ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/28日 葦毛湿原と背後の稜線を孫と”春の遠足”。(下の段):ヒロハノアマナ イチゲキスミレなど

2017-03-30 07:53:49 | 草花
この日は申し分の無いような快晴でしたが、遠くの眺めは微妙に春霞のようなヴェールが掛り、その点が残念でありました。
期待していた富士山の眺めも無理だったようで、それが得られるはずの座談山までは足を延ばしませんでした。
そのほかにギフチョウを見ることが出来るかということも期待していましたが、それも成りませんでした。

しかし、稜線上で楽しみにしていた花には出会えていますので、こちらに出かけて来た甲斐はありました。

カンアオイ ↓

昔はいたるところで見られたカンアオイも、随分数を減らしてしまいました。探しながら歩いてやっと花の付いた株を見つけました。



カタクリ(蕾) ↓

カタクリの群生地からは離れた場所にある株は、おそらく誰かが移植したのでしょうね。
この株は未だ蕾です。



ヒロハノアマナ ↓

昔は稜線上の複数の場所で生育していたと聞きますが、今ではロープで立ち入り制限しているこの場所でのみ花を見ることが出来ることになりました。



イチゲキスミレ ↓

黄色く咲くスミレは低山では珍しいと聞いています。愛知県ではここでだけ咲くようです。



ミツバツツジ ↓

地を這うような実に背丈の低い木でしたが、奇跡的に花がついていました。でもこれだけが例外で、他ではまだ咲いては居ません。



マキノスミレか? ↓

今回は稜線上でこのスミレをよく見かけました。



ヒトツバ ↓

稜線の風通しの良さそうな半日蔭の岩場でこのシダ植物をよく見かけます。



カタクリ ↓

群生地から離れた場所で咲いている一輪を見ました。



最後の岩稜 ↓

NHKの中継所のある場所にカタクリの群生地があります。そこを目指して最後の部分を歩いて行きます。青空が綺麗ですが、これでいて遠くの眺めは霞んでいます。



カタクリ ↓

カタクリの群生地に来てガッカリしました。あの特徴のある葉がほとんど見られず、花は見当たらないと言っても良いほどの、ほとんどハゲ地状態です。
これはシカの食害か何かなのでしょうね。見つけた花を撮りますが、大いに気落ちしています。



浜名湖 ↓

浜松方面に少しだけ視界が開けています。



激下り ↓

NHK中継所から、下山することにしました。山腹の巻き道目指して激下りしていきます。



巻き道 ↓

今度はやや長めの巻き道を歩きます。



一息峠 ↓

下山途中の峠路で小休止を入れます。



バイケイソウの群生地 ↓

沢沿いに下りて行きます。途中にバイケイソウの群生地がありますが、花は未だ先です。



湿原に戻る ↓

湿原に戻って来ました。来た時とは違うところを歩くようにします。



ショウジョウバカマ ↓




ハルリンドウ ↓

上のショウジョウバカマもこのハルリンドウも今回の見納めです。
ハルリンドウは日が照っていないと花を開いてはくれません。この日は朝も帰りがけも常に開いた花を見せてくれています。



ヒサカキ ↓

ヒサカキに小粒な花がついていました。



ヒメオドリコソウ ↓

最近では久しぶりに群生を見ました。



歩行数 ↓

もう一歩あるけば、きれいな順列になったところですね。孫たちも頑張りを見せてくれました。
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3/28日 久しぶりに歩いた葦毛湿原  孫の”春の遠足”のようになりました。(上の段)

2017-03-29 16:18:57 | 草花
昨日は快晴の予報が出ていましたので、前日から、この日に野山を歩くことを孫たちに予告しておいて、帽子を被ってくるように言っておきました。
朝、玄関にやって来た孫たちのいでたちは、そのようにちゃんと支度してきていました。

山の神様と4人連れで、車に乗って出ていきますが、途中、安城市内・岡崎市内・国道一号線では豊川市と豊橋市で若干の交通渋滞がありました。

葦毛湿原の駐車場について、歩き始めたのは午前11時ちょうどのことでした。この日の好天と、湿原内で花が咲いてきていることもあり、駐車場は相当数の車が駐まっていました。

歩行地図 ↓

北の駐車地点から反時計回りで歩きました。



湿原の導入路入口 ↓

ここから広い道を湿原のところまで歩いて行きます。



池の水鳥 ↓

池の向こう側でカモの仲間が群れ泳いでいます。



キヅタ ↓

キヅタに実が生っていました。



ハクモクレン ↓

車で走る道中でもこの花は盛りでした。




ウグイスカグラ ↓



湿原入口広場の手前で、おなじみとなった花が出て来ました。



アセビ ↓

アセビがまばらに花をつけています。




湿原手前の広場 ↓

ここから湿原に入っていきます。




湿原維持作業 ↓

湿原に入って一番初めに目に付いたのはこの人たちの存在でした。湿原の維持作業を行っているのですね。



ショウジョウバカマ ↓

まだ咲きだして日の浅いショウジョウバカマが、小生の今年の一番乗りのようです。



カエルの卵 ↓

浅い水中にカエルの卵が見えます。これはアズマヒキガエルのものとされています。



ハルリンドウ ↓

湿原内で目当てにしてきた花にやっと出会いました。 昔と比べると花の密度がぐっと薄くなってしまいました。



湿原内の木道 ↓

木道を歩いて山に入っていきます。



ショウジョウバカマ ↓

山の斜面に取付いて稜線を目指して急な傾斜を頑張って登っていきます。
このショウジョウバカマは日陰で咲いていましたが花茎も伸びておらずに初々しい姿ですね。



急登 ↓

傾斜がきついところはこんな状態です。小学校一年生の孫からはそろそろ不平が出始めています。



稜線歩き ↓

稜線に着き、なだらかな道を歩くようになると、再び楽しさを取り戻してきます。



ミヤマシキミ(蕾) ↓

ミヤマシキミでは、見るものすべてが蕾の状態でした。



ヤブツバキ ↓

ヤブツバキの花を見て、そこにやって来るメジロも見ましたが、鶯のさえずりは午前中に聞きましたが、帰りがけに聞いた鶯は、地啼きだけでした。



お昼ご飯タイム ↓

歩き始めが遅い時間でしたので、すぐに「お腹空いた」コールがでて、カップうどんの安上がりのランチライムとなっています。
北風の遮断された、日当たりの良い山上で、南側に展望が開け、眼下に新幹線の行き来の見られる絶好の場所でした。
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3/27日 孫の小学校春休み 家の中が賑やかになっています。

2017-03-27 17:32:36 | 草花
小学校1年生と5年生の男の兄弟二人が、春休みということで我が家に乗り込んできました。
最初の日の今日は、どこにも出かけずに、屋内で工作したり、ゲームに興じてみたりして、過ごしましたが、パソコンを占拠されてしまい、本日の更新は後回しになりました。

その間、カメラを持って庭に出て、花を探してみました。
今日は冷たい風が時折強く吹いたりしていましたが、季節もここまで来ると花をどんどん咲かせてきます。
こういう光景を見るにつけ、野山でもさぞかし花が進んでいることと思われます。

シンビジウム(屋内) ↓

春に咲く花は大きい株で、色も黄色が主体のようですね。我が家のものもやっと一株がフルハウスの状態になりました。



牡丹 ↓

このボタンの株は純白の花を咲かせるお気に入りなのですが、株の勢いが弱いのでハラハラしています。
天辺に花の蕾をつけていますが、咲くのはGWの頃になります。



センボンヤリ ↓

センボンヤリが庭のあちこちで花を咲かせ始めました。実生のものは狙った場所で咲きますが、移植した株は思うようには育たないようです。



ダイコン ↓

大根の花が咲いています。今年はあまり成績が良くなかったので抜かずにいたものに花が来てしまいました。



セイヨウスイセン ↓

これはラッパズイセンの一種でしょうか。黄色の花がお目見えしてきました。



ウラシマソウ ↓

ウラシマソウの筍のような筒が開き気味で、中の”仕掛け”が覗いてきました。



ヒゴスミレ ↓

我が家の常連のスミレで、種をこぼして好き勝手な場所を選んで咲いて来ます。
この株は偶然、鉢の中にタネがこぼれたようです。



エンドウ ↓

食用のエンドウの花です。どんな実が生るのかお楽しみです。
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3/25日 土曜日 曇り空ですが、季節の装いが仄見えています。

2017-03-25 09:53:30 | 草花
静かな土曜日の朝となっています。
空は曇りがちで、日差しが無いのですが、庭に出てみると春の、それなりの草木の姿が見られます。

杉の花粉の飛散量が相変わらず「非常に多い」というレベルですので、外歩きを控えていますが、相変わらずくしゃみを連発しながら過ごしています。

ところでそのくしゃみのことですが、鼻腔の乾きが相当深くかかわっているようで、そこを湿らせると症状がだいぶ緩和されるようです。
そうなるとマスクの常用は効き目があるようですね。 ですが、それをすると今度は眼鏡が曇り、なかなか踏ん切りがつきません。

ここの所、室内で燻ぶってばかりいますので、胴回りが大きくなったようで、ズボンの前が締まりにくくなって往生しています。

シデコブシ ↓

シデコブシの花が一輪咲きました。ほかにも蕾はたくさんついているのですが、蕾のうちからヒヨドリが来て、つつくので、ボロボロになっています、



オドリコソウ ↓

オドリコソウの四角い茎の節のところで、茎を囲んで蕾がついていて、咲き出しが近いことをにおわせます。



ウラシマソウ ↓

そのオドリコソウの隣にタケノコのような芽出しがあります。これはウラシマソウですね。
これも花が楽しみです。



シュンラン ↓

先日はやっと見つけた花でしたが、今ではツクツクとたくさんの花茎が出てきています。



ツルボ ↓

ツルボは赤茶けたツヤツヤした新芽を出していますが、しばらくすると緑の葉になり、それを地上に広げて光合成をして栄養分を根に溜め込んだ後は、夏の間、葉を枯らせてしまい、休眠し、秋に花の茎を地上に立ちあげてきて薄いピンクの総状花序を見せてくれます。



フキノトウ ↓

今年は、残念ながらこの一つだけしか見当たりません。



ノビル ↓

センボンヤリの聖地にしようと思い、一区画を作りましたが、そこにノビルがはびこってしまいました。



オニユリ ↓

オニユリが零余子(むかご)をこぼして、いろんなところで芽出しをしています。



ユウスゲ ↓

自然界で種を採取し、それからの発芽株ですが、もう何年もこの場所で咲き続けてくれます。
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春のお彼岸(春分の日):春らしい日となっています。

2017-03-20 13:03:39 | 草花
お彼岸ということで、これからは日差しが強くなってきますので、半日陰を好む植物に寒冷紗をかけてやるべく、庭に出てみましたが、随分暖かく感じられます。

マスクをかけて庭仕事をやっていますが、花粉症にはどうも効き目がないらしくて、さかんにくしゃみが出て来ます。
ここのところ、杉の花粉の飛散量は「非常に多い」というレベルが続いていて、飲み薬、目薬、マスクの三点セットにお世話になりつつ毎日を過ごしています。

寒冷紗の取り付け後、草に水遣りをしていると、白い小さな花が目に入ってきました。
センボンヤリに早くも花が来ていたのでした。 
それならば・・・・と思って、シュンランの株のところに行くと、気の早いものでは花が開いてきていました。

その他にもいろいろ心を楽しませてくれる眺めがありましたので、ひと記事作ることにしました。

センボンヤリ ↓




シュンラン ↓




シキミ ↓






オキナグサ ↓




ワレモコウの新芽 ↓




シンビジウム(屋内) ↓




ここに来て俄かに”春本番”という雰囲気が色濃くなってきました。
いつもでしたら、小生も山歩きが始まっていて、花の便りを発信している時季なのですが、今年は出遅れてしまっています。
山歩きの始動は、どうやら四月からになりそうですが、その節はよろしくお願いしたいと思います。
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