ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

9/29日 素晴らしい秋空がありました。 本日の日の出時刻付近の山岳眺望

2017-09-29 17:06:49 | 草花
昨日は午前中に雨は上がりましたが、その後もすっきりしない空でした。
ところが、今朝は、天気予報通りに素晴らしい夜明けとなっていました。

この上天気に、堪らず、近くの高楼を訪ねてみることにしました。

自転車で漕ぎだしたのは午前6時少し前のことでした。
14階建ての建物の最上階に上がるまでは、遠くを眺めずに、はやる気持ちを抑え、ワクワクしながら登って行きました。

14階について最初に目をやったのはこちらでした。
木曽御嶽 ↓

このあたりから見ることのできる一番背の高いのはこの山です。
時間の関係で、ややシルエット気味となっています。



木曽御嶽と猿投山 ↓

ここからは、木曽御嶽は猿投山の背後になります。


奥三界岳 ↓

裏木曽の奥三界岳(1811m)も見えています。この山は300名山の仲間入りしているそうです。



中央アルプス ↓

日の出直後ですので中央アルプスも見づらい感じになっています。

山名確認 ↓

カシバードで山名確認をします。



恵那山 ↓

恵那山の山体に朝日が当たっています。



恵那山・大川入山・蛇峠山 ↓


山名確認 ↓

カシバードで山名を確認します。



西三河の山々 ↓


山名確認 ↓




鈴鹿南部・中部の山 ↓

こちら方面は名古屋の向こうですので、いつもは見えにくいのですが、今朝は違い、良く見えています。

山名確認 ↓

カシバードで確認します。



鎌ヶ岳・御在所岳・国見岳 ↓

鈴鹿山地では人の一番集まる部分です。



釈迦ヶ岳 ↓




竜ヶ岳 ↓




藤原岳 ↓

石灰石の採掘で山肌が削り取られて無残な姿になっています。



養老山地 ↓

こちらはなだらかな連なりになっています。



伊吹山 ↓

伊吹山は前に建物が立ち、視界を妨げられています。



名古屋駅周辺のビル群 ↓

JR名古屋駅周辺の高層ビル群が小さく見えています。



アオサギ ↓

山岳眺望を楽しんだ後は階段を下りて行きます。下を見ると川面に魚を狙っていた鳥が見えました。
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秋らしくなって来ました。

2017-09-21 07:06:45 | 草花
台風18号が日本列島を駆け抜けてから、また一段と秋らしくなってきました。

昨(9/20)日の午後、昼の休憩後に自転車で付近をちょっと周ってみました。

そろそろ木の実が落ちていないかと公園に行きましたら、早いものではどんぐりが色づいて落ちていますが、大抵のものは先日の強風によって無理やり枝からもがれたものや、葉っぱごとむしり取られたものもありました。

そのどんぐりを拾って、去年の春まで孫がお世話になった保育園に持って行きますと、却って有難迷惑がられるかと思いましたが、ことのほか喜んでもらえました。

今度は神社に行ってギンナンはどうかと、その木の下に行って見るとこれも青いうちから強風で落とされたものも含めて、そこそこの数が落ちていました。

田んぼの畔では、ここに来て、ヒガンバナはぽつぽつと咲きだしてきましたね。

我家の柿は消毒と摘果を怠りましたので、今年も生らせすぎで、しかもこんなに早くから色づいてしまいました。
こうなったものは実が未熟なうちに落果してしまいます。
毎年、来年こそは「丹精込めて・・・・」と心の中で決めるのですが、それをいつも実行できないのが嘆かわしいことです。

ドングリ ↓

マテバシイとクヌギの実が混在しています。



銀杏 ↓

柔らかい皮を除去するのが一苦労です。かぶれるし、匂いが臭くて閉口します。



ヒガンバナ ↓



やっと咲き始めたところです。これからお彼岸に向けて一気に咲き揃うのでしょう。



柿 ↓

誰がどう見ても枝に実がつきすぎています。おまけにこんなに早くから色づいてしまい、適切な作業を怠けているのが見え見えですね。
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9/13日 本宮山(砥鹿神社・岩戸神社・山頂三角点)その6(最終記事) 旧スカイラインと県道を経由して下山。

2017-09-20 07:04:26 | 草花
今回がこのシリーズの最終記事となります。
旧スカイラインを7kmほど歩き終わると今度は、山の下り道となります。この道は県道岡崎清岳線で、車を駐めた場所までの距離が6kmあります。(高度差は320mある下り道です。)
旧スカイライン歩きの途中で思い出したことですが、終点のくらがり渓谷駐車場に”門限”があり、それは午後5時だったということでした。
その駐車場も現在は無料開放されているので、ゲートは無かったと思いましたが、「もしかするとチェーンを張って出入りを規制しているかもしれない・・・」ともややこしいことを思いました。

残り時間が少なくなっています。県道岡崎清岳線と合流したのは午後4時20分のことでした。
駐車場まで6kmの道を40分で下ってみようということになりました。

小説「木枯し紋次郎」(架空の人物ですが)の歩速は時速6kmとされています。
ところが、今回は40分で6km歩くということになります。これは時速9kmに相当し、彼の紋次郎さんよりも1.5倍早いスピードを要求されます。如何に下り道と行っても歩きだけでは到底無理ですね。
そこでランニングを混ぜて下って行くことになりました。

ウツギの実 ↓

未だ旧スカイラインをのんびり歩いています。この時、時刻は14時55分。



檜の実 ↓

これも、花粉アレルギー持ちの小生は、あまり近寄りたくはないものとなっています。



リョウブの花の後 ↓

青い実が沢山ついています。



材木の山 ↓

まだ細い木もひっくるめて、たくさん積まれています。



3km地点 ↓

旧スカイライン歩きは7.3kmありましたので、まだ4.3km残っています。この頃は残り時間のことを全然気にしていませんでした。



センニンソウ ↓

綺麗に咲いていました。こちらはセンニンソウですが、あとから出てくるボタンヅルは花が終わっていました。



タラノキ ↓

タラノキは花ざかりとなっています。



ヨウシュヤマゴボウ ↓

平地の線路際で見た花は、こんな山にまで入ってきています。



イタドリ ↓

歩き始めのところで見たイタドリは、高いところでは、今が花の盛りでした。



チカラシバ ↓

15時38分。このあたりから時間のことが気になり出しましたが、道端にこういうものが出てくると、「駐車場の締め出しを食ってもいいや・・・」という考えも出てきて、自分の中で態度を決めかねていました。



イヌザンショウ ↓

朝来るときに林道沿いで見たものですが、こちらのものは近くて色鮮やかでしたので、もう一度向き合います。



ウリカエデ ↓

ウリハダカエデはよく見ていますが、ウリカエデは今年あまり見なかったので、これもプロペラごと撮ります。



サンカクヅル ↓

別名:”行者の水”でしたね。せっかく実が生っていたので、賞味していきます。ブドウ味をおいしいと感じました。



ミツバアケビ ↓

栄養状態が悪いのでしょうか、貧相な実がぶら下がっていました。



ボタンヅル ↓

ボタンヅルは、もう実の姿になっています。



クズ ↓

そういえば今年はクズの花の清新なものを見ていませんでした。



7km地点 ↓

7km地点になりました。旧スカイラインはあと300mで終わりになります。



ネコハギ ↓

時刻は16時12分。この写真を撮ってから、カメラをザックに収めて、17時までに下り終える気持ちになりました。以後は駐車場に着くまで写真を撮りません。



県道岡崎清岳線の6km区間を、急ぎ歩きにランニングを交えて、高度差320mを真剣に下って行きます。



歩行数 ↓

駐車場には17時08分に着きました。目指すタイムよりも遅れましたが、そこはチェーン規制もされていなくて自由に出入りできるようになっていました。
ここで汗びっしょりの身体をクールダウンさせ、ストレッチをしてから家路につきます。
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9/13日 本宮山(砥鹿神社・岩戸神社・一等三角点・スカイラインと県道歩き)その5  山頂からスカイライン経由で戻る

2017-09-19 07:05:51 | 草花
この山行は花や景色を愛でることよりも、歩くことそのものを楽しもうと思って来ています。
それでも道々で出会った草花や木の実、山の眺望などは、もちろん、それぞれにこだわりを入れていきます。

本宮山の山頂で小休憩をしてからあと、次なる目的は、普段は車で走る道を、愚直に歩いて通そうということでした。
こういう”馬鹿な”考えは、自分以外の人と歩く場合は(趣味合わせが必要になる団体行動では)、「傍迷惑な」嗜好となりましょうね。
単独で歩きますと、こういうことが思いのままにできるという、(小生にとってはとても大事にしている”思い入れ”を実行できる)自由性が確保できます。

昔は有料道路の本宮山スカイラインでしたが、10年ほど前から愛知県道となり、無料解放された道を7kmほど歩いて行くことにします。

山頂からの眺望を少しだけ固めます。
豊橋方面 ↓


富幕山 ↓


坊ヶ峰 ↓


三岳山 ↓

今放映されているNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の舞台はこの山麓にあるようです。

視野を広げて ↓


山名を確認(カシバード) ↓




これから後は山頂を辞して、帰りの道になります。



オニルリソウ ↓



山頂付近の空地に生えていました。



テンニンソウ ↓

昔は山頂の一角に保護されて生育していて、それは砥鹿神社の神官の方が世話していたそうですが、その方がいなくなり、その保護域も消滅してしまいました。
それが散逸したのか、それとも、もともと山頂周辺に生育していたのかは定かでありませんが、アンテナ施設の周辺にわずかに残っていました。
未だ蕾だったので、花が意外に遅いと思いました。



廃れた道 ↓

高度経済成長の頃、こんな山の裏側にまでセメント舗装の登山道がありましたが、オイルショック以降の経済停滞期からこのかた、放置され続けて、今では舗装した道がセメントごとずり落ちて、人が歩ける状態ではなくなっていて、道が閉鎖されていました。
ここでも、セメント製の木を、横に置いて作られた坂道も、崩れてしまっています。



昔の光、今何処 ↓

ここは使われなくなった駐車場ですね。旧スカイラインから進入できましたが、今はフェンスで閉ざされてしまいました。



振り返ると山頂のアンテナ群 ↓

その駐車場から振り返ると、本宮山頂のアンテナ群が見えています。



野外センターの跡地 ↓

駐車場の先に広い平地があります。ここに県の施設で野外センターの建物がありましたが、今はこのような更地になっています。
公費で理屈を並べて自然破壊をして、利用者が少ないのを以って建物を解体撤去し、今では遊休の地になっています。結果、残ったのは自然が壊されたことだけでした。
これがすべて公費で行われるのですから。勿体ないことです。 一部に潤ったところもあることでしょうね。



道路上の標識 ↓

緑色のプレートに1/6kmとあります。200mごとにこの看板があり、この数字の意味を類推しながら歩き、どうやらこれは基点から1.6km地点を指すようだと理解しました。



アカメガシワ ↓

アカメガシワは、もう実が出来ています。



栗 ↓

栗は、どれも未だ、イガを開いてはいませんでした。



ケンポナシ ↓

ケンポナシの実のついた枝を、こんなに身近で見たのは初めてです。冬になると、この実のついた枝が膨らんで、(膨らんだその枝を齧ると)甘くておいしくなりますね。



ノリウツギ ↓

ノリウツギは、花の終末期になっていました。
コメント (2)
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9/13日 本宮山(砥鹿神社・岩戸神社・一等三角点・スカイラインと県道歩き)その4  岩戸神社・砥鹿神社・山頂まで

2017-09-18 07:01:18 | 草花
本宮山の山頂周辺にはいろいろなものが盛りだくさんに集まってきています。
まず、ピンポイントで、山頂には一等三角点や天測点があります。
これがあるということは見通しの良い場所であることになっていますから、三角点のそばには放送局のアンテナはもちろんのこと、自衛隊や国土交通省のアンテナもここに集まって来ています。

標高が700mを超す位置にありますすので、ここにアイススケートのリンクスが設置された時代がありました。そして、人集めのために小動物の飼育舎もありました。(現在はいずれも平地化して居ます。)

そして昨日記事にした「天の磐座」(あまのいわくら)があり、その根元に岩戸神社があります。
また、砥鹿神社の奥宮があり、参詣の人たちは車なら旧スカイラインを使って気軽に来れるし、身体の元気な人なら麓から歩いても来られます。
近年はウォーキングの老若男女が引きも切らずに参集し、それを当て込んで、山麓には「日帰り天然温泉」施設まで出現しているほどです。

小生の今回の山行はそういう喧噪を避けて、静かな渓谷歩きで山頂部分までやって来ています。
岩戸神社の前の霊神 ↓

ここが岩戸神社ではなくて、これはその手前の(おそらくお守りの)神様です。
小さなお像の背後には「導宗霊神」「妙念霊神」「妙意霊神」と書かれた木の札が立っています。



岩戸神社の入り口 ↓

ここから神社の”参詣道”に入っていきます。入口は狭い岩の隙間で、身体を横向きに屈めないと入っていけません。初めての時は、入った後に、再びここに出てこられるか不安になったものです。



”参詣道” ↓

四方を岩に囲まれた、暗くて狭い空間、今にも石に押し潰されそうで・・・・・閉所恐怖症ならずとも、恐怖を感じる場所ですが、この区間は5メートル足らずでしょうか、まことに小規模極まる参詣道です。
突き当りに”もの”が置いてあります。



岩戸神社 ↓

突き当りにあった”もの”は神社の社殿でした。
参詣道が極小規模なら、社殿もまるでおもちゃのような極小規模振りです。
しかしこれを指して”もの”とは罰当たりな表現ですので、前言を「岩戸神社の社殿」と訂正させていただきます。
お参りを済ませ、岩に囲まれた参詣道をすり抜けて外に出て、崖っぷちの階段を上り、山道に戻ります。



今度は砥鹿神社奥宮へ向かう ↓

岩戸神社のあとは砥鹿神社の奥宮を目指し、山中の巻き道を歩きます。



途中の池 ↓

その途中に人工の池があります。おそらくこれは、昔、この上にあったスケートリンクスの施設跡ではないかと思います。



池の鯉 ↓

その池には錦鯉が二匹いました。もう20-30年はこの大きさでいるようです。



ミジソバか? ↓

池のふちを歩いてみるとこんな花も咲いています。



オタカラコウ ↓



池に水が入り込む付近ではオタカラコウも咲いています。
以前はこういう場所以外でも、ここまで来る道筋でこの植物を見ていましたが、シカの食害でしょうか、すべて消え失せてしまいました。



ヤマジノホトトギス ↓

ホトトギス類はここへ来るまでにもいくつか株を見てきましたが、すべてが未だ蕾でした。
この株だけが花をつけて出て来ましたが、随分小さな株でした。



ツルアリドオシ ↓

赤い実をつけています。



赤裸 ↓

この付近で赤い樹肌の杉を見かけます。これは今年皮を剥いだ杉の木ですね。なんでも神社仏閣の屋根に剥いだ杉皮を使うそうです。
あたりの茶灰いろの樹肌はそれ以前の年に剥いだ樹幹です。



参詣道 ↓

砥鹿神社奥宮の社殿が近づいて来ました。石段の参詣道周辺は如何にも神寂びています。



社殿 ↓

砥鹿神社奥宮の社殿にお参りしていきます。当初はここが砥鹿神社の本社(ほんやしろ)だったそうですが大宝年間(701年~704年)に、里(三河の國一之宮)へ社殿を造営し、山頂の社(やしろ)を奥宮、里の社殿を里宮とし、現在では里宮が本社のようになっています。



御神木 ↓

社務所前には御神木の、樹齢1000年以上と言われる大杉が立っています。ここを通り、山頂を目指します。



シロモジ ↓

途中でシロモジの木に実がついているのを見ました。



山頂まで最後の登り ↓

これを登りきると、あそこが山頂です。



山頂 ↓

その昔は小石の堆積はありませんでしたが、これが流行りなのでしょうか、だんだんと増えてきています。



一等三角点 ↓

付近には天測点の大きな標石がありますが、これは人工衛星での測量に切り替わったようで、今は用無しになったのでしょうか、せっかくの構築物が傾いてしまっていますから、撮影はしたのですが掲載は割愛しておきます。
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