜面になっていて、花探しの楽しみがありますが、道が不明瞭でやがて本日何回目かの藪漕ぎが始まりました。 コオニユリのつぼみはそんな中で見つけました。



コオニユリ ↓

遠くに赤いものが見えましたので最初はトキソウかと思いましたが、近づくとこのコオニユリでした。



コオニユリ(近写) ↓

今年の初花に近付きます。咲き始めの初々しさが見えます。
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