ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

12/19日 陣座峠から富幕山・尉ヶ峰経由で奥浜名湖まで その7(最終記事):二三月峠を経て下山

2015-12-31 07:17:11 | 草花
12月31日、一年で一番最後の日になりました。
小生の場合は、この年を振り返って眺めて、印象に残った出来事があります。それは・・・・・・・

今年はひつじ年の年男でもありましたが、10月の72歳の誕生日を機に、これまで儀礼的に行ってきた、年始の挨拶状と暑中見舞い状を廃止することを、永らくお付き合いいただいた方たちに通知申し上げました。
つまりそれだけ横のつながりを維持するモチベーションが下がってきているということなのでしょうね。
「今後の生活をどんどん簡略化していきたい」・・・と願う気持ちの発露、第一段階的なことでありました。

まだまだ身の回りには、たくさんの、一見して「不要物」がごろごろしている中で、上記メンタルな部分から切り込んでいきましたが、今後は物質面で断ち切る努力を重ねていくことになります。

努力といえば、このブログの事になりますが、今回記事を送りだすと、この一年365日、記事を一日も休まないで更新し続けたという”皆勤賞”を自分に上げなければなりません。
これは他人様に対して自慢しているのではなくて、怠け者の自分が、「よくぞここまで・・・」と、褒めている、いわば独り言として笑って許してやってください。

来年以降はこういう「馬鹿な事」はやっては行かないつもりです。

さて、この山行シリーズのほうも最終記事となりました。朝、車を置いたのは、国民宿舎奥浜名湖という施設に隣接した、細江公園というところの駐車場でした。
そこに向かって帰ってくる道筋の、最後の部分をレポートして、このシリーズを結びます。

皆様 どうか良い年をお迎えください。

ミカン畑作業用のモノレール ↓

付近一帯は「三ヶ日みかん」の生産地でした。こんな作業用モノレールを見掛けました。



モチツツジ ↓

季節外れに咲く花を、モチツツジではよく見かけます。



ネズミモチ ↓

こちらはネズミモチの実でした。



コシロノセンダングサ ↓

渡来植物で、白い舌状花を持っています。



二三月峠展望台 ↓

二三月峠の展望台に着きました。ここからの眺望に期待が募ります。



説明書き? ↓

早く景色を眺めたいと逸る気持ちを抑えて、峠名の由来を知りたくて、看板を読みますが、これでは「二三月」部分の説明になっていません。



尉ヶ峰 ↓

展望台の上に立ち、最初に探したのは、歩いてきた方角の峰でした。尉ヶ峰は手前の雑木に邪魔されながら何とか見えていました。



富幕山 ↓

最初に登った富幕山も、高圧電線に邪魔されています。



富士山は? ↓

富士山についてはこりんさんから言われるまで、見えないものと諦めていましたが、実は左側の山の稜線がごくごくうっすらと見えていました。



城山 ↓

ここからも城山が見えています。



南アルプス ↓

南アルプスはかろうじて片鱗が見えるレベルでした。



カシバードで確認 ↓




浜松の市街 ↓

こちらの高さが低くなった分だけ近づいて見えます。背後の遠州灘もよく見えています。



浜名湖 ↓

浜名湖は光の来る方角になり、光って見えていました。
このあと、台を下りて、最後の詰め部分の歩きに入ります。


おもかる大師 ↓

「おもかる」とは「重い・軽い」の意味ですね。重くなったり、軽くなったりするそうです。
願い事をしながらこの弘法大師様によく似た石像を持ち上げられたら願は叶うそうです。
もしも持ち上げられなかったら願い事は叶わないそうです。
こりんさんは楽々と持ち上げましたから、願いはかなうようです。何の願いでしたでしょうね?
小生は、お大師様に触りはしましたが、腰痛が怖くて、持ち上げませんでした。ものを願う気持ちを持っていませんでしたからそれでOK牧場です。



国民宿舎奥浜名湖 ↓

国民宿舎目指して歩いていきます。車を置いた、細江公園の駐車場に着いたのは午後3時を少し過ぎた頃でした。
普段の雨男が思いもかけず、上天気に恵まれたのは、ひとえにこりん様の晴れ男力の所為だったと感謝しています。
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12/19日 陣座峠-富幕山・風越峠・尉ヶ峰・二三月峠経由奥浜名湖まで その6:夕陽台までの稜線歩き

2015-12-30 07:13:11 | 草花
尉ヶ峰から、下り勾配のなだらかな稜線歩き、を続けています。
途中で木々の切れ目があると、必ずそこで、山岳眺望を確かめながら歩いています。
しかしながら、どうしても富士山の見える角度が出てこなくて、欲張りなことに、やきもきしながら歩いていきます。

今回の記事は二三月(にさんがつ)峠の手前までのレポートです。

この途中に個人のコレクションをたくさん集めた、”北大路コレクション”という博物館のような場所と建物がありましたが、日曜日なのに無人でしたので、ほとんど素通りしました。

聖岳と上河内岳 ↓

見え方が少し変わってきました。


カシバードで描画 ↓




登気野と塩見岳 ↓

登気野(ときの)は911mの峰で、塩見岳は南アルプスの3047mの雄峰です。


カシバードで描画 ↓




赤石岳・聖岳・上河内岳 ↓

赤石岳は3121m、聖岳は3009mと3000mを超す重鎮ですが、上河内岳は2803mと、少し背が低いですが、ここではそんな見え方ではありませんね。



カシバードで描画 ↓




熊伏山と登気野 ↓

熊伏山(くまぶしやま)と登気野を見ます。


カシバードで描画 ↓




三河の山 ↓

愛知県の良い山が見えています。



富幕山 ↓

また少し遠くなりました。



浜松市 ↓

その分だけ浜松市に近づきます。



夕陽台 ↓

小生の印象に強くは残っていないのですが、ひとつの位置ポイントに着きました。



ソヨゴ ↓

夕陽台には停滞せずに、ほとんど通過気味に通ります。道端にソヨゴの実が見えました。



ヒサカキ ↓

こちらは黒ずんだヒサカキの小さな実です。



二三月峠を目指す ↓

二三月峠には展望台があって、眺望が得られるということですので、期待しながら歩を進めていきます。



三岳山 ↓

その途中にも眺望の得られる場所が出てくると、その都度、こだわりを入れていきます。三岳山は467mの高さです。



竜ヶ石山と三岳山 ↓

竜ヶ石山(りゅうがしさん)は360mの山です。



カシバードで描画 ↓
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12/19日 陣座峠-富幕山・風越峠・尉ヶ峰・二三月峠経由奥浜名湖まで その5:昼食後、尉ヶ峰を越えて行く

2015-12-29 07:15:58 | 草花
前回、記事の都合で、パラグライダーの離陸地点からの景観が中途になっていましたので、それの続きからこの記事を始めます。
抜群の眺望を楽しんだ後は、前方が開けて、背後に風よけの樹木の茂った、この絶景のスペースで、昼食をとります。
それからもう一度景色を楽しんだのちに尉ヶ峰を目指して歩いていきます。
今回はその模様のレポートとなります。

城山 ↓

北北東に11kmほど離れて城山(657m)も見えていました。



浜松市 ↓

浜松市の高層建築、”アクトタワー”もより大きく見えています。



渥美半島の大山 ↓

手前の弓張山系のその向こうに見えているのはてっきり志摩半島の山かと思いましたが、こりんさんが、渥美半島の先端に近い、大山(328m)だと、すぐ、訂正を入れてくれました。
志摩半島の山並みは大山の右側背後にごく薄く連なって見えています。ここからの距離は90kmを超します。
時刻は正午を少しだけ過ぎていますから、もうガスが出てきていますね。


カシバードで確認 ↓

ここでは志摩半島の山までは届かない距離を設定して、描画しています。(ですから志摩半島の山は画の中に入ってきていません。)


平尾山と五井山 ↓

東三河の海岸近くの山も見えています。平尾山は464mで、豊橋市で一番標高の高い山、五井山はそれよりも10m低い山で、蒲郡市と豊川市の境界にあります。



カシバードで確認 ↓




坊ケ峰 ↓

坊ケ峰(446m)は、弓張山系の県境稜線上の山です。



神石山 ↓

神石山(325m)も弓張山系の、県境稜線上にあって、一等三角点を持つ山です。



離陸地点(パラグライダーのランチャー台)で景色を楽しむ人たち ↓

眼下の浜名湖をはじめとする絶景を楽しんでいる人たちの姿は、シルエットになってしまいました。
ここで昼食後に景色の再確認をした後、尉ヶ峰の山頂に向けて歩き出します。



ミヤマシキミ ↓

赤い実を見つければ、とりあえず、撮ってしまいます。



尉ヶ峰まで樹陰の稜線歩き ↓




尉ヶ峰の山頂 ↓

パラグライダーの離陸地点から歩き始めて15分ほどで、尉ヶ峰の山頂に着きました。ここからの眺望の印象が記憶にないのです。
背後の木が邪魔をしていて見えず、前方の浜名湖方面の眺めだけだったのでしょうか。
山頂では休憩を入れずに、ほとんど、通り過ぎてしまったといった状態のようでした。



ムラサキシキブ ↓

一週間前の山行では大変頻繁に見ていたムラサキシキブの実でしたが、この場所に来るまでの道中では、ほとんど見ないで来てしまいました。



カンアオイ ↓

ある地点から、道沿いにカンアオイがぞろぞろと出てきだしました。今はもう、花を地べたにつけています。



本宮山 ↓

西三河と東三河の境にある本宮山(789m)がチラっと見えました。ここから北西20kmの距離にあります。



富幕山 ↓

この日最初に到達した山の頂だった、富幕山(563m)は、3.6kmほど北西に離れました。



恵那山が見えたっ! ↓

この日初めて恵那山を見ることができました。今までは位置の関係で、ほかの山に隠れていたのです。



ズームして ↓

三河の山と、恵那山や大川入山に近づいてみます。
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ひとまず年末のご挨拶を申し上げます。

2015-12-28 07:30:09 | 草花
12月28日、は官公庁の仕事納めの日となっているのでしょうか。
すでに民間では年末・年始休みが始まっている会社も出ています。

そうなりますと、この期間をネット休みに定めているお方も多くなることでしょうし、家事に忙しくなるお方はネットどころではなくなる場合もあるようです。

そこでひとまず、「ぶちょうほうのさんぽみち」(旧名:「気ままに野山」)でも、亭主ぶちょうほうから年末のご挨拶をしておこうと思い立ちました。

ご挨拶:
この一年も、皆様に、たくさん楽しくお付き合いいただきましたことを感謝申し上げます。
ひつじ年のこの年は、小生にとっても6巡目の年男の年でありました。
悲喜交々のこの年を、一年間つつがなく過ごせましたのも、皆様との交流のたまものと感謝申し上げます。
皆様におかれましては、来るべき新しい年が、健康に恵まれ、光り輝く一年となりますように切望しております。

どうか良い年末・年始でありますように・・・・。

年末の身近な花模様をお届けしてご挨拶の結びと致します。

小生はここで年末のご挨拶をした後も、年内はブログを休まずに毎日更新することにしております。
(それによって一年365日、ブログを休まずに更新し続けたという、自己新記録が出来上がりますから)

オンシジウム ↓


ナンテンの実 ↓


水仙 ↓


日に透かされた水仙 ↓


マンリョウ ↓


ドライフラワーとなったヤマラッキョウ ↓


仏花用の菊 ↓


ミニトマトの花 ↓


ミニトマト ↓


シキミのつぼみ ↓


アメジストセージ ↓


ツバキ ↓


椿と冬空 ↓


乾燥中の銀杏 ↓




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12/19日 陣座峠-富幕山・風越峠・尉ヶ峰・二三月峠経由奥浜名湖まで その4:パラグライダー離陸地点まで

2015-12-28 07:14:29 | 草花
風越峠を目指して歩いていきます。すると、先ほど小生たちを追い抜いた男性登山者がこちらに向かって歩いてくるではありませんか。
これはいったいどうしたことなのか、すれ違う時に訊ねてみると、「通行止めがあって引き返した。」ということでした。
これは困ったことになりました。
小生たちはそのずっと先に目的地があり、そこに車を一台デポしてありますので、是非にでもそこまで行きつかなければならないのです。

でも、こんな時のために普段藪漕ぎを取り入れたりして、道の無いところを歩ていますので、その本番がやって来たと思えば良いわけですから、このまま進むことにしました。

アオキ ↓

赤や青い色の混じった、実の発育中の姿です。



紅葉 ↓

青い天気ですので、仰ぎ見る紅葉も、葉が少ないけれども、きれいに染まって見えます。



マンリョウ ↓

こちらは万両で・・・・・



センリョウ ↓

そして、こちらに千両が出てきました。



峠路 ↓

やがて山道はアスファルト舗装の車道に分断されます。ここが「風越峠」のようです。



問題個所 ↓

車道の向こう側、すなわち山道の取り付き口に通せんぼがしてあり、「完全通行止」と書かれていました。これは山道に掛かる森林で伐採作業をしているので、登山者の通行を遮断する措置のようです。
ところが日曜日のために作業はされていなくて、しかも通行上危険な個所もなさそうですので、「自己責任」を負うということを自分たちに言い聞かせてこの場所を通ることにしました。
ま、どちらにしても藪漕ぎよりも余程マシのようです。



コクラン ↓

伐採の場所は、何の問題もなく通行できています。 道端にコクランの株が見えました。この夏に花が咲いたようです。



稜線着 ↓

伐採個所の入り口と、出口に同じ表示がしてあり、どうやら問題個所は無事に通過できたようです。
道は山の稜線に着き、ここで休みを入れます。



マユミの実 ↓

別のコースから登って来た、女性を交えたグループが、目ざとくマユミの実を見つけました。小生もお相伴します。



黄葉 ↓

休憩後は稜線歩きを続け、先ほどのグループを追うような形で歩き出します。黄葉のある場所ではいちいち拘りを入れていきます。



パラグライダーの離陸地点 ↓

突然!…という感じで、目の前が開けます。そこにはほかにも登山者がいるようです。
ここが、話に聞くパラグライダーの離陸地点のようです。



離陸台 ↓

パラグライダーの愛好者たちは「ランチャー台」と言っているようですが、この日は風が強めでしたので飛翔する人は誰もいませんでした。
かわりに、この絶好の展望地をほしいままにしていたのは居合わせた登山者たちでした。



弓張の山並み ↓




カシバードで確認 ↓




その南方面 ↓




カシバードで確認 ↓
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