ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

♪遠雷や睡ればいまだいとけなく♪   中村汀女

2023-06-30 04:55:12 | 草花
昨日の朝まだき、夢うつつに遠雷を聞きました。
大して迫力のない音でしたので、朝の眠りを妨げる程のことはありませんでしたが、雷予報が的中していたので、
納得して再度眠りについた自分が居ました。

中村汀女さんの 
♪遠雷や睡ればいまだいとけなく♪
                  という句をネット上から見つけて来て、この句の解釈をいろいろやってみました。
  ※註:「いとけない」・・・・・「稚い」と書き、おさない・あどけないという意味を持つそうです。
 遠雷は夏の季語ですから、昨朝の出来事にはぴったりです。
 句の解釈は:雷の音によって微睡から覚めた子供が、やがて雷の音にも邪魔されることなく寝入ってしまった、そのチビ助の寝顔
       は、まだまだあどけなさが残されている。可愛いもんだ・・・・。と受け取りました。

ところが我が家には”いとけなく”眠るような該当人物が見当たりません。
もしかすると自分の寝顔は”いとけなく”見えている可能性があるかもしれませんが、自分の寝顔を傍観することは不可能です。
ならば山の神様ならどうかと言いますと、”いとけなし”を疾(と)うの昔に通り過ぎて、今では”いろけなく”なって・・・・。

ガガイモ ↓

道端でガガイモの葉はよく見かけますが、この花を見ることは案外少ないものです。(結実期の実となるとなおさらです。)



ナンキンハゼ ↓

街路樹のナンキンハゼの花を見ることが多くなりました。



クヌギ ↓

秋に大粒のドングリを落とす樹のところに来て今年の出来具合を見ておきます。



シナサワグルミ ↓

もう実が出来あがっているようです。



イスノキ ↓

イスノキは葉が厚くて余程美味しいのでしょうね、葉にはたくさん虫こぶが付いていました。どんな虫が入っているのかその虫こぶの一つずつを割っていくと、すべて幼虫が脱出した後で、コブの下には穴が開いていました。
画では中ほどに実が付いています。



シマトネリコ ↓

庭に植える樹木としてすっかり定着していますが、わが庭には招じ入れることはありません。



ヘクソカズラ ↓

この草の汁の臭いによって品の無い名前を持つ有名な種類ですが、花はどうして・・・・可愛いものです。



ネジバナ ↓

久しぶりで訪れた公園でネジバナの群生を見ました。小生的には新しい「観光地」が一つ増えたことになります。



シモツケ ↓

公園の植栽でした。



ヒメイワダレソウ ↓

安城市ではこの草を道端によく見かけます。



スイカ ↓

今年はスイカがまだ高くて、食べてはいませんが、梅雨が明ければ値段もこなれてくることでしょう。



月齢10.3の月を二度 ↓ ↓



上の月は薄雲の向こうのもので、下の月ではそれから約一時間後に、雲から抜けたその時を待って撮りました。

コメント (8)
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花ざかりの梅雨の季節

2023-06-29 04:55:49 | 草花
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先日付近の高楼に上り、山望を試しましたが、その帰り道に川べりを歩いて、花壇に咲く花を見て驚きました。
そこには色とりどりの花模様があり、まるで今が一番活力にあふれる季節ではないかと感じました。
水分に恵まれ、気温の高いこの季節は植物にとっては大変過ごしやすい時季なのかもしれませんね。

ユリの花各種: ↓







これだけの花を道沿いで咲かせているのですから大したものです。

他には:
キキョウ ↓


アルストロメリア ↓


ポーチュラカ ↓


ガーベラ ↓


等もありました。
すべてのものが川沿いのフェンスの設けられているその、巾30センチほどの土の帯の中に横一線に植えられています。
この花たちを愛育しているのは恐らく団地住民のボランティアではないかと思います。
ブラジル系の入居者の多い団地ですが、おそらく年配のそういう方たちが世話をしているのでしょうね。



ハナハマセンブリ ↓

川岸まで下りて行くと、繁茂した草の間でこの花を見ました。



そしてヌートリアの親子 ↓

異国の地でちゃっかり(逞しくも)繁殖をしています。



鯉 ↓

川の水は濁っていましたが、鯉の群れも見えます。




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意外なことに歩きやすい。 付近を巡って見た花たち

2023-06-28 04:08:30 | 草花
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今年の梅雨はメリハリのきいたものとなっているようで、外を歩き回るのに結構便利良く思っています。
それというのも、梅雨空のことですから、毎日どことなく空が曇っていて、日差しもそれほど強くなくて、歩くのに楽をできているという思いがあるからなのでしょうか。
それに今の時期なら雨に濡れてもそれほど身の危険を感じなくても済むからかもしれません。
昨(6/27)晩の月 ↓

まだ空が明るいうちに撮りました。月齢は9.2で、その前の晩が上弦の半月でした。
(今度の満月は7月3日です。)



拙庭で見るグラジオラスの色々 :
ピンクで絞り ↓


赤 ↓


黄 ↓


ピンク無地 ↓




リアトリス ↓

これは花もちが良いのでお墓に供えるのに良さそうです。



アスパラガス ↓



毛虫 ↓

アスパラガスについていました。これは蛾の幼虫のようですが、その種類は判りませんでした。



コボウズオトギリ ↓

他所の畑で実の付いた姿を見ました。花は見逃してしまいました。



高楼に上って山を見る。:
猿投山 ↓

豊田市北部の猿投山は何とか見えていましたが、この背後の木曽御嶽は全く見えていません。



伊吹山 ↓

西方面はぼんやりと見えていました。 伊吹山を見るのは梅雨時では珍しいことかもしれません。



竜ヶ岳 ↓

鈴鹿山脈中ではこの竜ヶ岳だけが何とか見つけられました。
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この夏の水事情

2023-06-27 04:43:46 | 草花
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今年の梅雨は、(こと三河地方に関して言えば)適当なお湿りで、ダムの貯水量もまずまずであり、ひどい浪費をしなければ大きな問題はなく夏を乗り切ることが出来そうです。

日本の春夏秋冬を考えたときに、季節ごとの特徴がきちんと現れたときに一番平穏なのではないかと思う次第です。
雪の降らないぬくとい冬、雨の少ない梅雨、冷たい夏・・・・なんてメリハリが利かずに願い下げですね。
でも、寒さの厳しすぎる冬や、大雨の梅雨末期、酷暑の長引く夏というのも辛いものがあります。
何事もほどほどが一番ではないでしょうか。

仮住まい生活が折り返し点に来ていて、これから後、夏の酷暑の時に引越しのゴタゴタをこなさなければならないと思うと気が重くなりますが、気合を入れてことに臨もうというところです。

それなりに付近を歩き回っていて、草花との出会いは、それこそ「それなりに」あるものなのが嬉しいことです。

モッコク ↓

「庭木の王様」ということですが、自分の中ではそういうことがよくわからず、庭に植えようとは思わないのが修行の足りないところなのでしょうか。



シロツメクサ ↓

少しだけピンク色が見えましたのでお付き合いしました。



ヤブガラシ ↓

この花によくアオスジアゲハが寄って来ますが、今年はまだこの花のところでアオスジアゲハを見掛けてはいません。



ナツミカン ↓

この畑で仕事をしていた男性に何のみかんか聞いたところナツミカンと教えてくれました。小生はこれは苦手です。



アガパンサス通り ↓

川岸の道沿いに長さ50メートルほどの区間でこの花が咲いていました。



アオギリ ↓

まだ蕾でした。



ホルトノキ ↓

これもまだ蕾でした。この常緑木の特徴である、チラホラつく赤い葉も面白いですね。



夕やけ ↓

24日の夕焼けです。



月齢6.3 ↓

同じ24日の月です。



25日の月 ↓

これは月齢7.3で、26日の月は上弦の半月になりますが、雲の為に見えませんでした。
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どじょうともぐら 三日月と一番星

2023-06-22 04:23:59 | 草花
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先日、暑い日中でしたが「暑さ慣れ」のために、ことさら外を長時間歩いて来ましたが、水の張られた田んぼの傍を歩いていた時に、水面に口を出して息継ぎをしている”どじょう”を見ました。
自然の中でドジョウを見るのはもう何十年ぶりになるので、嬉しくなってその場に立ち止まり、しばらく水の中を見ていると、ほかにも細くて小さなドジョウが見つかりました。
その時はカメラを持たずに歩いていましたので、翌日に今度はカメラを持ってその場に行きましたが、日照条件に拠るのでしょうか?
いくら待っていてもドジョウの姿を見ることはできませんでした。
アカバナユウゲショウ ↓




キカラスウリ ↓




ツユクサ ↓




ゴボウ ↓




ノボロギク ↓




インドハマユウ ↓




ハキダメギク ↓




もぐらモクモク・・・ ↓

ドジョウの姿が見えるまで・・・と田の縁で待つこと約30分ほど・・・・、静かにしていたら足の先の土がもっこりと持ち上がり、それがモクモクと50センチほど移動しています。
これはモグラに違いないと思い、これもドジョウと同じくらい久しぶりなので、姿を写真に収めようとして抜き足差し足で近づこうとしたところ、モクモクの移動が「ピタっ」として止まり、以後全く静止の状態が続きました。 そのために諦めた次第ですが、モグラ君の感覚の鋭敏さに驚かされた次第です。
ネットで調べたところ以下のような記述を見つけました:
 モグラは視力をカバーするために聴覚と嗅覚が発達した。
 モグラは超音波を発して周囲の状況を探ることができる。
 モグラは低周波音に敏感で、地中で響く音を感じ取ることができる。・・・とのことです。
今回はどうも低周波音に対して反応したのかもしれませんね。結局モグラもドジョウも写真にすることが出来ず残念でした。



三日月 ↓

昨日、夕暮の時間は西空の雲の為に三日月を見ることはできませんでしたが、午後7時半頃にやっと月が見えていました。
この時の月齢は2.2ですが、この月を三日月というようです。



金星 ↓

一番星は細い月よりもむしろ明るく思えました。



一番星と三日月の位置関係 ↓

午後七時半過ぎの空に輝く、「明るい二つ」の位置関係はこうなります。
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