ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

5/7 愛知・静岡県境の富幕(とんまく)山で出逢った初夏の景色 その4:陣座峠界隈の初夏の花

2014-05-24 06:40:51 | 草花
二十四節気の小満に入って今日で4日目、名古屋における日の出タイムは4時42分で、日の入りが18時56分ですから昼時間は実に14時間13分になるようです。
山を歩いていてこの日の長さは大変ありがたいことです。

今年はコタツを片付ける時機が大幅に遅れてしまい、5月の中旬になりました。
うかうかしているうちに外では害虫たちが大繁殖していて、生垣にアブラムシがびっしりと付いてしまいました。
それの駆除を先日やり終えたばかりです。

もう梅雨空が仄見えてきていますので、その前に5月の空を存分に楽しもうと言うところですが、草花が端境期を迎えているような気配がしますね。

これからはホタルの季節ではないでしょうか。孫を連れてホタルを見に行こうとしていますが、その親たちが曲者で、夜遅くなるという事で、爺の行動に警戒心を露わにしています。
さて、どのようになりますことやら・・・・・・

山歩きのレポートを続けます。
ヤブデマリ ↓

道沿いに白いものがチラッと見えました。その正体を確かめるとヤブデマリの花ですね。
見上げて撮ります。



ウマノアシガタ ↓

今度は艶々の黄色い花があります。




ギボウシ ↓

こちらは花ではありませんがやわらかそうな大きい葉があります。これはギボウシでしたね。





ホタルカズラ ↓

小生的にはこの山地でのみ見かける、ホタルカズラの美しいコバルトブルーが出て来ました。



アカネ ↓

これはアカネでしょうね。未だ花の兆しが有りません。



陣座峠 ↓

県道392号線に下りて来ました。ここを陣座峠といい、峠のこちら側は愛知県、向こう側は静岡県になります。




ヤブウツギ ↓

峠の愛知県側に来て、今度は地道の林道付近をごそごそ花探ししています。目の前にヤブウツギの花が出てきて、これを些か暑苦しく眺めています。



松 ↓

松の花もお出迎えしてくれました。雄花が下に、雌花は上のほうに小さく付きますが、それらしい姿はまだ見えませんでした。



ヒメハギ ↓

木陰にヒメハギも咲いていますが、これはヒメハギの咲く環境としてはあまり上等ではありません。
近い将来ここから姿を消すと思われます。



ミズキかな? ↓

今頃山の下のほうで花ではなくて蕾の姿ですので、オオカメノキでもアブデマリでもないとすれば、ミズキあたりでしょうか。




フジ ↓

フジもところどころで散発的に姿を見せてきます。



キブシ ↓

こちらはキブシの花の後の実の姿です。




コゴメウツギ ↓

林縁で盛んに姿を見せてきますが、蕾を開いたものはありませんでした。
茎に棘が無くて、モミジイチゴとは違いました。




オオバウマノスズクサ ↓

珍妙なこの花の出現を首を長くして待っていました。拙庭にもこの仲間が有り、今花盛りですが、我が家のものは頂き物で、出所が不明です。でも、これはおそらく自生のものでしょうから、心も軽くこの花を愛でることができます。



オオバウマノスズクサ ↓

この種類は結構分かりづらいものがあります。先ずこれが草本なのか木本なのかと言うことですが、これは木本の蔓植物であります。花の模様や形に変化が有り、それは葉でも同じように変異があります。



キンラン ↓

木陰でキンランを見ました。



キンラン ↓

今回のメーンイベントになりますので、いちいち拘っていきます。



ハルリンドウ ↓

ハルリンドウを山中で見ました。この地ならではのことと思いました。



ズミ ↓

この花については、もしかするとカマツカではないかと悩みました。
しかし、枝の皮目が違うようですので、ズミとしておきました。
コメント (4)
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