ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

8/31日 八月の終わりも残暑で締めくくり  

2021-08-31 11:26:06 | 草花
八月最後の日となりました。 今日も情け容赦なく灼いてくれます。
現在の室温は31℃で、これは微妙な温度です。 室温が32℃を超えたらエアコンを回すことにしているのですが、今一つのところで夏を体感していることになります。
しかし、熱中症になってはいけませんので、用心のため、背中に扇風機の風を当ててはいます。

中旬頃の長雨のために、その前にはうるさく鳴いていたクマゼミの声を、雨が終わってからはそれほど聞かずに済みました。

先ほど自転車で付近を巡回してきましたが、神社の森でツクツクボウシの鳴き声を聞いて、これで夏を送ることになりそうだと実感しました。

〇夜空の眺め 
木星とその衛星 ↓

木星の衛星は、今回、3つだけ見えています。


8/28日の月 ↓

これは月齢20.0になります。


昨晩(8/30)の月 ↓

下弦の半月になります。この時の月齢は22.0.



そして今朝(8/31)の月 ↓

今朝午前8時40分、月齢22.4の月です。



〇明るい空の下
ツルボ ↓

寒冷紗の網目からツルボの花穂が抜き出ています。



サトイモ ↓

盛夏に雨が長く降ったので、サトイモにとっては好都合だったようで、例年よりも多く分球しています。
外出自粛が長引く気配ですので、家庭内の「芋煮会」になりそうですが、主役として大活躍してくれるでしょう。



ヒオウギ ↓

花は一段落しているのですが、株が多いので、花の命がまだまだ生き永らえています。



ワレモコウ ↓

知らぬ間に咲いて来ていました。これなどは秋の花のイメージが強いのですが、今盛んに花を咲かせてきています。



ミズオオバコ ↓



暑いさ中に自転車で漕ぎだしたのは、この花が見たかったからです。
今回はいつも見る農業用水の水路ではなくて、田んぼの中でたくさん花を見ました。



アメリカミズキンバイ ↓



これも田んぼの中で、稲の外周に相当数蔓延っています。



スベリヒユ ↓

スベリヒユの花を今年になってから、初めて見ました。



コナギ ↓

コナギも水田で相当数蔓延っていますが、どの株も花をつけていなくて、花を見たのはほんの少しでした。



稲の稔り ↓

この付近の水田の稲はこの程度の進み方です。



ケイトウ ↓

用水路の法面、コンクリートの隙間から茎を立てて咲いていました。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナ 緊急事態宣言下での生活

2021-08-28 09:31:42 | 草花
昨(8/27)日から9/12日までの間、小生の住む愛知県でも緊急事態宣言が出されました。
緊急事態宣言疲れとも緊急事態宣言馴れともいわれていますが、もう一度この緊急事態宣言の下で取るべき行動を確認してみました。
まず全般的な方針として、
A.飲食の場を避ける観点から、飲食店等に対する休業要請又は営業時間短縮要請、.
B.不要不急の外出自粛、
C.テレワークの推進、
D.イベント開催制限等   を打ち出しています。

上の中で特に小生のようなリタイア組にかかわりの深い項目はBの「不要不急の外出自粛」となり、生活に必要な場合を除き、日中も含めた外出は自粛するように要請されています。

※除外項目の「生活に必要な場合」とは・・・医療機関への通院、食料・医薬品・生活必需品の買い出し、必要な出勤・通学、自宅近隣における屋外での運動や散歩など、生活や健康の維持のために必要なもの・・・を指すようです。

こうなると、山を歩くことは「自宅近隣」ではないので宣言下ではありえない行動となります。
しばらくの間は、善良な市民として県の方針に従ってまいりましょう。

8/22日の十五夜の月 ↓

始めのうちは雲に邪魔されていましたが、時間が経つと良く見えて来ました。



そして、昨晩の月 ↓

これで月齢19.0となります。久しぶりに良く晴れた夏の夜空になっていて、街の明かりがなければ天の川も見えるかもしれないと思いながら夜空を見ていました。



木星 ↓

木星は実に明るく輝いていました。ソフトで拡大していくと、4つの衛星が見えて来ます。



ユウスゲ ↓

今年最後のユウスゲですが、この夏は昨夏よりも少し多く花が付き、今夏は累計で112輪咲いてくれました。



百日草 ↓

だいぶ前にもこの花を記事に載せましたが、未だ盛んに咲いて来ます。



ヒオウギ ↓

これは返り咲きですが、まばらに咲いて来ます。



ツルボ ↓

この草にとっては今年は過酷な環境にしてしまいました。次の年はもう少しましにしたいと思います。



ピーマン ↓

形の不そろいの実が生っていますが、こういう種類なのかも・・・・
味はどうなんでしょうね。




 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は十五夜で、満月(望月)です。 

2021-08-22 11:52:17 | 草花
しばらくブログの更新が滞っています。
コロナの自粛生活に入っていて、今後、こんな状態が続くと思いますがご容赦ください。

政治と政治家は結果が勝負・・・・・と言われていますが、それではコロナが際限なく蔓延しているこの現状を、今までの手立ての「結果」として、政治家たちはどう認識しているのでしょうか。 

都市封鎖(ロックダウン)は憲法22条(居住・移転および職業選択の自由)に抵触するのでできないということで、状況悪化の無限ループ入りしていますが、それでは第25条の生存権(国民が健康で文化的な最低限度の生活を営む権利)よりももっと深刻な、生命の危機にかかわる問題に直面している今は「超法規的措置」なるものを国会の全会一致でなら打ち出せないのでしょうか。

数式的に表せば: 「いのち」 > 「自由」  となるような気がしますが、
下世話な言葉で: 「命あっての物種」  ということわざがあるくらいですから。

さて、辛いことばかり見ていても仕方がないので、無理にでも話題を変えたいところです。
ISS(国際宇宙ステーション)は昨日未明から見えて来ているのですが、朝の時間が早すぎて小生の手におえません。
23日は〇、25、26日の見え方は◎なのですが午前3時或いは4時台と「とてもじゃない」時間帯です。
8月中はすべて未明の時間帯で、これはお付き合いしかねますね。
9月になればどうにかなるのか?・・・・・次なる発表を待っているところです。

そして、やっと表題のお月さんのことになります。
今晩は十五夜で、しかも満月だそうです。(満月になる瞬間は21:02分だそうです。)

〇月の出
    東京は:18:38----南中は:23:57
    名古屋:18:48----南中は8/23日00:09    
    大阪は:18:53----南中は8/23日00:14

昨晩は月が見えましたが、今晩はどうなるでしょうか。

昨晩の月齢13.1 ↓

昨晩、雨がまだ降るのか、確かめに外に出たら、月が輝いていました。いそいでカメラを持ちだして来ると、大した時間が経ったわけでもないのに、雲に隠れています。
しかし、雲の流れがとても速かったので、そのまま外で待ち続けることにしました。最初に現れた月を”保険で”撮ります。



やがてすぐに・・・・・↓

雲が掛かり、どんどん厚い雲が月を隠してしまいました。 でも、雲の流れはとても速くて、次なる出現に期待して、そのまま待ちます。



くっきりと・・・・・↓

待つことしばし、やがて月がくっきりと見えるようになりました。これで月齢13.1となります。



木星 ↓

月のそばで木星がとても明るく輝いています。それを手持ちで撮り、その画像をPC上で思い切り引き伸ばしてみると、4つの衛星も見えて来ました。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8/11日 奥三河の山地を訪問 その7(最終記事):茶臼山の山頂まで行き、奥三河の山並みをみてから下山。

2021-08-18 07:08:09 | 草花
奥三河の山を車を使って移動しながらこりんさんとともに楽しんだ山旅のシリーズはこの記事で最終となります。
この山行の当日は、抜群のピーカンの空ではありませんでしたが、不思議と山上ではある高さから上の空が晴れていて、こんな時期には見えにくい富士山まで見えてしまうような幸運に巡り合うことが出来ました。
さすがに花の時季は過ぎていましたので、「今まさに花盛り」という訳にはいきませんでしたが、それでも、季節に見合った花がポツポツと姿を出してきていて、それなりに楽しむ時間を持てたように感じました。
山行全体としてはとても豊かな思いを体感できました。

山から帰ってからは、ここのところの長雨と、新型・新新型のコロナによって国中が沈滞気味で、今後の外出も、気兼ねなくする雰囲気ではなくなってしまいました。
小生の場合、予防接種は6/18日には第二次の接種を完了していますが、それでもって他人にうつさない訳ではないということですので、やはり公共交通機関を使っての移動は適切ではなさそうですので、また、しばらくの間は自粛生活に戻るのが、市民としての常識的な生活態度なのではないかと思っています。
いつまでこの状態が続くのかは判りませんが、耐えていくよりほかにありませんね。諦めずに静かに暮らしてまいりましょう。

クサイチゴの実 ↓

カエル館から車を置いたところまで戻る道筋でクサイチゴの実を見つけ、口にしますが、酸味が強くて、甘さがちょっと足りません。



サワギク ↓

同じ道筋で今度は草丈の随分低いサワギクの花を見ます。


車を止めた場所まで戻り、車で登山口まで移動します。


ホタルブクロ ↓

登山口から山頂を目指して歩き始めます。標高差は150mくらいのところです。
山道沿いにホタルブクロの花が出てきました。



登山道 ↓

歩き始めは緩やかな傾斜で、笹の道でしたが、やがて岩の露出した道に変わり、傾斜も強くなります。



ヒカリゴケ ↓

「雷岩」というやや大きな露岩の下部の岩の洞にヒカリゴケがありました。普通の光線では、判りにくかったので、フラッシュで発光させて、明暗を強調し、やっとその存在が確認できました。



長野県側の展望台跡 ↓

かつては山頂部の東北側に長野県側の展望台がありました。それが鉄製で、腐食が相当進んでしまい、危険との判断によって、ついに撤去されてしまい、その後復活しないままにこの日があります。
ここから南アルプス方面の眺めは絶景でしたので、じつに残念なことです。



愛知県側の山頂 ↓



3000m級の名峰をいくつも持つ長野県にすれば、1415mという”低さ”の県最南部付近に位置するこの嶺は歯牙にもかからない存在かもしれませんが、高峰を持たない愛知県にとってはこの峰こそが県内の最高位置にあります。
・・・・ということで、上等なウッドデッキ展望台を備えたりして下には置かない待遇を用意しています。

そのウッドデッキの展望台からは南アルプス方面は木々に遮られて見えなくなっていますが、わが愛知県の奥山の眺望だけは抜群です。この日最後の眺望を確認します。

三ツ瀬明神山 ↓

この山は日本二百名山・三百名山に入るべき山なんですが、選定者の無知と不見識によってそれから外れています。
でも、それによって山が荒らされずに自然の状態を保っていられますので自分的には留飲を下げています。



奥三河の山塊 ↓

この山域も個性的な山の集まりで、季節ごとに楽しめる山ばかりです。



日本ヶ塚山 ↓

東南方向には長野・静岡の県境に近い位置で、この山が見えています。山裾には佐久間ダムの湖水が湛えられていますが、それはこの山の向こう側になりますのでここからは見えません。



萩太郎山と浜松のアクトタワー ↓

手前にお隣の萩太郎山があり、その向こうには浜松駅北東のアクトタワー(市有施設と民有施設によって構成される複合施設群:地上213m、45階)があり、霞んだその中にぼんやりとは見えていました。写真では相当苦しいですが、見えてはいます。



マユミ ↓

展望台のすぐ下にマユミの木があり、実をつけています。



お向かいの萩太郎山 ↓

すぐ前には萩太郎山があります。愛知県で二番目の標高を持つ山ですが、頂上付近まで開発されていて、スキーのゲレンデやリフト、シバザクラのお花畑まで作られてしまいました。地元富山村の観光収入を当て込んでの政策なのでしょうが、自分の中では是非早めに撤収して、自然に復してもらいたいと、都合の良いことを願っています。(自分は舗装道路を使って行き来しているのに言うことが矛盾していますね。)


景色を楽しんだ後、山頂から下りていきます。



ヤマジノホトトギス ↓

下山途中では草の花をほとんど見ませんでした。わずかにこの花だけは気づきました。



下山 ↓

茶臼山から下山して、(後姿は同行のこりんさん)今度は車で、国道まで下りてから、151号を走り、出発地点のJRの駅まで戻ります。
帰宅した時間は6日前の蛇峠山の時と同じで午後七時少し前のことでした。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8/11日 奥三河の山地を訪問 その6:茶臼山湖畔・カエル館にて蛙の生体展示を見る。

2021-08-17 07:05:40 | 草花
茶臼山の中腹、長野県根羽村側の標高1245mのところに茶臼山湖があります。これはおそらく人工の湖(というよりもちょっと大きめの池)だと思いますが、周辺がやや湿地になっていて、それに適した植物があります。
ロッジ風の施設もあるのですが、今回はそれには触れませんが、植物に限定すると、水芭蕉なども咲くのですが、これは持ち込みではないかと考えています。
そのほかに対岸にはウメバチソウなどもあるようですが、時季がやや早いのでそこまでは行きませんでした。
そしてなんといっても特筆すべきは、天然記念物の「ネバタゴガエル」を生体展示している「カエル館」です。(入館料が必要)
このネバタゴガエルは「ゲロゲロ」でも「ゲコゲコ」でもなく、「クワックワッ」でもなくて犬のように「ワン!」となくそうです。
行ったときにその鳴き声を聞くことはできませんでしたが、館内にビデオが設置されていてそれで視聴してみると、確かに犬のような声で鳴いていましたが、その声は「キャン」に近いと感じました。

車道から茶臼山湖に向かって下りていきます。

”トリカブト” ↓

ここの”トリカブト”はカワチブシというようです。


クリンソウ ↓

花は終わっていました。もしかすると持ち込み植物かもしれません。



アケボノソウ ↓

こちらは未だ蕾を膨らませているところです。



茶臼山湖 ↓

茶臼山湖の向こうに南アルプスの荒川・赤石・聖・上河内岳が見えています。



ネジバナ ↓

平地ではとっくに花が終わっていますが、ここではまだ花が見られました。



シロニガナ ↓

花が末期の、やや萎れたものでした。



タマアジサイ ↓

ここでもタマアジサイの花を見ます。


天然記念物のネバタゴガエルを見るために「カエル館」(有料)に入ります。

水色アマガエル ↓

こういう色は初めて見ました。



ネバタゴガエル ↓

これが犬のように鳴くという天然記念物のネバタゴガエルです。”天然記念物”は国指定でしょうか?。それとも県?または村? それとももしかして自称なのか?



アズマヒキガエル ↓

ガマガエルというのはこのアズマヒキガエルやヒキガエルを指すそうです。
立派な体つきと風体ではないでしょうか。なお後頭部の耳腺からは強力な毒液が分泌されますが、耳腺だけでなく皮膚や背中にあるイボからも白い有毒の液を分泌します。
この毒は神経系・ステロイド系の毒素で、かなり強くて、皮膚につくと炎症を起こすので、極力触らないほうがいいということです。
しかし、毒は薬ともいわれるくらいで、昔は筑波山の「ガマの油」はこれを採取して薬を作っていたそうです。(現在は別の成分)

カエル館を出ます。車を置いた場所まで林内の山道を登って戻ることにしました。

イチゴの実 ↓

この葉は見覚えがあるような・・・・・こんな時季でしたので、名前が出て来ませんでしたが、マルバフユイチゴ(別名コバノフユイチゴ)ではないでしょうか。



エンシュウツリフネ ↓

エンシュウツリフネの花が咲き出した・・・・ということで初めて見た花でした。とても小さな花でしたね。



ブナの林 ↓

辺り一面に若い?ブナの木が立ち並んでいます。原生林ではなくて戦後からの林ではないかと思いました。



岩の上に根を出して・・・↓

こんな条件でも生育する努力・執念は見習わないといけません。



トチバニンジンの実 ↓

トチバニンジンの実が赤くなる季節になっています。トチバニンジンのうちで実の先が黒くなるのはソウシシヨウニンジン(相思子様人参)というそうです。(by多摩NTの住人様)



”ニガクサ” ↓

ニガクサあるいはツルニガクサの花も咲いています。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする