ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

2/16 三ツ瀬明神山 その6:西峰から下り、初めて歩く尾根に入っていく

2015-02-28 06:35:30 | 草花
西峰では、最高地点の山頂展望台ほどの視野ではありませんが、それでも抜群の展望がありました。
ここで小休止をしながら、軽く食事をして、下山の途につきます。
始めの内は雪がやや深めでしたが、高度を下げるにつれて雪が少なくなっていきます。

途中で何組かのパーティーに出会いましたが、皆さんはアイゼンを着けずに登って来ていて、アイゼンを着けている小生にこれから向かう山頂方面の雪の状態を聞いてきます。
ということは、逆向きの小生もこのあたりがアイゼンの外し頃なのでしょうね。

都合のよい場所でアイゼンを外し、足元に気をつけながら下って行きます。
まずは、西峰の景観の内、残ったものがありましたので、それからレポートして行きます。

北岳・間ノ岳・塩見岳 ↓

この中では、一番標高の高い北岳が、一番低く見えてしまいますが、これは位置上の関係ですね。
前山に大部分を隠されていますが、それでも「流石・・・・」の姿を見せてくれます。


三河の山など ↓

有名な山域を背後にして、三河の山々もそれぞれ個性的な姿を見せています。


鳳来湖 ↓

西峰まで、下からレールが昇ってきていますが、これは資材運搬用のものでしょうね。
そして、そのレールの先に水面が見えていますが、あれは鳳来湖で、あそこまで山道で下っていくことになります。


未だ雪がそこそこ ↓

歩き始めは急な下りですが、未だ雪はそこそこ残っています。


だんだん薄くなる ↓

岩の急な下り道を、ソロソロと下っていくうちに、道の雪はだんだん薄くなってきます。


分岐点 ↓

この分岐点を左に取り、初めて通る道を興味深く歩くことになります。


ホソバシャクナゲ ↓

この三ツ瀬明神山では、一定高度の岩稜帯に来ると、広い範囲でホソバシャクナゲに出会うようになります。


ヒメシャラの根元 ↓

木の根元に丸い洞があり、そこに水が溜まっています。思わず「猿酒」と言う言葉が浮かんできましたが、これは決して醗酵しては居ないことでしょう。


樹幹の向こうにP706と宇連山 ↓

山頂からでは自身の山体が邪魔をして見えていなかった眺めが、また復活してきました。


鳳来寺山 ↓



弓張山系 ↓

未だ高度がありますので、遠くへの見通しは朝よりも利いているようです。


カシバードで確認 ↓

上の画の山々を、カシバードで確認します。


富幕山 ↓




近場の山 ↓

南側にあって、山頂からではきっちりとは見えなかった部分が、よく見えています。


アセビ ↓

ここでもつぼみのついたアセビが出てきました。


ムギラン ↓

風の通る岩稜帯で見かけるムギランを見つけました。画の中央でバルブ(偽球茎・偽鱗茎)の連なりが見えています。
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お詫びを再び : レスの遅れに対してお詫びいたします。

2015-02-27 08:49:17 | 草花
こんにちは いつも「ぶちょうほうのさんぽみち」(旧「気ままに野山」)のページにお越しいただき、遊んで頂いてありがとうございます。

とりわけ足跡をコメントにて残してくださる皆様に対して、改めて感謝申し上げます。

ところが小生のブログの設定上に手違いがありまして、折角頂いたコメントに気付かずに2/25日まで徒らに日にちを過ごしてしまいました。

普通ならコメントを頂いた時点で、サイトの提供者側から小生のところに”お知らせメール”が届くような設定をするところなのですが、それがどういうわけか、メールが届かないように設定されてしまっていました。

それに気付いたのが2/25日の晩のことでしたので、この間のことについて深くお詫びいたします。
頂いたコメントにつきましては急ぎ、下のようにレスをお返しさせていただきました。

多摩NTの住人様(2/22・2/15・2/3・2/1)

山ちゃん様(2/22・2/11・2/2)

ふらっと様(2/19・2/6)

かとまん様(2/18)

keitann様(2/9)

かなこ様(2/6・2/3・2/2)

ノンコ様(2/3)

こりん様(2/2)

手作業で後追いして、見つけた放置コメントは以上だと思います。
長きに亘り失礼しておりましたことを面目なく存じています。放置しておいて申し訳ありませんでした。
重ねてお詫び申し上げます。

ツクシ ↓

庭の片隅で、山の神様が見つけました。



夕焼け ↓

新幹線の橋梁の向こうに見た夕焼け空です。
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2/16 三ツ瀬明神山を歩く その5:西峰に下って、そこでも得られた極上の山岳景観

2015-02-27 06:47:40 | 草花
山頂から下りていきますが、途中に大きなアンテナ塔の設置された西峰があります。
ここでも極上の景観が待っていました。 遠くの山が見通せる場所はこの場所が最後になりますので、ここで小休止を入れて、もう一度景色を楽しんでいきます。
まずは登ってきた道を戻る ↓

始めは林間の急降下する道を下ります。


主稜線の分岐点 ↓

来るときには左側から登ってきましたが、ここで新しく主稜線であるまっすぐ進む道をとります。


西峰までの潅木帯 ↓

西峰までは植林が薄れて潅木帯の間を進むようになります。


西峰のアンテナ基部 ↓

西峰に着きますと、そこはアンテナ基地となっていますが、無人です。


アンテナ塔 ↓

大きなアンテナを見上げます。 これだけの大きさですので、遠くからでもみえて、この位置の目印ともなります。


仙丈岳・甲斐駒ヶ岳 ↓

アンテナの前部に立ち、ここからの眺望を確認します。ゾクゾクするような景観が、未だ健在でしたが、山頂のときほどには拡がっては居なくて、南アルプスの南部や富士山は明神山自体の山体に隠されます。


中央アルプス ↓

時間の経過で、中央アルプスのほうは微妙に山頂のときよりもスッキリ見えています。


蛇峠山 ↓

中央アルプスの左隣に見える蛇峠山も前よりも良く見えています。


恵那山 ↓

恵那山を画面一杯まで引き寄せて撮ります。


大川入山と茶臼山など ↓

大川入山の右前にある茶臼山と萩太郎山は、山頂のときよりも離れて、見えやすくなっているようです。


白山 ↓

加賀の白山は山頂よりもこちらの高さが低くなった分だけ、見える分量が減りましたが、白い山体は相変わらずですね。


大鈴山と鹿島山

近場の大鈴山と鹿島山が見えていますが、相変わらず手前の平山明神山は大鈴山の山体に呑み込まれた感じになっていて姿がはっきりしません。



天狗棚と古町高山 ↓

天狗棚と古町高山も見えています。


中央アルプス ↓

中央アルプスの峰々の名前を入れたいところですが、南北に寸が詰まっていて、指摘しづらいため、南駒ヶ岳だけ記入していますが、その右側に仙涯嶺、そして左に離れて木曽駒ヶ岳も見えているようです。



荒川・赤石・聖 ↓

荒川岳・赤石岳・聖岳は相変わらず抜群の見え方をしていました。
熊伏山や日本ヶ塚山も見えては居ますが、王者たちの前では従者のような存在ですね。


その南部 ↓

その南部の峰もちゃんと見えています。
今回はお天気に恵まれて大変ラッキーでした。
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2/16 三ツ瀬明神山を栃の木沢から歩く その4:山頂からの眺望に恵まれて 幸せな時間を過ごす

2015-02-26 06:48:47 | 草花
今山行では、素晴らしい山岳景観に浴することが出来、普段雨男をやっている身としては、久しぶりに味わう山上の幸せなひと時でありました。
しかもこの時間までは誰一人として行き会うこと無しにきましたので、山を独占していたことになりました。
尤も、お天気の良い一日でしたので、その後、下山中には相当数の人たちと行き会うことにはなりました。

この記事では南アルプス南部に連なる、判別しにくい峰々を見ることから初めて、三河のほかの山なども見ることにいたします。

光(てかり)岳・黒沢山・信濃俣岳 ↓

この山域あたりから南アルプスの南部となるのでしょうか。南に行くに従って特徴的な山の形を持つものがなくなり、山座同定の非常にしにくい部分になります。
また、同定してもそれに印象的な姿がないために記憶してもすぐに忘れてしまうことになります。


カシバードの描画 ↓

こういうときに無料ソフト・カシミールの内のカシバード機能は大変手助けをしてくれます。


それよりももっと南 ↓

不動・丸盆・黒法師岳は未だ歩いたことのない山域ですが、その頂にたったときにどんな眺めが待っているのか興味があります。


カシバードの描画 ↓

上の部分のほかに富士山まで含めた山域を描画します。


高塚山 ↓


京丸山 ↓


竜頭山 ↓


富士山以南をカシバードで描画 ↓

富士山以南の山々の位置関係をカシバードで見てみます。


房小山と富士山 ↓

ここに来て最初に見た富士山を、もう一度確認します。


南アルプスの重鎮 ↓

この場所から一番重量感と高度感を持って眺められる山群を再確認します。
日本ヶ塚山や熊伏山も前衛のような存在感で見えています。


蛇峠山と中央アルプス ↓

中央アルプスの左隣で、蛇峠山はそれなりの存在感を見せています。


茶臼山と萩太郎山 ↓

愛知県で一番標高の高い茶臼山と二番目に高い萩太郎山も、雪を頂いた大川入山の存在の前になると、まるで前衛峰のように見えてしまいます。


天狗棚と古町高山 ↓

奥三河の天狗棚と古町高山も見えています。どちらも中堅どころで、個性的な山です。
名残り惜しいのですが、これにて山上の景観に区切りをつけます。


明神様 ↓

明神様に暇乞いします。


アセビ ↓

山頂は日当たりが良いのでアセビもたくさん蕾みを持っています。


山頂を後にする ↓
 
山頂には荒れては居ますがトイレがあり、その隣にこの道標がありますが、ここから下山して行きます。
結局人には会わずに、ありがたくもこの山頂を貸し切り状態で過ごさせて頂きました。

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2/16 三ツ瀬明神山を栃の木沢から歩く その3:山頂到着 展望台から眺める最上の景観

2015-02-25 06:55:33 | 草花
三ツ瀬明神山の山頂には、高さ5-6メートルの鉄製のやぐらが建っていて、階段がついていてその最上部に登っていけます。
そこは絶好の展望台に造られていて、今は壊れてしまっていますが、望遠鏡も備え付けられていました。
展望台からの眺めは西は鈴鹿の山並みから始まって、恵那山、中央アルプス、南アルプスが見えますが。
その中でも特筆すべきなのは南アルプスの大景観ですね。
仙丈ヶ岳から始まり、南に展開し、背後に富士山を配したこの景観は圧倒的なものであります。

今回は山頂に着き、そこから眺める大景観をレポートします。
三ツ瀬明神山の山頂 ↓

歩き始めてから3時間に少し足りないくらいで山頂に着きました。時刻は午前10時丁度です。


三等三角点 ↓

ここには三等三角点が設置されていました。


展望台の上 ↓

階段を登って展望台の上に登ります。見事な景観が待っていてくれました。


富士山 ↓

いつものことですが、まず最初に探したのは富士山です。ここから見ることが出来る限度一杯の、恐らく九合目から上付近の勇姿がありました。 富士山の全体像ではなくても、これで大満足してしまいます。
この姿を見られたので、次は安心感を持ちながら、他の山々を眺めていきます。


恵那山と大川入山 ↓

恵那山と大川入山も、いつも見慣れた姿のままに見えています。

中央アルプス ↓

中央アルプスは雪をまとい、気高く美しく見えています。
位置の関係で、南北の寸が詰まった状態で展開されていて、どの峰が何と言う山名であるか見えにくいのですが、一番の高さに見えているのは南駒ヶ岳のようです。


仙丈岳と甲斐駒ヶ岳 ↓

南アルプス北部の3000メートル峰の仙丈岳が見え、その右側の稜線上に甲斐駒ヶ岳がちょこんとした突起として見えています。


甲斐の白根 ↓

白根三山の内の北岳と間ノ岳が見えていて、農鳥岳は見えないようです。その代わりに塩見岳が存在感を示しています。


荒川岳と赤石岳 ↓

荒川岳と赤石岳はその右側に聳えています。手前には熊伏山があります。


それに聖岳を加えて ↓

上の荒川・赤石の右隣でピラミッド型の峰を誇示しているのは聖岳で、この三つの山塊が一番雄々しく見えています。 ここでは手前に日本ヶ塚山が見えます。


その南部 ↓

その右側に光(てかり)岳などがあります。


眼下に ↓

眼下には、御殿山がきれいな円錐形を見せています。


加賀の3白山 ↓

ここからは北アルプスや乗鞍岳・木曽御嶽は見えませんが、もう少し西に外れた加賀の白山なら、雪をすっぽりと被った姿で見えていました。  距離にして160kmくらい離れています。


鞍掛山 ↓

鞍掛山は視界の一番左側で、木々の枝に邪魔されながら透けて見えます。


大鈴山・鹿島山 ↓

一ヶ月前に歩いた山群も、近くに見えています。もう一つの明神山(平山明神山)は、大鈴山の手前に写っているのですが、大鈴の山体に吸収されたように写っていて、視認しづらいです。


鈴鹿山脈の竜ヶ岳と藤原岳 ↓

遠くに霞んだ中で、鈴鹿山脈の竜ヶ岳と藤原岳が、何とか見えています。この見え方は、あそこにこの姿があるはず・・・・・と言う見方をしない限りは見えないことでしょうね。
コメント (2)
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