ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

やっと頭痛から解放されつつあります。

2016-02-28 17:50:20 | 草花
もう一週間以上になりますが、原因不明で、突然頭痛がやって来て、これがなかなか身体から出て行ってくれません。
痛む場所は、左耳の裏側で、耳の付け根から指を二本ほど右に寄せた場所で、これが不規則に間歇的に、ズキンズキンと痛みを伴って、まるで発作のように押し寄せます。

起きている時は辛抱できるのですが、これが就寝時にも襲ってきますので、とても寝るどころではなくて、身体に相当こたえました。

やむなく、ごく軽い睡眠導入剤的なものを服用しましたが、常用して癖にはなりたくないので、二度ほどでやめました。

今は勤めを持ってはいないので、「夜に眠れなければ、昼寝でも何でもして補おう・・・」と覚悟を決めたら気持ちはずいぶん楽になりました。そんな風にして安静を保ちながら、本日まで来ました。

今日は午後になって、気晴らしに、ひとつ、外を歩こうという気持ちになりましたので、これはきっと回復傾向なのでしょうね。

図書館まで歩く道筋で、公園のコブシのつぼみが相当膨らんでいて、明日にでも花を見ることが出来そうな感じがしました。
明日も穏やかな天気でしたら、その花を撮りに行きたいと思いました。

図書館からは”剣豪物”の本を借りてきました。

そんな近況報告をしておいて、写真をいくつか並べて、ひと記事にしてみました。

フクジュソウ ↓


フクジュソウ ↓


フクジュソウ ↓


フクジュソウ ↓

フウジュソウの花が、随分弱弱しく一輪だけ咲いて、それ以後のものは、蕾が上がってきてもどうしても花を開けませんでした。
植え替えをやるつもりではいましたが、それは花が終わってからにしようと決めて待っていましたが、ついにしびれを切らして、花の咲く前のものを(移植のために)掘り上げてしまいました。
すると、フクジュソウの根には、どれもこれも、庭木の根が絡まり、まるでフクジュソウの根を絞め殺すような状態になっていました。

これには驚きました。早速フクジュソウの株からその木の根を、一本ずつ引き抜いて、移植しましたが、その際に、重い縁石運びや、植える場所つくり、埴土作りのためにかなりの力仕事をしましたので、それが頭痛の原因だったかなと思ったりもしています。

移植後は毎日午後3時頃に水遣りをしてきました。移植前に”うんとも、すんとも”言わなかった蕾も、やっと上掲の画のように、本日花を見せてくれました。



クリスマスローズ ↓




シンビジウム ↓




東洋ラン ↓

これは何ランでしょうね? ホウサイランあたりでしょうか。


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NHK木曜時代劇「ちかえもん」 この世のなごり 夜もなごり 死にに行く身をたとふれば・・

2016-02-17 13:27:10 | 草花
NHKの木曜時代劇「ちかえもん」は
青木崇高、優香、小池徹平、早見あかり、山崎銀之丞、北村有起哉、高岡早紀、岸部一徳、富司純子、松尾スズキなど超豪華キャストを得て、近松門左衛門の世界を垣間見ながら、不思議な物語展開をしていきます。

おそらく「曽根崎心中」の”道行”あたりがクライマックスではないかと思うのですが、相当強めの脚色が入っていて、「曽根崎心中」からはかなり離れた進行をしていきます。

「曽根崎心中」は大坂の曽根崎で実際に起こった心中事件をもとに作られた近松門左衛門の代表作。
1703年(これは赤穂事件=吉良邸討ち入りの翌年です。)、大坂の竹本座で初演され興行は大成功したそうです。
歌舞伎の世話狂言の形式を借りて作られた最初の世話浄瑠璃だそうです。

そこで、近松門左衛門の傑作と言われるこの物語を読んでみようとネット上で探したところ、原作をそのまま活字にしたものが拾えました。

それを”メモ帳”にコピペして読み始めたら、枕の部分はいきなり訳の分からない長めの文章で始まりました。
訳が分からないなりに読んでいきますと、これが実に調子の良い七五調でした。
その部分を二度読みして、まだ理解できないので、現代語解釈をネット上でやっと探し出しました。
この部分は大坂三十三か所寺社巡りの案内だったようです。
それが何故に必要だったのかは今でもよく判っていません。

その後の文章についても原文を活字にしただけのものですから、実に読みづらくて、全文を読み終わるまでに三時間以上はかかったような気がします。

ここで筋を話したらネタバレになりますのでそんな野暮なことは致しませんが、
一つだけ古今の名文とされる死の”道行”のところを、書かれた文章のままにご紹介いたします。
七五調のこの部分はできれば声に出して読んでいただけたらと思います。



 この世のなごり 夜もなごり 死にに行く身をたとふれば、

 あだしが原の道の霜 一足づつに消えて行く 夢の夢こそあはれなれ

 あれ数ふれば暁の 七つの時が六つ鳴りて 残る一つが今生(こんじょう)の

 鐘の響きの聞き納め 寂滅爲樂(じゃくめつ いらく)と響くなり」

 「鐘ばかりかは 草も木も 空もなごりと見上ぐれば 雲心なき水の音

 北斗は冴えて影映る 星の妹背(いもせ)の天の川

 梅田の橋を鵲(かささぎ)の橋と契りて いつまでも 我とそなたは婦夫星( めおとぼし)

 かならず添うと縋(すが)り寄り 二人がなかに降る涙 川の水嵩(みかさ) も増(まさ)るべし



※(暁の七つというのは午前4時頃で、鐘を七つ鳴らしたのですね。それを六つまで聞いて、残る一つがこの世の聞き納めの鐘で、寂滅が真の楽しみである「死んで、あの世で幸せを得よう」という世界になります。)

赤穂浪士の”義挙”に対して辛口の見解を示した儒学者の荻生徂徠は、上の文章を読んで「七つの時が六つ鳴りて~」のくだりまで来た時、「妙処此中にあり、外(ほか)は是にて推(おし)はかるべし(なんともいえぬ名文だ。ほかのことは問うには及ぶまい)」  と絶賛したと聞きました。

近松の原作と、NHKの「ちかえもん」とでは随分違いが出てきていますが、その違いを比べるのも楽しみの一つですね。


おや!?今日は記事を飾る写真がないままでした。
近いうちに山に入りたいと思ってはいますが・・・・・
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植栽ものですが、フクジュソウがやっと開きました。 クリスマスローズにも花が・・・

2016-02-17 08:29:18 | 草花
フクジュソウは小生のブログのシンボル的なものになっていて、ブログを開設した当初から左下のプロフィール欄に置いた、この写真を変えてはいません。
(ブログを始めたのは2004年ごろではないかと思うのですが、古い記事はどんどん消去していましたので、その頃の詳細が分からなくなっています。)

ブログに載せたフクジュソウの画はほとんどの場合、我が庭の植栽もので、これは埼玉県に在住の身内から1990年ころに株を送ってもらったものでした。
その株を移植したり、株分けしたりしながら、今日まで維持してきていたわけですが、今季ばかりは、管理に失敗しまして、花が遅れていました。
そればかりではなく、株を弱らせてしまったようです。

今年の花は駄目かと落胆していましたが、やっと一輪だけ弱々しく咲いてきました。
これから後にこれよりも良い姿が出てきたらもう一度、ブログに載せるかもしれませんが、今年は悲観的ですね。

今年の花の後に、植え替え・消毒をし、管理をしっかりやって、株の元気回復に努め、来年に素敵な花をお見せできることを希っています。

少し開いたフクジュソウ ↓


半開きの花 ↓


弱弱しく全壊した花 ↓

せっかく花を開いても、汚れた感じになっています。 これから後は強い日差しが来ていませんので、こんな状態が今のところのベストです。



クリスマスローズ ↓


クリスマスローズ ↓

ネットのお友達のところで頻繁に出てくる、クリスマスローズでしたが、我が家では全然気配がありませんでした。 そうこうしているうちに知らぬ間に花が来ていました。 びっくり ぽん!!です。

クルスマズローズ 赤 ↓


クリスマスローズ 赤 ↓

白花よりも少しだけ遅かったかもしれません。
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2/10日 岡崎中央総合公園 その5(最終記事):自転車漕いで、向かい風の中を戻る

2016-02-16 08:40:14 | 草花
当初の予定では、このシリーズを4回で終わらせるつもりでしたが、最終場面の自転車で移動する20kmの中で、夕景のきれいなことがありましたので、それを精力的に掲載して、もう一つ、この記事を作ることにしました。
最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。

美術博物館 ↓

このガラス張りの建物は岡崎市美術博物館ですが、現在は空調の改修工事のために3月31日まで一年間の長きにわたり休館中だそうです。
案内によると:年間を通して美術品や文化財などを幅広く展示しているほか、映画の上映や様々なワークショップも行われており、岡崎市の各種の展示施設の中核施設としての役割も担っている・・・・とのことです。



散策路周回の終わり ↓

この石像のところで健康の森散策コースを周回したことになります。
これからあとは、広い車道を歩いて、自転車を置いた場所まで下って行きます。



植栽の椿 ↓

車道沿いで、八重咲きの椿を見ました。



駐輪地点まで徒歩で下る ↓

目の前は駐車のスペースでしょうか、左側には十分に広い車道がありますが、そのほかにこんなスペースもあります。


高いところに病院 ↓

道の向こう側、小高い場所に大規模の建物が堂々たる姿を見せています。帰宅後に調べたところ、あれは岡崎市民病院のようです。



総歩数 ↓

総歩行数はこんな程度でした。


(これからあとは向かい風の中、自転車を必死に漕いでいきます。・・・・・・10km地点で ↓)



矢作川に架かる渡橋で ↓

風がひどく冷たいのですが、冷たく感じるのはカメラを構えた手の指だけで、ここでジャケットの防風効果に助けられていることを感じます。
白い建物の左側にごく薄くですが、雪を纏った木曽御嶽が夕日に輝いている姿が見えました。



渡橋から村積山 ↓

村積山の手前に見える橋はJR東海道本線の橋です。



恵那山 ↓

恵那山は今日初めて姿を見せました。



六所山と焙烙山 ↓

今日何度も見た山ですが、夕焼け空の中でもう一度見ます。



本宮山 ↓

本宮山は東の方角で、随分離れた位置にあります。



西尾方面の山 ↓

南の方角に西尾方面の山が見えています。



猿投山と木曽御嶽の遠景 ↓

下を流れる矢作川はまだ空の青さを写していますが、時刻は午後5時10分で、この19分後に日没タイムとなります。

これからあと残りの10kmを頑張るわけですが、暗くなってから向かい風がますます強まり、とても漕げなくなり、自転車を押し歩く場面が再三ありました。
コメント (2)
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2/10日 岡崎中央総合公園 その4:太陽の丘から展望の丘、バーベキュー広場経由で恩賜池に戻る

2016-02-15 08:21:08 | 草花
太陽の丘からの眺望に期待していましたが、付近の立ち木に邪魔されて、それほどの眺望ではありませんでした。
そのことがストレスとなり、ほかに眺めの良さそうなところがないかと、探すと目の前の峰がこれよりも少し高そうですから、そこに行くことにしました。

途中までは道がありましたが、最高地点まで行く道はついてはいませんでした。
そこで、恒例の藪漕ぎですね。割合まばらなジャングルでしたのでそれほどの苦労もなく最高地点に着きましたが、ここも立ち木に邪魔されて、今度はサッパリ眺望がありません。
この山域ではまずこんなものだろうと諦めて、最後の望みの「展望の丘」を目指して進みます。

これも山中を適当に彷徨って、なんとか「展望の丘」に着きます。
ここからの眺めが予想外に良かったので、胸のつかえが一つとれた気がしました。

そこからはもう、帰途を急ぐという気持ちに切り替わりました。
途中のバーベキュー広場を横切って、恩賜池まで寄り道せずに下って行きます。

村積山 ↓

比較的近い距離(≒8km先)に村積山が見えています。三河富士という別名を持ちますが、まずまずですね。



六所山・焙烙山 ↓

これもやや離れて(≒12km)見えています。六所山は左側の真ん中がくぼんだように見える山で、焙烙山の方は、右の木の枝の向こう側に見えています。



太陽の丘の電波反射板 ↓

展望個所からもう一度太陽の丘の山頂部分に戻りますと、電波反射板に気づきました。これは遠くから見た時の良い目印になりそうです。
この後、お隣のここよりも高そうな峰を目指します。



まばらなジャングル ↓

すぐに道がなくなり、やむなく山中に潜り込みますが、まばらなジャングルという感じで、それほど苦労せずに歩を進めることができます。やがて最高地点に着きますが、そこは全く展望の利かないところでした。そこから「展望の丘」を目指して突き進みます。



シダ゛の斜面 ↓

斜面にシダができ来ました。三河の山でシダが出てくると碌なことがありません。嫌な予感がしましたが、ここではシダ漕ぎをすることなく済みました。



シキミ ↓

シキミの自生もありました。



展望の丘 ↓

「展望の丘」には立派な建造物がデンと据えられています。まず最上部まで行ってみます。



木曽御嶽 ↓

ここからの眺めが予想外に良いものでした。ワクワクしながら一通り眺めますが、霞んでいてあまりよく見えませんでしたが、目を凝らして注目すると、霞の中にナント!木曽御嶽が見えているではありませんか。
天気さえ良ければ、他にも白山、能郷白山、伊吹山が見えるようです。



アスファルト道 ↓

来るときに使ったアスファルト道に戻って来ました。



また山道に ↓

アスファルト道からまた山道に入ります。日は西日になってきています。



短絡して ↓

山道が迂回するような遠回りとなっていましたので、ショートカットします。



バーベキュー広場 ↓

バーベキュー広場に下りてきました。季節柄、人っ子一人見当たりません。



水辺の小道 ↓

恩賜池目指して下り、水辺の小道を歩きます。



恩賜池 ↓

池を横切る浮橋風のものがありましたので、それを使って対岸に行くことにします。



恩賜池 ↓

赤いウィンドブレーカーの男性が魚に餌をやっていました。水面を覗くと大きな錦鯉がたくさん寄ってきていました。
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